第2話:矛と盾と南野君
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どうやら、今バスケットボールの試合の真っ最中だったみたい。
なのに、ずっとボーッとしていたもんで…
パスが回ってきたにも関わらず気付かず、腕にボールが直撃。
つまりは、捻ったってことだ。
「奈由…何ボーッとしてんの…」
『あいたた。本当ごめん…』
捻った腕に、段々と痛みが走る。
と、そこに体育の先生が、様子を伺いに現れた。
「群青さん、腕を捻った?どれどれ」
『痛い!先生、腕そんな引っ張らないでー!』
「あらま~…これは痛いねぇ。病院で診てもらった方が良いかもね」
もう痛すぎて、何が何やら。少しづつ腫れてきたし。
「授業も終わるし、あとは帰るだけでしょ?そのまま、病院に行きなさい」
『は…はい。わかりました』
奈由はコクリと頷きつつ、テンションは低め。
沙希達が「一緒に病院行こうか?」と声をかけてくれたが
これ以上の迷惑はかけられないと、やんわり断った。
南野君という存在に心を支配されてしまって、
怪我までして
友達にまで心配かけて…
今日は一日、自分に呆れるばかりだ。
なのに、ずっとボーッとしていたもんで…
パスが回ってきたにも関わらず気付かず、腕にボールが直撃。
つまりは、捻ったってことだ。
「奈由…何ボーッとしてんの…」
『あいたた。本当ごめん…』
捻った腕に、段々と痛みが走る。
と、そこに体育の先生が、様子を伺いに現れた。
「群青さん、腕を捻った?どれどれ」
『痛い!先生、腕そんな引っ張らないでー!』
「あらま~…これは痛いねぇ。病院で診てもらった方が良いかもね」
もう痛すぎて、何が何やら。少しづつ腫れてきたし。
「授業も終わるし、あとは帰るだけでしょ?そのまま、病院に行きなさい」
『は…はい。わかりました』
奈由はコクリと頷きつつ、テンションは低め。
沙希達が「一緒に病院行こうか?」と声をかけてくれたが
これ以上の迷惑はかけられないと、やんわり断った。
南野君という存在に心を支配されてしまって、
怪我までして
友達にまで心配かけて…
今日は一日、自分に呆れるばかりだ。