前編
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結局モルドーでもドクロ島への詳しい情報は得られなかった。
シン「今まで集まった情報を元におおまかな位置を割り出してみましたが、やはり辿り着くのは難しいですね。せめてもう少し詳しい情報が無いと・・・」
リュウガ「・・・そうか」
重苦しい雰囲気が食堂を包んだ時、食堂の窓からコツコツと何かが叩く音が聞こえた。
トワ「あれ?鳥さんがいます。」
そう言ってトワが食堂の窓を開けると、群青色の美しい鳥が入って来た。
リュウガには見覚えがあった。
ネストルが情報集めに使っていた鳥と同じ種類の鳥だったからだ。
スィーっと食堂内を一周すると、リュウガの腕にとまった。
よく見ると、足に小さな筒がついていた。
それを外してやると、鳥は窓から飛んで行った。
リュウガが筒を開けると中から手紙が出てきたが、それはやはりネストルからのものであった。
リュウガがその内容を見て、眉根を寄せると同時に、大砲の音が響いた。
すぐさま甲板に出て状況確認したハヤテは、後ろから迫る船に怒鳴る。
ハヤテ「いちいち大砲打つんじゃねぇー!うるせぇだろーが!!」
ロイ「ハーッハハハ!!相変わらずシリウスの小猿は元気がいいな!」
ハヤテ「んだと!?」
高笑いと共にシリウス号に乗り込んできたのは、リカー海賊団の船長、ロイだった。
ロイ「残念ながら今日は小猿に構ってる暇は無いのだよ。」
威嚇するハヤテを尻目に、ロイはリュウガを呼び、船長室へ入って行った。
ヒロイン「なんだか今日のロイ船長、いつもと違いましたね」
ソウシ「ロイはリュウガとは古い仲でね。たまにああやってなにか情報を持ってくるんだ。その時はリュウガと真剣に話をしているよ」
トワ「ロイ船長は見かけによらず、情報通ですもんね」
直前のリュウガの様子とロイの様子に、船員は何かを感じ取ったように、ピリッとした空気が流れていた。
ナギはヒロインの頭をコツンと叩くと、キッチンへ来い、と首で合図をした。
ナギ「どんな情報かは分からねーが、忙しくなるなら飯はちゃんと食わないとな」
そう言って準備を始めたナギに、ヒロインは、はい!!と元気良く答え、準備を手伝った。
シン「今まで集まった情報を元におおまかな位置を割り出してみましたが、やはり辿り着くのは難しいですね。せめてもう少し詳しい情報が無いと・・・」
リュウガ「・・・そうか」
重苦しい雰囲気が食堂を包んだ時、食堂の窓からコツコツと何かが叩く音が聞こえた。
トワ「あれ?鳥さんがいます。」
そう言ってトワが食堂の窓を開けると、群青色の美しい鳥が入って来た。
リュウガには見覚えがあった。
ネストルが情報集めに使っていた鳥と同じ種類の鳥だったからだ。
スィーっと食堂内を一周すると、リュウガの腕にとまった。
よく見ると、足に小さな筒がついていた。
それを外してやると、鳥は窓から飛んで行った。
リュウガが筒を開けると中から手紙が出てきたが、それはやはりネストルからのものであった。
リュウガがその内容を見て、眉根を寄せると同時に、大砲の音が響いた。
すぐさま甲板に出て状況確認したハヤテは、後ろから迫る船に怒鳴る。
ハヤテ「いちいち大砲打つんじゃねぇー!うるせぇだろーが!!」
ロイ「ハーッハハハ!!相変わらずシリウスの小猿は元気がいいな!」
ハヤテ「んだと!?」
高笑いと共にシリウス号に乗り込んできたのは、リカー海賊団の船長、ロイだった。
ロイ「残念ながら今日は小猿に構ってる暇は無いのだよ。」
威嚇するハヤテを尻目に、ロイはリュウガを呼び、船長室へ入って行った。
ヒロイン「なんだか今日のロイ船長、いつもと違いましたね」
ソウシ「ロイはリュウガとは古い仲でね。たまにああやってなにか情報を持ってくるんだ。その時はリュウガと真剣に話をしているよ」
トワ「ロイ船長は見かけによらず、情報通ですもんね」
直前のリュウガの様子とロイの様子に、船員は何かを感じ取ったように、ピリッとした空気が流れていた。
ナギはヒロインの頭をコツンと叩くと、キッチンへ来い、と首で合図をした。
ナギ「どんな情報かは分からねーが、忙しくなるなら飯はちゃんと食わないとな」
そう言って準備を始めたナギに、ヒロインは、はい!!と元気良く答え、準備を手伝った。