覚悟とその先
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男たちの言う通り、柄は宝石で装飾されており、その中央には真っ赤な大きな宝石がはめられている。
「あれが、呪いの剣か!!」
ハヤテが自身の2本の剣を引き抜くと、剣に向かって素早く攻撃を繰り出した。
それを難なくかわす剣。
「本当に…剣が1人でに動いてやがる…」
驚きを隠さずにシンは言うと、剣に向けて発砲する。
銃の弾を素早い動きで避けた剣はハヤテに襲いかかった。
「っ…コイツ…強ぇ…!」
剣の繰り出す攻撃を2本の剣で受けるハヤテだが明らかに押されていた。
「おい、ハヤテ!そんなんじゃいつまで経っても俺に勝てねぇぞ!」
リュウガのその声にちくしょうと吐き捨てたハヤテは、一度剣を薙ぎ払うと攻撃に転じた。
「すごい…ハヤテさんが圧倒してる…」
トワが興奮気味にそう言った瞬間、ヒロインの頭の中で先程文字を見た時と同じ声が響いた。
『汝、我の手足となれ!!!』
剣はリュウガの後ろにいたヒロインの元に一瞬で移動し、ヒロインの手の中に収まると、目の前のリュウガの背中に向けて大きく一振りした。
素早く振り返りサーベルを抜いたリュウガはその一振りを受け止めた。
ガキィィンと金属同士がぶつかり合う音が響く。
「おい!ヒロイン!しっかりしろ!!」
剣を受けヒロインに向かって叫ぶも、ヒロインの目は虚になっていた。
「てめぇ…人を操ることもできんのか!」
リュウガが憎々しく叫ぶと、ヒロインはニヤリと笑った。
『初めてだな、こんなに手応えのある奴らは!』
低い声でヒロインは楽しそうに言った。
『私はお前たちのような奴をずっと待っていた!』
ヒロインは後ろに飛び退くと、ハヤテに向かって剣を振った。
剣だけの時とは明らかに速さも強さも桁違いだった。
「くっ」
受け止めきれない斬撃がハヤテの皮膚を切り裂いて行く。
ナギがヒロインの後ろから剣に向かって鎖を投げるが、ハヤテに繰り出す斬撃の途中で、その鎖を弾いた。
「なっ…!?」
言葉を失うナギだったが、次の瞬間目の前に剣が振り下ろされた。
間一髪のところで、鎖鎌でそれを受ける。
ヒロインの力とは思えない重たい一撃。
ヒロインの奥を見ると、ハヤテはお腹をおさえて蹲っている。
あの一瞬でハヤテの腹に蹴りを入れて、ここまで飛んできたのかよ…
ぐぐっと押されて剣を受ける鎌にさらに力を込めるとカチカチと震えた。
「あれが、呪いの剣か!!」
ハヤテが自身の2本の剣を引き抜くと、剣に向かって素早く攻撃を繰り出した。
それを難なくかわす剣。
「本当に…剣が1人でに動いてやがる…」
驚きを隠さずにシンは言うと、剣に向けて発砲する。
銃の弾を素早い動きで避けた剣はハヤテに襲いかかった。
「っ…コイツ…強ぇ…!」
剣の繰り出す攻撃を2本の剣で受けるハヤテだが明らかに押されていた。
「おい、ハヤテ!そんなんじゃいつまで経っても俺に勝てねぇぞ!」
リュウガのその声にちくしょうと吐き捨てたハヤテは、一度剣を薙ぎ払うと攻撃に転じた。
「すごい…ハヤテさんが圧倒してる…」
トワが興奮気味にそう言った瞬間、ヒロインの頭の中で先程文字を見た時と同じ声が響いた。
『汝、我の手足となれ!!!』
剣はリュウガの後ろにいたヒロインの元に一瞬で移動し、ヒロインの手の中に収まると、目の前のリュウガの背中に向けて大きく一振りした。
素早く振り返りサーベルを抜いたリュウガはその一振りを受け止めた。
ガキィィンと金属同士がぶつかり合う音が響く。
「おい!ヒロイン!しっかりしろ!!」
剣を受けヒロインに向かって叫ぶも、ヒロインの目は虚になっていた。
「てめぇ…人を操ることもできんのか!」
リュウガが憎々しく叫ぶと、ヒロインはニヤリと笑った。
『初めてだな、こんなに手応えのある奴らは!』
低い声でヒロインは楽しそうに言った。
『私はお前たちのような奴をずっと待っていた!』
ヒロインは後ろに飛び退くと、ハヤテに向かって剣を振った。
剣だけの時とは明らかに速さも強さも桁違いだった。
「くっ」
受け止めきれない斬撃がハヤテの皮膚を切り裂いて行く。
ナギがヒロインの後ろから剣に向かって鎖を投げるが、ハヤテに繰り出す斬撃の途中で、その鎖を弾いた。
「なっ…!?」
言葉を失うナギだったが、次の瞬間目の前に剣が振り下ろされた。
間一髪のところで、鎖鎌でそれを受ける。
ヒロインの力とは思えない重たい一撃。
ヒロインの奥を見ると、ハヤテはお腹をおさえて蹲っている。
あの一瞬でハヤテの腹に蹴りを入れて、ここまで飛んできたのかよ…
ぐぐっと押されて剣を受ける鎌にさらに力を込めるとカチカチと震えた。