前編
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ヒロイン「あー、いい気持ち!」
快晴の空の下、甲板に綺麗に洗った洗濯物を干したヒロインは思いっきり伸びをした。
トワ「ヒロインさん、もうこっちは大丈夫ですよ!」
ヒロイン「はーい!じゃあナギさんのお手伝いしてくるね」
船上の生活に慣れるに従い、どんどん要領よく仕事をこなすヒロインは、いつもくるくる動き回っていた。
ナギ「おい。お前働きすぎじゃないか?」
食堂に昼食を並べながらナギは少し心配そうに言った。
ヒロイン「大丈夫ですよ!元気モリモリです」
ナギ「・・・ならいーけどよ。お前もう少し食え。いつも少なすぎる」
ヒロイン「いやいや、みなさんの食べる量がハンパないんですよ?私は普通の女の子よりも食べてるんじゃないかなぁ?」
ナギ「そうか?女の食う量はイマイチ分からんな」
そう言いながら、ナギはヒロインの二の腕を優しく掴んだ。
ナギ「・・・細すぎ」
ヒロイン「えー?そうですか?これでも最近力こぶが出来てきたんですよ!」
ほら!と袖をまくって二の腕を出し、力こぶを見せるが、ナギからすれば、どこがほら!なのか分からなかった。
ひっしに、ここですよ!!と力こぶらしい膨らみ?をアピールするヒロインに、ナギはぷっと笑う。
そこへ、腹減ったー!とハヤテとトワがそれに続きシンがやって来た。
その3人にも力こぶを見せるが、いい反応を得られなかった。
ハヤテ「お前なぁ、力こぶってのはこういうのを言うんだよ!」
そう言ってハヤテが力こぶを見せる。
ヒロイン「うわぁ!すごーい!」
シン「さすが筋肉バカだな」
蔑むようにニヤリと笑ったシンに、ハヤテがつっかかり、いつものやり取りが始まるが、もはや慣れ始めたヒロインは笑いながらそれを見ている。
リュウガ「おうおう、なんだかえらく賑やかだな」
騒がしい食堂にリュウガとソウシも入ってきた。
ヒロイン「あ、船長!ソウシさん!ほら、見てください!私の力こぶ!」
2人の目の前に出された、真っ白な二の腕に、リュウガはドキッとした。
そして、他の男たちにも見せていたのかと思うと、胸がざわついた。
そんなリュウガを横目に、優しくヒロインの袖を戻すソウシ。
ソウシ「ふふ、本当だ。少し力こぶがあるね。いつもヒロインちゃんは頑張ってくれているからね。でも、あまり無理しちゃダメだよ。」
初めて肯定されて、ぴょんぴょん跳ねて喜ぶヒロインの頭をナギがポンっと叩くと、
ナギ「さ、メシだ。」
そう言って全員で食卓を囲む。
今まで父と2人きりで、会話もなく食事をしていたヒロインにとって、シリウス号での生活は本当に楽しいものだった。
快晴の空の下、甲板に綺麗に洗った洗濯物を干したヒロインは思いっきり伸びをした。
トワ「ヒロインさん、もうこっちは大丈夫ですよ!」
ヒロイン「はーい!じゃあナギさんのお手伝いしてくるね」
船上の生活に慣れるに従い、どんどん要領よく仕事をこなすヒロインは、いつもくるくる動き回っていた。
ナギ「おい。お前働きすぎじゃないか?」
食堂に昼食を並べながらナギは少し心配そうに言った。
ヒロイン「大丈夫ですよ!元気モリモリです」
ナギ「・・・ならいーけどよ。お前もう少し食え。いつも少なすぎる」
ヒロイン「いやいや、みなさんの食べる量がハンパないんですよ?私は普通の女の子よりも食べてるんじゃないかなぁ?」
ナギ「そうか?女の食う量はイマイチ分からんな」
そう言いながら、ナギはヒロインの二の腕を優しく掴んだ。
ナギ「・・・細すぎ」
ヒロイン「えー?そうですか?これでも最近力こぶが出来てきたんですよ!」
ほら!と袖をまくって二の腕を出し、力こぶを見せるが、ナギからすれば、どこがほら!なのか分からなかった。
ひっしに、ここですよ!!と力こぶらしい膨らみ?をアピールするヒロインに、ナギはぷっと笑う。
そこへ、腹減ったー!とハヤテとトワがそれに続きシンがやって来た。
その3人にも力こぶを見せるが、いい反応を得られなかった。
ハヤテ「お前なぁ、力こぶってのはこういうのを言うんだよ!」
そう言ってハヤテが力こぶを見せる。
ヒロイン「うわぁ!すごーい!」
シン「さすが筋肉バカだな」
蔑むようにニヤリと笑ったシンに、ハヤテがつっかかり、いつものやり取りが始まるが、もはや慣れ始めたヒロインは笑いながらそれを見ている。
リュウガ「おうおう、なんだかえらく賑やかだな」
騒がしい食堂にリュウガとソウシも入ってきた。
ヒロイン「あ、船長!ソウシさん!ほら、見てください!私の力こぶ!」
2人の目の前に出された、真っ白な二の腕に、リュウガはドキッとした。
そして、他の男たちにも見せていたのかと思うと、胸がざわついた。
そんなリュウガを横目に、優しくヒロインの袖を戻すソウシ。
ソウシ「ふふ、本当だ。少し力こぶがあるね。いつもヒロインちゃんは頑張ってくれているからね。でも、あまり無理しちゃダメだよ。」
初めて肯定されて、ぴょんぴょん跳ねて喜ぶヒロインの頭をナギがポンっと叩くと、
ナギ「さ、メシだ。」
そう言って全員で食卓を囲む。
今まで父と2人きりで、会話もなく食事をしていたヒロインにとって、シリウス号での生活は本当に楽しいものだった。