第4話:落ち着かない心
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
その時、本当はダメだとわかっていながらも、遠回りしてA組の前を通った。
もちろん、南野君目当てで。
だけど…そこに、彼の姿はもうなかった。
『はぁ』
私ったら、何をしてるんだろ。
極力避けるように言われたのに…
何故、彼を探しているんだろう?
益々、自分の気持ちがわからない。
『…それより、バイトだ、バイト。頑張らなきゃ』
何とか気持ちを切り替え、バイト先を目指した。
ちなみに、私が働いているバイト先は
雪村食堂という定食屋さん。
雪村さんはご夫婦で定食屋を経営していて
とっても気さくで、優しい人達。
お子さんも一人いて
中学生の螢子ちゃんという可愛い女の子。
螢子ちゃんとも仲良くさせてもらっていて
会えばいつも、ガールズトークに花を咲かせているような仲。
ちなみに、螢子ちゃんはどうやら、幼なじみの幽助君のことが好きみたい。
いつも話せば幽助、幽助と耳にタコができるほど。
でも『幽助君のこと好きなんでしょう?』って聞くと
「そんなことない!」と
顔を真っ赤にして全力で否定してくる。