第4話:落ち着かない心
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「………そう、ですか…」
大分、長い間を置いてから
南野君は呟いた。
『妖怪とか…その…関係あるのかな…』
自分が妖怪だったと信じたわけではないけど、答えの鍵を握っているかもしれない南野君には、正直に、聞いてみるしかなかった。
すると、南野君は、すぐに答えをくれた。
「…妖怪っていうのは生まれたその時から、第六感が備わっているものなんだ。つまり、妖怪に憑依された君の体には第六感が元から備わっていたということなる」
『でも…今までは見えなかったんだよ?それが昨日の夕方から急に見えるようになって…』
「俺と関わりすぎた。それが、原因ですよ」
『え…?』
関わりすぎた?それは、一体…
「俺に近付いたことで、君の妖力が覚醒したんだ」
私は、目を点にして、チンプンカンプンになった頭で、必死に考えてみる。
「…分かりやすく説明しますね」
『お…お願いします…』
見兼ねた南野君の好意に
私は恥ずかしながらも甘えることにした。