第4話:落ち着かない心
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南野君と出会ってから、ずーっとおかしなことの連続だ。
出会う前は、変わったことなんて何もなかったのに。
それに…幽霊と妖怪って
詳しくないけど、紙一重で近い存在のような気がする。
もしも、そうなら
この問題を解決できるのも、相談できるのも南野君しかいない。
『よし…後で行こう』
「ん?何が?」
『え?あ!いや、何でもない!』
思わず、ポロッとこぼれた言葉を封じるように口を塞いだ。
また笑顔で誤魔化しながら、心の中では、ある決心をしていた。
南野君ともう一度だけ…話しをしよう。
…というわけで
決戦、昼休みがやって参りました。
昼食を食べ終えた生徒達のほとんどは
教室の外へ飛び出し、図書室や校庭、体育館などで有意義に過ごす者が多い。
そんな中、南野君はというと
A組で一人ポツンと、自席で本を読んでいた。
私は、ドアの隅から
南野君に声をかけようと試みるが…
緊張のあまり言葉がでない。