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主人公

グリーンのプテラとポケリフレ
*メガシンカについて

「ふいい……岩盤浴は気持ちいいねえ……」

「おー……プテラもご機嫌だぜー……」

「あはは、『このでんきは好き』だってえ。でんきはでんきでもこれは電気石……トルマリン鉱石だから痛くはないねえ」

「なーなー、メガプテラなんだけどさー。
アローラの図鑑に書いてある、“過剰なパワーに苦しんでいる”とか、“身体に負担でとても苛立っている”とか、あれってどう思うよ……。
まー、プテラに限った話じゃねーんだが」

「むう……むつかしい質問を……。
私の意見でいいの?じゃあ、条件について注釈なり欲しいかな。
あれって、キーストーンが共鳴していない場合でしょう?
メガシンカによる狂暴化も副反応も、キーストーンで鎮静化できる筈だもんね?」

「それなー。必要なのは強い絆っ!っつーのは建前で……他人から貰ったばかりのポケでも大丈夫だもんな」

「まあ、でも、危険性を知ることは大切だと思うよ。
キーストーンの所持率が低いのに、メガストーンって天産物故に普通に落ちているからさあ……。知らずに不用意に使うと……暴走して大事故に……」

「そうだな……。アローラじゃライドポケん中にもメガシンカできるやつ含まれてるし」

「あとは、野生のポケモンが使う、って恐れも。
異次元の研究では、ラピスって名称の石の他に、タネにもメガエナジーが確認されたらしくて。
タネだと意思と関係なく……あ。意思は岩石の方じゃないよっ駄洒落じゃないよっ」

「わかってるわかってる」

「あいい……何の話だったっけ……。えっと、タネだと、食べちゃうとメガシンカしちゃうよね。
そういうアイテムが、ワープホールやウルトラホールを通ってくる可能性も無きにしも非ずで。割と分母は大きいと思うなあ」

「あー。成程。空間研究の方は盲点だった。
保護活動に熱入れてる上、異次元と繋がりあるアローラじゃ殊更リスクマネジメントしそうだぜ……。図鑑の記述は注意喚起かもな……。説明不足は否めねーが」

「はたまたその情報が嘘か誠か……。解釈が違うのか……。
と、考えさせるためってことにしておこう……」

「情報の真偽ねー……。“超能力少年がベッドから目覚めるとユンゲラーに変身していた”とかかー?」

「いきなりポケモンになるなんて、都市伝説だよねええ?
お?……プテラくんが『マスターの為メガらないでも身体張ります』ってよお」

「は?今?何を……待て待て待て待て乗らなくていいおまえの身体今熱いん――ぐ……っ……!」

「プテラくん、砂風呂とは違うから上に岩はいらないんだよ」

おしまい

★おまけ*レッドもいっしょ※シモ
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