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ルームメイト3

 

「…有も…り。…お願いだから、目隠し…取って……」


有森の表情が見えない分、ちゃんと刺激しない言葉を選んで……


選んだ…つもりだったのに。



『どうして君は聞き分けがないんだろうね?』


僕の髪を掴んだままの有森は…

そのまま僕の顔を布団に押し付けた。



『今度そんな事言ったら許さないよ…』



優しい口調で……

僕の耳元で囁きながら。




  

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