関連用語集

【八大戦役】
歴史上皇帝自ら帝国軍を率いて行った一連の戦いを“戦役”と呼び、皇帝直属のパーティーのみで遭遇した事象とそれに伴う領土拡大とを区別している。


その大半が七英雄との対決を含んでおり、戦役の結果として帝国領の拡大が見られる。また時代が下るにしたがって広範囲における陸海軍や地域勢力(自治領)の展開が伴うことに特徴がある。



①半島戦役
2代ジェラール帝による南北バレンヌ統一の戦い。主要な戦いとして、七英雄クジンシーとの対決や運河要塞攻略が特筆される。

帝国が戦役という形で派兵した(記録に残る中で)最初の事例であり、バレンヌ半島統一が後に世界帝国へ向けた第一歩として帝国史上で位置付けられる。



②カンバーランド戦役
2代ジェラール帝によるカンバーランド王国内の内戦への介入。王室勢力を率いるソフィアと連携して七英雄ボクオーンに繋がるサイフリート勢力を打倒し、王国を自治領として帝国に編入



③ヤウダ戦役(東方戦役)
7代アガタ帝が七英雄ワグナスと激突し、ワグナスの拠点である浮遊城を攻略してワグナスを撃破。この間ワグナスに唆されたアト王と争った為、戦後セキシュウサイの血筋で王国を再編し、自治領(東方領)として帝国に編入



④ステップ戦役
9代オライオン帝が七英雄ボクオーンとステップで激突。皇帝から指揮権を委譲された軍師シゲンがボクオーンの策略(世界各地の混乱誘発による帝国の戦力分散)を封じる過程で戦線が周辺地域に拡大。最後は移動戦艦同士の対決を経てボクオーンを撃破し、ステップを帝国領に編入



⑤南ロンギット戦役
12代×××帝がロンギット海域を不安定化させたギャロンの亡霊掃討のために派兵。武装商船団を中心とした海軍力が主体となり、海の主と融合した七英雄スービエを撃破して、ロンギット海域全域を帝国の内海とした。




⑥ナゼール戦役(南方戦役)
16代ポール帝が七英雄ダンダークが押し寄せたナゼール地方との国境要塞“鷲の巣”を救援したことで勃発。
要塞守備隊の奮戦の間に皇帝軍が来援しダンダークを撃破。ナゼール地方を自治領として帝国に編入。

直後にポール帝が本戦勝の実績を梃子に帝国内の門閥保守一党支配を終わらせたことで、“帝国史最大の分水嶺”と称せられた。




⑦サバンナ戦役
16代ポール帝治世下に、皇子ベリサリウス率いる直属軍団がサバンナに進出。当地で猛威を振るった白アリを掃討し、最後は白アリの長クイーンを撃破してサバンナを帝国領に編入。
(当時ベリサリウスは皇帝ではないが、後に即位することから戦役として呼称)

本戦役を通じたモール族との連携が、後に異種族への差別撤廃・権利付与や国務会議への閣僚としての参入等の改革に直結




⑧統一戦役
最終皇帝が最果ての地で七英雄を撃破するまでに帝国内外で断続的に行われた大小の戦いの総称。
19代フリードリヒ帝に憑依していた七英雄クジンシーとの戦闘、分裂した自治領の再統合、新都市でのリアルクイーンとの市街戦、
砂漠地帯における七英雄ノエルとの戦闘等が特筆される。
この戦役後に最終皇帝が退位し共和政に移行した為、文字通り“最後の戦役”となった。



3/7ページ
スキ