ルームメイト3
首筋を舐めてやると…
水瀬の身体は素直に反応を返した。
こんなに素直なのは…料理に混ぜた媚薬のせいかな…?
…水瀬は、薬の事を知らない。
オレだけ知ってるのはフェアじゃないから、薬を飲ませた事を水瀬にも教えてあげようね……
『薬……気持ち良いだろ?』
少しキツい口調で教えてあげたら、水瀬の肩が震えるのを止めた。
何でなんだろ…?
『水瀬が、オレの手料理好きだって言ってくれて嬉しかった…』
これは本当。
オレが作った料理を見ている時の水瀬の瞳なんて……
めちゃくちゃにしたくなるくらい可愛いんだ。
『水瀬…』
今度は優しく、お腹に触れてやる…。
媚薬のせいで敏感になっている身体は、どんな反応を返してくれるんだろうね……?
「あっ……!」
水瀬は、可愛い鳴き声を上げてビクリと身体を揺らした。
『……可愛い…水瀬。』
ちゃんと媚薬が利いているのを確認できた嬉しさに、オレの顔はほころんだ………