ルームメイト3
◇
……薬…?
僕は…薬を飲まされたの……?
……何の…薬なんだろう…。
有森が怖くて……
僕は声を上げることもできないし、抵抗なんて…尚更できない。
されるがままの僕の身体を、有森の舌が這っていく……
怖いほどに優しく…
いっそのこと、眠ってしまいたいけれど…
そんな気持ちとは裏腹に、僕の中心はどんどん熱をおびていく。
『水瀬…』
愛しそうに呟いて…
有森は僕の中心に触れた。
『……ここ…触ってもらうと気持ち良いよね?』
初めて他人に触れられた感覚に、たまらず身体を捻った僕の反応に気を良くしたのか…
有森は僕の目を覆っている物に手を伸ばした。