前編
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ヤマトを出航したシリウス号は、シンの見事な舵さばきにより海軍にも見つかることなく、無事に穏やかな沖へと進んだ。
渦の近くを通る時はかなり揺れていた。
生まれて初めて船に乗るというヒロインは、その揺れに耐え切れず真っ青な顔をして嘔吐を繰り返していた。
あれから大分時間が経ったが、戻ってこない。
心配になり、甲板をウロウロしていると、ソウシが階段を登ってきた。
ソウシ「今やっと眠りにつきました。熟睡して、船の揺れに慣れてくれば大丈夫でしょう。」
その言葉に、身体から力が抜けるのが分かる。
どれだけ心配していたんだ、と自分でも驚いてしまった。
ソウシ「それにしても、大胆なことしましたね。」
「はたから見れば誘拐ですよ?」
くすくすと笑いながら、ヤマトでの出来事を思い返す。
リュウガ「・・・はぁ、全くだ。ヤマトに行ってから、何か変なんだよな。」
ソウシ「でも、きっと、縁ってそういう物なのかもしれない。
自分たちが意識しない所でどんどん深く繋がっていくもの・・・」
ふと、空を見つめるソウシ。
それにつられてリュウガも見上げると、今日は満月だったことに気付く。
リュウガ「うしっ!!船も直った!海軍にも見つからなかった!新しい仲間も増えた!」
「オメーら!!
宴だぁっ!!!」
全員「おーーーっ!!!」
渦の近くを通る時はかなり揺れていた。
生まれて初めて船に乗るというヒロインは、その揺れに耐え切れず真っ青な顔をして嘔吐を繰り返していた。
あれから大分時間が経ったが、戻ってこない。
心配になり、甲板をウロウロしていると、ソウシが階段を登ってきた。
ソウシ「今やっと眠りにつきました。熟睡して、船の揺れに慣れてくれば大丈夫でしょう。」
その言葉に、身体から力が抜けるのが分かる。
どれだけ心配していたんだ、と自分でも驚いてしまった。
ソウシ「それにしても、大胆なことしましたね。」
「はたから見れば誘拐ですよ?」
くすくすと笑いながら、ヤマトでの出来事を思い返す。
リュウガ「・・・はぁ、全くだ。ヤマトに行ってから、何か変なんだよな。」
ソウシ「でも、きっと、縁ってそういう物なのかもしれない。
自分たちが意識しない所でどんどん深く繋がっていくもの・・・」
ふと、空を見つめるソウシ。
それにつられてリュウガも見上げると、今日は満月だったことに気付く。
リュウガ「うしっ!!船も直った!海軍にも見つからなかった!新しい仲間も増えた!」
「オメーら!!
宴だぁっ!!!」
全員「おーーーっ!!!」