もしも、ラティーファの両親があの夜を生き延びて、ジャファーの計画が失敗していたら。

ジャファーの暗殺計画が失敗し、ハイサム国務大臣夫妻は一命を取り留める。両親の無事に安堵するのも束の間、20歳になったラティーファは父の決めた相手と結婚しなければならないと知る。
身分の違うシャバーンとラティーファは、互いの愛を誓い合うことも許されず、封建的なアグラバーの慣習に引き裂かれていく……

※流血、自決などの重い表現があります。苦手な方はご注意ください。
※D社公式if小説シリーズのツイステッドテール〜歪められた世界〜に着想を得た作品です（ツイステッドワンダーランドの方ではないです）