君死にたもう事なかれ!
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あー、気持ちいい…
体の力が抜けるわー…
現在お風呂に入ってます。
こっちの世界に来てからあまり時間が経ってないと思ってたんだけど、実は黒ひげさんに刺されてから3日間ほど寝込んでたんだって。
ところでお話とかでよく『お前は3日も寝てたんだ』とかって表現あるけどなんで3日なんだろうね。
でも3日も寝てたらそりゃ臭いよね。
頭もべたべただよね。
お姉ちゃん、きったない頭触らせてごめんなさい。
体の隅々までよーく洗ったので許して下さい。
ちなみに起きてからお世話をしてくれた白衣の天使改めお姉ちゃん。
名前はダイヤさんっていうんだって。
お風呂からあがったら他のお姉ちゃんも紹介してくれるって言ってくれた。
お兄ちゃんはいたけどお姉ちゃんはいなかったから凄く新鮮。
しかも一気にたくさん!
お兄ちゃんも一気にたくさんだけどね。
あー、今から楽しみ!
仲よくなれるといいなぁ。
そういえば不死身人間になって気がついたのだけれども、それ以前の傷がきれいさっぱりなくなっている。
実は膝にもちょっと大きい手術の跡が残っていたはずなんだけれども、それもすっかり消えていた。
今となってはその傷も愛すべき思い出だったのだと思うと、かなり寂しいものがある。
「お父さん…お母さん……お兄ちゃん…」
オヤジ様に真っ二つに折られたスマホは、中学卒業した記念に買ってもらったもので、家族みんなで撮った写真があった。
電池が切れたらもう見れなくなるとは分かっていたけど…
分かってはいたけど、唯一の家族とのつながりが絶たれてしまったのはやっぱり寂しい。
ひろーい湯船にぶくぶくと体を沈めれば、その寂しい気持ちはあたたかいお湯でどろどろと溶けていく。
あー、気持ちいいー…
体の力が抜けるわー…
誰かが言ってたよね。
お風呂は心の洗濯よ!
切り替え切り替え!
そういえばスマホを真っ二つにしてしまったオヤジ様の慌てっぷりは思い出すとちょっと笑えた。
私が崩れ落ちたから泣いてるのかと思ったらしく、オロオロしていた。
いや、ほんのちょっと泣いたけどさ。
この世界で充電する術がないスマホは電池が切れたらもう使えないから大丈夫だとは言ったけど、それじゃあオヤジ様の気が済まなかったのか次の島でしこたまお小遣いをくれると言っていた。
それはありがたい話だけど、ちょっと申し訳なかったかなとも思ったり…。
ぶくぶくぶく…
ちなみにお風呂はお掃除済みです。
お風呂入るついでに一緒に洗濯しようと思ったものの、ここには洗濯機なんてあるはずもなく、洗濯板を渡された。
使い勝手がいまいち分からずお風呂案内してくれたサッチ隊長がいる間に試しに使ってみれば、気が付けば見事に全身泡まみれになった。
ついでにこのまま風呂掃除することを告げれば一緒に手伝ってくれたんだけど…。
隊長自ら手伝ってくれるとは…いやはや申し訳ない。
申し訳ないついでに一番風呂も申し訳ないなーと思いつつ、ようやく溜まった湯船に体を沈めて現在ぶくぶくしているところなわけですが…
困った。
ぶくぶく息が続かなくなってきた。
体の力抜けるって比喩じゃない…!
沈むことはできても起き上がれねぇぇぇえええ!!!
「メイ、湯加減どう?」
はっ!その声はダイヤさん!
ナイスタイミングだよお姉ちゃん!
「おねえーちゃぁぁぁん!助けてーーー!!」
「メイ!?」
ちょうど乾いたらしい洋服を持ってきてくれたダイヤさんにお風呂から引きずり出されて、ことなきを得ることができました。
本当良かった…
不死身のくせにお風呂で溺れ死ぬところだった…!!
「メイ、その格好で行くの?」
「え?変ですか?」
まだオヤジ様の所にいるお姉ちゃんを除いて、休憩中のお姉ちゃんたちに囲まれて自己紹介も兼ねて色々お話をした。
主にこの世界に来た経緯なんだけど…。
ダイヤさんのやり取りの話が出たあたりで、得意なことの話になった。
体を動かすことと音楽が好きだと言ったらこれから宴会が開かれるから何かやってはどうかと言われて、とりあえず楽器を所望してみた。
適当に準備してあげる、と言われて一人お姉ちゃんが出て行った。(ちなみに名前はルビーさん)
宴会とは私のお披露目会…という名目でまあいつも通りだとは言っていたけど。
本当この世界の海賊は宴が好きだよね!
で、だいたいそのままなんとなくお開きになるから、そのまま寝こけてしまう人が続出するらしい。
だから私もパジャマで参加することにした。
パジャマパーティだよ!
そういえばよく短時間で服が乾いたなーと思っていたら、どうやらエース隊長のお陰らしい。
普段はめったにしないけど、急ぎの時などはその炎で衣類をうまいこと乾かしてくれるとの事。
まさかメラメラの実にそんな使い方があるなんて…
でも火加減を少しでも間違えると即消し炭なので、だからめったにしないらしい。
あとでお礼言わなくちゃ。
…という口実でお話しするチャンスゲットだぜ!
フリース素材のこのパジャマ、燃えなくて本当に良かった!
と、未だ困った顔で私を眺めるダイヤさん始め他5人のお姉ちゃんたち。
「うーん…」
「変…いや、可愛いのよ?」
「とても似合ってるのよ?」
「でもねぇ…」
「ねぇ…」
カエルのつなぎのフリースパジャマ。
一目惚れでした。
即おねだりからの即買いでした。
「まださっきの服の方が…」
「えー?」
私が難色を示すもダイヤさんが他のお姉ちゃんに同意を求めればみんなうんうんとうなづく。
「でもスカートだからそのまま寝るのを考えると足元が心持たないというか…」
「そのまま寝る気!?」
「家族とは言えここは野郎どもの巣窟なのよ!?」
「女の子なんだから部屋に戻ってきなさい!!」
「は…はい!」
一気に詰め寄られたら私はもうこくこくと頷くしかない。
そうか…パジャマパーティではないのか…
ちょっとしょんぼり。
軽くうなだれてるとまたお姉ちゃん(お名前はサファイアさん)が頭をなでてくれる。
「パジャマパーティはまた今度私たちとやりましょう。部屋だって隣なんだから」
「サッチ隊長においしいものいっぱい作ってもらってね」
「わーい!」
それにしても本当この素材気持ちいいわねと言われながらお姉ちゃんたちに撫でくりまわされる。
撫でてるというか、フリースの手触りを楽しんでいるというか…。
それでも優しい手がいっぱいで私は思わずニンマリする。
家族がいっぱいって嬉しいね!
「…でもなんで制服の方が良いんですか?」
「そんなの若さゆえの色気がそれだと隠れちゃうからにきまってるじゃない」
「私に色気なんてあります?」
「「「うっ…うーん?」」」
「…………」
お姉ちゃん、わかってはいるよ?
聞いてみただけだよ?
だから真剣に何かを探すような目で私を見ないでください!!
この世界の女性たちは本当スタイルが良い人ばかりなんだから、貧相な体の私に色気なんか期待しないでください!!!
体の力が抜けるわー…
現在お風呂に入ってます。
こっちの世界に来てからあまり時間が経ってないと思ってたんだけど、実は黒ひげさんに刺されてから3日間ほど寝込んでたんだって。
ところでお話とかでよく『お前は3日も寝てたんだ』とかって表現あるけどなんで3日なんだろうね。
でも3日も寝てたらそりゃ臭いよね。
頭もべたべただよね。
お姉ちゃん、きったない頭触らせてごめんなさい。
体の隅々までよーく洗ったので許して下さい。
ちなみに起きてからお世話をしてくれた白衣の天使改めお姉ちゃん。
名前はダイヤさんっていうんだって。
お風呂からあがったら他のお姉ちゃんも紹介してくれるって言ってくれた。
お兄ちゃんはいたけどお姉ちゃんはいなかったから凄く新鮮。
しかも一気にたくさん!
お兄ちゃんも一気にたくさんだけどね。
あー、今から楽しみ!
仲よくなれるといいなぁ。
そういえば不死身人間になって気がついたのだけれども、それ以前の傷がきれいさっぱりなくなっている。
実は膝にもちょっと大きい手術の跡が残っていたはずなんだけれども、それもすっかり消えていた。
今となってはその傷も愛すべき思い出だったのだと思うと、かなり寂しいものがある。
「お父さん…お母さん……お兄ちゃん…」
オヤジ様に真っ二つに折られたスマホは、中学卒業した記念に買ってもらったもので、家族みんなで撮った写真があった。
電池が切れたらもう見れなくなるとは分かっていたけど…
分かってはいたけど、唯一の家族とのつながりが絶たれてしまったのはやっぱり寂しい。
ひろーい湯船にぶくぶくと体を沈めれば、その寂しい気持ちはあたたかいお湯でどろどろと溶けていく。
あー、気持ちいいー…
体の力が抜けるわー…
誰かが言ってたよね。
お風呂は心の洗濯よ!
切り替え切り替え!
そういえばスマホを真っ二つにしてしまったオヤジ様の慌てっぷりは思い出すとちょっと笑えた。
私が崩れ落ちたから泣いてるのかと思ったらしく、オロオロしていた。
いや、ほんのちょっと泣いたけどさ。
この世界で充電する術がないスマホは電池が切れたらもう使えないから大丈夫だとは言ったけど、それじゃあオヤジ様の気が済まなかったのか次の島でしこたまお小遣いをくれると言っていた。
それはありがたい話だけど、ちょっと申し訳なかったかなとも思ったり…。
ぶくぶくぶく…
ちなみにお風呂はお掃除済みです。
お風呂入るついでに一緒に洗濯しようと思ったものの、ここには洗濯機なんてあるはずもなく、洗濯板を渡された。
使い勝手がいまいち分からずお風呂案内してくれたサッチ隊長がいる間に試しに使ってみれば、気が付けば見事に全身泡まみれになった。
ついでにこのまま風呂掃除することを告げれば一緒に手伝ってくれたんだけど…。
隊長自ら手伝ってくれるとは…いやはや申し訳ない。
申し訳ないついでに一番風呂も申し訳ないなーと思いつつ、ようやく溜まった湯船に体を沈めて現在ぶくぶくしているところなわけですが…
困った。
ぶくぶく息が続かなくなってきた。
体の力抜けるって比喩じゃない…!
沈むことはできても起き上がれねぇぇぇえええ!!!
「メイ、湯加減どう?」
はっ!その声はダイヤさん!
ナイスタイミングだよお姉ちゃん!
「おねえーちゃぁぁぁん!助けてーーー!!」
「メイ!?」
ちょうど乾いたらしい洋服を持ってきてくれたダイヤさんにお風呂から引きずり出されて、ことなきを得ることができました。
本当良かった…
不死身のくせにお風呂で溺れ死ぬところだった…!!
「メイ、その格好で行くの?」
「え?変ですか?」
まだオヤジ様の所にいるお姉ちゃんを除いて、休憩中のお姉ちゃんたちに囲まれて自己紹介も兼ねて色々お話をした。
主にこの世界に来た経緯なんだけど…。
ダイヤさんのやり取りの話が出たあたりで、得意なことの話になった。
体を動かすことと音楽が好きだと言ったらこれから宴会が開かれるから何かやってはどうかと言われて、とりあえず楽器を所望してみた。
適当に準備してあげる、と言われて一人お姉ちゃんが出て行った。(ちなみに名前はルビーさん)
宴会とは私のお披露目会…という名目でまあいつも通りだとは言っていたけど。
本当この世界の海賊は宴が好きだよね!
で、だいたいそのままなんとなくお開きになるから、そのまま寝こけてしまう人が続出するらしい。
だから私もパジャマで参加することにした。
パジャマパーティだよ!
そういえばよく短時間で服が乾いたなーと思っていたら、どうやらエース隊長のお陰らしい。
普段はめったにしないけど、急ぎの時などはその炎で衣類をうまいこと乾かしてくれるとの事。
まさかメラメラの実にそんな使い方があるなんて…
でも火加減を少しでも間違えると即消し炭なので、だからめったにしないらしい。
あとでお礼言わなくちゃ。
…という口実でお話しするチャンスゲットだぜ!
フリース素材のこのパジャマ、燃えなくて本当に良かった!
と、未だ困った顔で私を眺めるダイヤさん始め他5人のお姉ちゃんたち。
「うーん…」
「変…いや、可愛いのよ?」
「とても似合ってるのよ?」
「でもねぇ…」
「ねぇ…」
カエルのつなぎのフリースパジャマ。
一目惚れでした。
即おねだりからの即買いでした。
「まださっきの服の方が…」
「えー?」
私が難色を示すもダイヤさんが他のお姉ちゃんに同意を求めればみんなうんうんとうなづく。
「でもスカートだからそのまま寝るのを考えると足元が心持たないというか…」
「そのまま寝る気!?」
「家族とは言えここは野郎どもの巣窟なのよ!?」
「女の子なんだから部屋に戻ってきなさい!!」
「は…はい!」
一気に詰め寄られたら私はもうこくこくと頷くしかない。
そうか…パジャマパーティではないのか…
ちょっとしょんぼり。
軽くうなだれてるとまたお姉ちゃん(お名前はサファイアさん)が頭をなでてくれる。
「パジャマパーティはまた今度私たちとやりましょう。部屋だって隣なんだから」
「サッチ隊長においしいものいっぱい作ってもらってね」
「わーい!」
それにしても本当この素材気持ちいいわねと言われながらお姉ちゃんたちに撫でくりまわされる。
撫でてるというか、フリースの手触りを楽しんでいるというか…。
それでも優しい手がいっぱいで私は思わずニンマリする。
家族がいっぱいって嬉しいね!
「…でもなんで制服の方が良いんですか?」
「そんなの若さゆえの色気がそれだと隠れちゃうからにきまってるじゃない」
「私に色気なんてあります?」
「「「うっ…うーん?」」」
「…………」
お姉ちゃん、わかってはいるよ?
聞いてみただけだよ?
だから真剣に何かを探すような目で私を見ないでください!!
この世界の女性たちは本当スタイルが良い人ばかりなんだから、貧相な体の私に色気なんか期待しないでください!!!