君死にたもう事なかれ!
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「なんだ、オメェは白ひげん所の新入りか?」
「はい!メイです!よろしくですフランキーさん!」
「んー、元気な子ザルだ」
よろしく、とフランキーさんと握手を交わす。
おっきい手だなぁ。
じーっと手を見てたらフランキーさんが頭のうえで笑う気配がした。
何だ?と思って顔を見上げると、とてつもなく悪い笑みを浮かべていた。
「え?なんですか?」
「なんでもねぇ」
そう言いつつも、やっぱり悪い笑みを浮かべたままのフランキーさん。
首を傾げながらも再び視線を下に向けた。
ら。
「んぎょえぇぇぇえええ!!?」
「ぎゃははは!!」
「フッ、フランキーさんの手!もげてるぅぅぅ!!?」
ってか、銃口がこちら向いてる!
え、撃たれる?
私の驚きっぷりにあたりから爆笑がおきた。
「メイ、フランキーはサイボーグなんだよ」
「あちこち武器仕込んであるから気をつけろよー」
うん、サイボーグなのは知ってた。
でもね、まさか初対面の人にドッキリしかけてくるとは思わなかったんだ。
普通に腕もげたと思ったよ!
まだバクバク言ってる心臓を落ち着けようと、先程飲もうと思ってたコーラに手を伸ばす。
ところが、フランキーさんが私のコーラのジョッキをひょい、と持ち上げるとそのまま一気に飲んでしまった。
「う…うわーーーん!!私のコーラぁぁぁ!」
「何だ、俺にくれるんじゃなかったのか?」
「そんな話しましたっけ!?」
「コーラは総じて俺のもの。残念だったなメイ」
「びゃぁぁぁ!この海パン変態野郎ォォォ!」
「オイ、そんなに褒めるな。照れるだろ」
しまった、変態はフランキーさんにとって褒め言葉だった。
だったらいっその事、何度でも言ってあげようではないか。
「フランキーさんの変態っ!いよっ!変態の中の変態!!最高!!」
「オウオウ!褒めても何も出ねぇぞ!?」
「私のコーラ返して変態!」
「しょうがねぇ、今日は俺のおごりだ!好きなだけ飲め!」
やった…!
思わずガッツポーズを取ろうとしたら、お兄ちゃん達が一斉にウォー!と雄たけびを上げた。
「フランキーサンキュ!」
「よくやったメイ!」
「今日は好きなだけ飲むぞー!」
「「「カンパーイ!」」」
「…………」
フランキーさんが私にギギギっと目線を向けた。
「オイ、子ザル」
「名前すら呼ばれなくなった…!」
「嵌めやがったな?」
「いやぁ…そのつもりはなかったんですが…」
私たちにとって結果オーライ☆
マルコ隊長達を振り返ってピースして見せれば、三人とも親指をグッ!と立てて返してくれた。
「よくやったよいメイ」
「フランキーに感謝してたくさん食え」
「ブルーノ!おれ肉追加!」
「はいよ」
エース隊長の言葉にフランキーさんが顔を青くしたのは気のせいじゃないと思う。
フランキーさんの奢りでお腹一杯になり、コーラも存分に飲んだ。
「ぶへー食った食った!」
「このクソガキ、覚えてろ」
「了解であります!」
ビシッと敬礼するとフランキーさんの腕が文字通り伸びて来た。
「ロケットパンチ!?」
「お、意外にいい反応だな子ザル」
顔に当たる寸前で避けたらフランキーさんが心底驚いた表情を見せた。
ついでにマルコ隊長以外のお兄ちゃんたちも驚きの表情を見せた。
「「「メイが避けた…!!」」」
「えっ!?私が避けたのそんなに意外ですか!?」
「「「お前なら喜んで殴られると思った!」」」
「くっそ…!くっそ!!」
みんなしてどう言う意味ですか!
ダンダン!と足を踏み鳴らして地団駄すればあちこちから笑いが起きた。
「ん?なんだ、お前ドMか?」
「違いm…」
「「「ご名答」」」
「うわーーーん!!」
初対面の人に間違った知識植え付けないでー!!
「間違ったも何も、お前ドMだろうがぃ」
「そんなことないですぅぅぅ」
「「「嘘つけ」」」
くっそー!
この酔っ払いどもめ、私を肴に酒飲んでやがる!!
みんないい顔してんなコンチキショー!
…………ならいっか☆
「あ、開き直った」
「あーぁ、つまんねぇ」
解散、と言わんばかりに皆してまた各テーブルでお酒を飲み始めた。
んんんー、私は余興か何かだったのかなコンチキ!
「にしてもサッチ、面白いガキが仲間になったな」
「だろ?見てて飽きねぇんだ」
ぐいっとサッチ隊長に肩を抱き寄せられた。
うわっ、お酒臭っ!
そう思いながらサッチ隊長の腕の中から抜け出してテーブルを見たら…
「い…いつの間に…!」
酒瓶はところ狭しとあちこちに転がっているし、天井近くまで積み上がった空っぽのお皿もあった。
え、あれ?
さっきまでそんなにあったっけ!?
ついでにいうと、エース隊長はお腹をパンッパンにしながらお皿に顔を埋めて寝ている。
どんだけ食べたんだ…!
「オメェらマジで少しは遠慮しろよ!」
「「「フランキーさんゴチになります!!」」」
みんなでエース隊長のまねしてペコリと90度直角に頭を下げる。
それからまたカンパーイ!とお酒を飲み始めた。
「…うちの家族がなんだかすみません」
「全くだぜ!」
ピン!とデコピンされたけど、エース隊長のデコピンより全然痛くない。
むしろ赤くもならないだろうおでこを擦りながら、フランキーさんを見ると、やっぱり悪い顔をしていた。
「チビがあんまり酒場に長いすんなよ」
「はーい!」
悪い顔をしながらもフランキーさんもなんだかんだで楽しそうで、思わずニンマリしてしまう。
何やらサッチ隊長とリーゼント仲間同士積もる話もあったようで、ふたりでカウンターに移動してお酒を飲み始めたようだ。
その頃には既にお兄ちゃん達の人数も半数以下になっていた。
まー、みんなそれぞれ行くところもイロイロあるよね☆
「そろそろ帰るかねぃ」
「あ、俺も帰るわ」
そう言いながら席を立ったマルコ隊長とエース隊長。
私も続いて…
と、その前に。
「フランキーさん、ごちそうさまでしたー!」
「もう二度とおごらねぇぞ!」
「そう言わずに、またジュースおごってくださいね!」
「あー、ジュースか…そっか、酒じゃねぇンだもんな…ならまぁ良…くねぇ!ゼッテーにおごらん!」
ちぇー。
「それにしてもお前、よくフランキーのパンチ避けれたな」
「普段の訓練の成果が現れ始めたんでしょうか?」
「偉いぞ」
ぐりぐりとエース隊長に頭を撫でられた。
ヤバい、普段鬼軍曹のエース隊長が褒めてくれるとか、珍し過ぎて思わず空を見上げちゃう!
うん、綺麗な星空だ。
「ま、避られるとは思ってなかったが正解だったかもねぃ」
「そうですね」
あの時フランキーさんのパンチをもらっていたら恐らく怪我していただろう。
まぁ、手加減くらいきっとしてくれるだろうとは思っていたけど。
あの場で怪我をするのは避けたかった。
なんせブルーノさんのお店だ。
万が一でも私の能力を世界政府に知られるのは避けた方が良いと思ったのだ。
それはマルコ隊長も思っていたみたいでマルコ隊長もぐりぐりと頭を撫でてくれた。
ヤバい、明日槍でも降ってくるのかな…
再び空を見上げたところで、エース隊長からはおでこに拳を、マルコ隊長からは足払いを食らって私は盛大にひっくり返るはめになった。
痛い!!
「はい!メイです!よろしくですフランキーさん!」
「んー、元気な子ザルだ」
よろしく、とフランキーさんと握手を交わす。
おっきい手だなぁ。
じーっと手を見てたらフランキーさんが頭のうえで笑う気配がした。
何だ?と思って顔を見上げると、とてつもなく悪い笑みを浮かべていた。
「え?なんですか?」
「なんでもねぇ」
そう言いつつも、やっぱり悪い笑みを浮かべたままのフランキーさん。
首を傾げながらも再び視線を下に向けた。
ら。
「んぎょえぇぇぇえええ!!?」
「ぎゃははは!!」
「フッ、フランキーさんの手!もげてるぅぅぅ!!?」
ってか、銃口がこちら向いてる!
え、撃たれる?
私の驚きっぷりにあたりから爆笑がおきた。
「メイ、フランキーはサイボーグなんだよ」
「あちこち武器仕込んであるから気をつけろよー」
うん、サイボーグなのは知ってた。
でもね、まさか初対面の人にドッキリしかけてくるとは思わなかったんだ。
普通に腕もげたと思ったよ!
まだバクバク言ってる心臓を落ち着けようと、先程飲もうと思ってたコーラに手を伸ばす。
ところが、フランキーさんが私のコーラのジョッキをひょい、と持ち上げるとそのまま一気に飲んでしまった。
「う…うわーーーん!!私のコーラぁぁぁ!」
「何だ、俺にくれるんじゃなかったのか?」
「そんな話しましたっけ!?」
「コーラは総じて俺のもの。残念だったなメイ」
「びゃぁぁぁ!この海パン変態野郎ォォォ!」
「オイ、そんなに褒めるな。照れるだろ」
しまった、変態はフランキーさんにとって褒め言葉だった。
だったらいっその事、何度でも言ってあげようではないか。
「フランキーさんの変態っ!いよっ!変態の中の変態!!最高!!」
「オウオウ!褒めても何も出ねぇぞ!?」
「私のコーラ返して変態!」
「しょうがねぇ、今日は俺のおごりだ!好きなだけ飲め!」
やった…!
思わずガッツポーズを取ろうとしたら、お兄ちゃん達が一斉にウォー!と雄たけびを上げた。
「フランキーサンキュ!」
「よくやったメイ!」
「今日は好きなだけ飲むぞー!」
「「「カンパーイ!」」」
「…………」
フランキーさんが私にギギギっと目線を向けた。
「オイ、子ザル」
「名前すら呼ばれなくなった…!」
「嵌めやがったな?」
「いやぁ…そのつもりはなかったんですが…」
私たちにとって結果オーライ☆
マルコ隊長達を振り返ってピースして見せれば、三人とも親指をグッ!と立てて返してくれた。
「よくやったよいメイ」
「フランキーに感謝してたくさん食え」
「ブルーノ!おれ肉追加!」
「はいよ」
エース隊長の言葉にフランキーさんが顔を青くしたのは気のせいじゃないと思う。
フランキーさんの奢りでお腹一杯になり、コーラも存分に飲んだ。
「ぶへー食った食った!」
「このクソガキ、覚えてろ」
「了解であります!」
ビシッと敬礼するとフランキーさんの腕が文字通り伸びて来た。
「ロケットパンチ!?」
「お、意外にいい反応だな子ザル」
顔に当たる寸前で避けたらフランキーさんが心底驚いた表情を見せた。
ついでにマルコ隊長以外のお兄ちゃんたちも驚きの表情を見せた。
「「「メイが避けた…!!」」」
「えっ!?私が避けたのそんなに意外ですか!?」
「「「お前なら喜んで殴られると思った!」」」
「くっそ…!くっそ!!」
みんなしてどう言う意味ですか!
ダンダン!と足を踏み鳴らして地団駄すればあちこちから笑いが起きた。
「ん?なんだ、お前ドMか?」
「違いm…」
「「「ご名答」」」
「うわーーーん!!」
初対面の人に間違った知識植え付けないでー!!
「間違ったも何も、お前ドMだろうがぃ」
「そんなことないですぅぅぅ」
「「「嘘つけ」」」
くっそー!
この酔っ払いどもめ、私を肴に酒飲んでやがる!!
みんないい顔してんなコンチキショー!
…………ならいっか☆
「あ、開き直った」
「あーぁ、つまんねぇ」
解散、と言わんばかりに皆してまた各テーブルでお酒を飲み始めた。
んんんー、私は余興か何かだったのかなコンチキ!
「にしてもサッチ、面白いガキが仲間になったな」
「だろ?見てて飽きねぇんだ」
ぐいっとサッチ隊長に肩を抱き寄せられた。
うわっ、お酒臭っ!
そう思いながらサッチ隊長の腕の中から抜け出してテーブルを見たら…
「い…いつの間に…!」
酒瓶はところ狭しとあちこちに転がっているし、天井近くまで積み上がった空っぽのお皿もあった。
え、あれ?
さっきまでそんなにあったっけ!?
ついでにいうと、エース隊長はお腹をパンッパンにしながらお皿に顔を埋めて寝ている。
どんだけ食べたんだ…!
「オメェらマジで少しは遠慮しろよ!」
「「「フランキーさんゴチになります!!」」」
みんなでエース隊長のまねしてペコリと90度直角に頭を下げる。
それからまたカンパーイ!とお酒を飲み始めた。
「…うちの家族がなんだかすみません」
「全くだぜ!」
ピン!とデコピンされたけど、エース隊長のデコピンより全然痛くない。
むしろ赤くもならないだろうおでこを擦りながら、フランキーさんを見ると、やっぱり悪い顔をしていた。
「チビがあんまり酒場に長いすんなよ」
「はーい!」
悪い顔をしながらもフランキーさんもなんだかんだで楽しそうで、思わずニンマリしてしまう。
何やらサッチ隊長とリーゼント仲間同士積もる話もあったようで、ふたりでカウンターに移動してお酒を飲み始めたようだ。
その頃には既にお兄ちゃん達の人数も半数以下になっていた。
まー、みんなそれぞれ行くところもイロイロあるよね☆
「そろそろ帰るかねぃ」
「あ、俺も帰るわ」
そう言いながら席を立ったマルコ隊長とエース隊長。
私も続いて…
と、その前に。
「フランキーさん、ごちそうさまでしたー!」
「もう二度とおごらねぇぞ!」
「そう言わずに、またジュースおごってくださいね!」
「あー、ジュースか…そっか、酒じゃねぇンだもんな…ならまぁ良…くねぇ!ゼッテーにおごらん!」
ちぇー。
「それにしてもお前、よくフランキーのパンチ避けれたな」
「普段の訓練の成果が現れ始めたんでしょうか?」
「偉いぞ」
ぐりぐりとエース隊長に頭を撫でられた。
ヤバい、普段鬼軍曹のエース隊長が褒めてくれるとか、珍し過ぎて思わず空を見上げちゃう!
うん、綺麗な星空だ。
「ま、避られるとは思ってなかったが正解だったかもねぃ」
「そうですね」
あの時フランキーさんのパンチをもらっていたら恐らく怪我していただろう。
まぁ、手加減くらいきっとしてくれるだろうとは思っていたけど。
あの場で怪我をするのは避けたかった。
なんせブルーノさんのお店だ。
万が一でも私の能力を世界政府に知られるのは避けた方が良いと思ったのだ。
それはマルコ隊長も思っていたみたいでマルコ隊長もぐりぐりと頭を撫でてくれた。
ヤバい、明日槍でも降ってくるのかな…
再び空を見上げたところで、エース隊長からはおでこに拳を、マルコ隊長からは足払いを食らって私は盛大にひっくり返るはめになった。
痛い!!