私の隣は誰のもの
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「いってぇ!…このっ!!」
ボカッ!とルフィの頭を引っ叩くエース。
もちろんルフィは起きない。
そして私が何故か目が覚める。
「…エース大丈夫?」
「あぁ、メイを起こしちまったか。悪ぃ」
「んーん…」
目をゴシゴシこすって起き上がったエースと目を合わせる。
ちなみに前からルフィ、後ろからサボがガッチリとひっついているから私は起き上がれない。
「お前、あったかそうだな」
「うん、チョーぬくぬくー」
にんまりと笑って見せるとエースは手を伸ばして私の頭を撫でた。
しばらくエースの好きなようにさせていたけど、エースはなかなか横にならない。
「エース、お布団入ろう?身体冷えちゃうよ?風邪ひくよ?」
「ひくかよ、それくらいで」
「ひくよ!?」
あぁ、この人たちは風邪引かないんだっけ。
そんなことを考えながら今だお布団に入ろうとしないエースに首を傾げる。
「エース、今日何かあった?」
「…別に?」
「うそ。何かあった」
「何もない」
だんだん拗ねるような口調になってきて、ははーんと大体察した。
「また聞いたんだ」
「何のことだ」
「傷つくくらいなら聞かなきゃいいのに」
「…………」
「あは、図星だ」
「うるせぇな」
「あははは」
完全にむくれてしまったエースに私は笑う。
いつの間にか撫でるのを辞めてしまったエースの手は今だ私の頭の上。
その手を取って私の頬に移動させた。
「エース、手冷たい」
「ちげぇよ。メイがあったけぇんだよ」
「どっちでもいっか。…エース?」
「ん?」
「だーいすき」
「……ッ!」
「明日は隣で寝てよ」
笑いながらそう言えば、エースはぷいっとそっぽを向いてしまった。
だけどエースの手はそのままだ。
「エース、今日は手、繋いで寝よう?」
「…しょうがねぇな」
なんて言いながらようやくお布団の中に入ってくれた。
やっぱり身体が冷えていたのか、ルフィがぶるりと震えた。
それがおかしくて、二人でくすくすと笑う。
「こうしてればルフィも手伸びないでしょ」
「どうだろな」
エースと私の手がルフィの腕の上で重なっている。
ルフィもすごくあったかい。
ぎゅっとエースの手を握れば、エースも握り返してくれる。
ついでにタイミングよく、サボとルフィがぎゅっと私を抱きしめるから、私は声を出して笑ってしまった。
翌朝、私は三人を送り出してダダンの家の仕事をする。
これも修行の一つ。
仕事をしながら体力作りに筋トレに励むのだ。
ほら、あれだよ。
ジャッ○ー・チェンのアレ。
「ホアチャー!」
「メイ、馬鹿な事やってないでさっさと仕事片付けな!!」
ダダンに怒られた。
一方その頃…
「絶対今日も勝ってやる」
「なんだよメイからお願いされたんだぞ?勝とうが負けようが今日は俺がメイの隣だ」
「きたないんだよ!ヘコんだふりしやがって!」
「しらねぇよ。メイが勝手に勘違いしただけだ」
「絶対負けねぇ」
「今日は返り討ちにしてやる!」
なんてバチバチと火花を散らすエースとサボのわきで話に全く話についていけてないルフィが首を傾げていたことなんて私は知らなかった。
覚えたての見聞色の覇気で三人を探し出して合流した時には既にフライングでエースとサボが組手を始めていた。
ボカッ!とルフィの頭を引っ叩くエース。
もちろんルフィは起きない。
そして私が何故か目が覚める。
「…エース大丈夫?」
「あぁ、メイを起こしちまったか。悪ぃ」
「んーん…」
目をゴシゴシこすって起き上がったエースと目を合わせる。
ちなみに前からルフィ、後ろからサボがガッチリとひっついているから私は起き上がれない。
「お前、あったかそうだな」
「うん、チョーぬくぬくー」
にんまりと笑って見せるとエースは手を伸ばして私の頭を撫でた。
しばらくエースの好きなようにさせていたけど、エースはなかなか横にならない。
「エース、お布団入ろう?身体冷えちゃうよ?風邪ひくよ?」
「ひくかよ、それくらいで」
「ひくよ!?」
あぁ、この人たちは風邪引かないんだっけ。
そんなことを考えながら今だお布団に入ろうとしないエースに首を傾げる。
「エース、今日何かあった?」
「…別に?」
「うそ。何かあった」
「何もない」
だんだん拗ねるような口調になってきて、ははーんと大体察した。
「また聞いたんだ」
「何のことだ」
「傷つくくらいなら聞かなきゃいいのに」
「…………」
「あは、図星だ」
「うるせぇな」
「あははは」
完全にむくれてしまったエースに私は笑う。
いつの間にか撫でるのを辞めてしまったエースの手は今だ私の頭の上。
その手を取って私の頬に移動させた。
「エース、手冷たい」
「ちげぇよ。メイがあったけぇんだよ」
「どっちでもいっか。…エース?」
「ん?」
「だーいすき」
「……ッ!」
「明日は隣で寝てよ」
笑いながらそう言えば、エースはぷいっとそっぽを向いてしまった。
だけどエースの手はそのままだ。
「エース、今日は手、繋いで寝よう?」
「…しょうがねぇな」
なんて言いながらようやくお布団の中に入ってくれた。
やっぱり身体が冷えていたのか、ルフィがぶるりと震えた。
それがおかしくて、二人でくすくすと笑う。
「こうしてればルフィも手伸びないでしょ」
「どうだろな」
エースと私の手がルフィの腕の上で重なっている。
ルフィもすごくあったかい。
ぎゅっとエースの手を握れば、エースも握り返してくれる。
ついでにタイミングよく、サボとルフィがぎゅっと私を抱きしめるから、私は声を出して笑ってしまった。
翌朝、私は三人を送り出してダダンの家の仕事をする。
これも修行の一つ。
仕事をしながら体力作りに筋トレに励むのだ。
ほら、あれだよ。
ジャッ○ー・チェンのアレ。
「ホアチャー!」
「メイ、馬鹿な事やってないでさっさと仕事片付けな!!」
ダダンに怒られた。
一方その頃…
「絶対今日も勝ってやる」
「なんだよメイからお願いされたんだぞ?勝とうが負けようが今日は俺がメイの隣だ」
「きたないんだよ!ヘコんだふりしやがって!」
「しらねぇよ。メイが勝手に勘違いしただけだ」
「絶対負けねぇ」
「今日は返り討ちにしてやる!」
なんてバチバチと火花を散らすエースとサボのわきで話に全く話についていけてないルフィが首を傾げていたことなんて私は知らなかった。
覚えたての見聞色の覇気で三人を探し出して合流した時には既にフライングでエースとサボが組手を始めていた。