第3話:蔵馬と木花
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
『っ…』
なんて、優しすぎる言葉なんだ。
心の底から
生きていてくれたということを
喜んでくれている。
「…じゃあ、俺はこれで」
『………』
私は、言葉も出ないまま
南野君が出て行く足音と、屋上の鉄のドアが鈍い音を鳴らすまで
―――ずっと、その場に立ち尽くしていた。
~続く~