第28話:闇からの招待状
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
『よし!乾杯しよっ!』
「ええ?乾杯?紅茶で?」
「何に対しての…乾杯なの?」
『それは勿論、幽助君達の健闘を祈ってでしょ!はいはい、ぼたんちゃんも螢子ちゃんもしっかりカップ持って!』
奈由の突拍子もない提案に戸惑いつつ、螢子ちゃん達は言われるがまま、紅茶のカップを高く掲げた。
『…ぷっ』
紅茶で乾杯とは、やはりどこか不恰好で違和感がある。
だけど、それが何だか面白可笑しくて、3人は紅茶を高く掲げながら声を出して笑った。
「アハハッ!変なの!こんな乾杯あり?」
「ふふふっ、良いんじゃないかい!?ちょっと変わってるけどね。それじゃあ奈由ちゃん、乾杯の音頭とっておくれよ!」
『ではでは!幽助君、桑原君、飛影君…秀一君の健闘を祈ってぇぇ…』
『「「かんぱーーい!!」」』
ーーカチンッ…と。
茶器の音色が3つ重り響いた。
いよいよ迎える
暗黒武術会の始まりを告げる合図
そんな音のように
私達には………聴こえていた。
~続く~