新しい生活の始まり
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今日は入学式だった。やっぱり新入生の数に驚かされた。田舎だったらこれの半分の時間で終わると思った。
ものすごい数の椅子を2年生全員で撤去している時、海堂君が話しかけてきた。
「苗字、今日部活あるけど、来るか?」
「今日あるの? じゃあ行こうかな」
入学式の後なのに、練習… さすがテニスの名門。てか、どの部活もガチそう。
会場撤去を終え、帰りの会も終え、放課後になった。
絶対に道に迷うと思った私は、海堂君についていく。
テニスコートについた私はまず、コートの多さに感心してしまった。
あとすごく視線を感じる気がする。まだこの学校には私の存在を知らない人は多数いるもんな。
その時、どこかから声がした。
「おーい、苗字ー」
「あっ、えーと、桃城君、だっけ?」
「見学か?」
「うん。」
その声の主が桃城君であることに気づいた時にはもう一人いた。
猫みたいに可愛いのに身長が高い人だ。ギャップ萌えってやつかな。
その人は当然私のことを知らない。だから、その人の視線にちょっと身構えてしまう。
「桃ー、誰ー?この子」
「マムシのクラスの転校生っす。」
桃城君が敬語っぽく喋ってる。この人、先輩かな?
「私、苗字名無しって言います」
「俺、菊丸英二。苗字ちゃん、よろしくにゃ。」
「よ、よろしくお願いします」
久々にちゃん付けで呼ばれたから少しドキッとしてしまった。
すると、呼び方が気になったのか、桃城君は菊丸先輩に向かって、
「ちゃん付けとかずるいっすよ、英二先輩」
とか言ってた。別にちゃんをつけて呼ばれてもいいけどね。自分としては、いろんな人と仲を深めたい。
「別に、ちゃん付けたって構いませんよ。下の名前で呼んでもいいですし、好きなように呼んでいただいて結構です。とにかく、私は、皆さんと仲良くなりたいです!」
「じゃあ、今日から名無しちゃんと友達だにゃ」
「改めて、これからよろしくな、名無し。」
「はいっ!」
ものすごい数の椅子を2年生全員で撤去している時、海堂君が話しかけてきた。
「苗字、今日部活あるけど、来るか?」
「今日あるの? じゃあ行こうかな」
入学式の後なのに、練習… さすがテニスの名門。てか、どの部活もガチそう。
会場撤去を終え、帰りの会も終え、放課後になった。
絶対に道に迷うと思った私は、海堂君についていく。
テニスコートについた私はまず、コートの多さに感心してしまった。
あとすごく視線を感じる気がする。まだこの学校には私の存在を知らない人は多数いるもんな。
その時、どこかから声がした。
「おーい、苗字ー」
「あっ、えーと、桃城君、だっけ?」
「見学か?」
「うん。」
その声の主が桃城君であることに気づいた時にはもう一人いた。
猫みたいに可愛いのに身長が高い人だ。ギャップ萌えってやつかな。
その人は当然私のことを知らない。だから、その人の視線にちょっと身構えてしまう。
「桃ー、誰ー?この子」
「マムシのクラスの転校生っす。」
桃城君が敬語っぽく喋ってる。この人、先輩かな?
「私、苗字名無しって言います」
「俺、菊丸英二。苗字ちゃん、よろしくにゃ。」
「よ、よろしくお願いします」
久々にちゃん付けで呼ばれたから少しドキッとしてしまった。
すると、呼び方が気になったのか、桃城君は菊丸先輩に向かって、
「ちゃん付けとかずるいっすよ、英二先輩」
とか言ってた。別にちゃんをつけて呼ばれてもいいけどね。自分としては、いろんな人と仲を深めたい。
「別に、ちゃん付けたって構いませんよ。下の名前で呼んでもいいですし、好きなように呼んでいただいて結構です。とにかく、私は、皆さんと仲良くなりたいです!」
「じゃあ、今日から名無しちゃんと友達だにゃ」
「改めて、これからよろしくな、名無し。」
「はいっ!」