Happy Valentine
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岩泉一 後輩
「ったく、何で俺らが付き合わなきゃなんねーのよ」
「しょうがないでしょ?今日は及川さんのための日だしね」
「うぜーな、ウザ川」
「岩ちゃん、男の嫉妬はみっともないからね」
「アホらし、俺ちょっと行くわ」
「え?なーに?マッキー呼び出し?」
「ちげーよ」
昼休みの中庭、及川先輩のいるとこに女子の行列あり…これはすごい。
1列に並んでチョコを渡していく…。
そしてそこには岩泉先輩あり。
皆の目は節穴か…及川先輩より岩泉先輩のほうが絶対カッコいいのに……
「まひな、岩泉先輩見てるし」
「はあ~。先輩チョコもらったかな??」
「ないっしょ~。持ってきたんでしょ?サッサとあげてコクってしまえ」
「あの中に入って?…私のことなんて絶対知らないし、無理だよ〜」
「今日が終わっちゃうぞ」
「うーん、、でもさ」
同級生でないってことだけで、ハードルはぐんっとあがる。
ましてや、一方的な想いのみ。
先輩が私のことなんて知るわけもないのだ。
せめて同じクラスで挨拶くらい交わせる仲だったら…はあ~と大きなため息をつき昼休みが終わってしまう。。
「まひな帰る?」
「ううん。ちょっと体育館見てから帰る」
「付き合う?」
「大丈夫だよ!明日ね」
「渡せるといいね。じゃあね」
「ありがと。バイバイ~」
放課後、男子バレー部の練習する体育館のギャラリー。
進路の決まった3年生が練習に来てる日もチラホラあり、及川先輩が来てる今日は女子に埋め尽くされてる。
いた!岩泉先輩。
いつも真面目に一生懸命バレーに向き合う姿はバレーのルールなど知らずとも分かる。
きっと何に対しても誰に対しても誠実なんろうと、妄想する。
同じクラスに、、同級生に生まれたかったな。
私と岩泉先輩の唯一の接点、男子バレー部の壮行会で、及川ギャラリーの人の群れに押され、すっ転んだ「みんな、危ないから押さないでね」
と及川先輩が声をかけ
「大丈夫か?」と手を差出してくれたのが岩泉先輩だった。
思わず手を借りてしまったその大きな手に、
心配そうな顔に胸がトクンとしてしまった
「大丈夫みてぇだな」
「あ、ありがとうございます」
美化された私の中では5分くらいの出来事も実際は数十秒の出来事だ。。
きっと、覚えてるはずもない。
「あっ!」
ちょっと体勢の崩れた位置から決めたスパイク、ハイタッチする彼の姿。
及川を見てない女のコはギャラリー見てるとちょっと目立つ。
ハッとした表情から嬉しそうな笑顔…
へぇー、珍し。岩か。
岩泉を見つめる視線に気がついたのは松川だ。
だんだん、帰り始めるギャラリー。
日は暮れ雪でもふりそうな空…。。
部室へ移動する3年生の先輩達。
及川先輩の周りには女子の群れ、花巻先輩は今日はいない。
松川先輩と歩いてる岩泉先輩。
今かも!急に湧き出した勇気とともに駆け出す。
「あの、岩泉先輩!」
「ん?」振り返る2人、
「はじめまして。私は2年1組橋宮まひなです」
「おう」
「あの、、壮行会で及川先輩のファンの女のコとぶつかって、転んでしまったところを岩泉先輩に助けてもらいました…で、あの、コレ。私、先輩のことが好きです。もし良かったらお知り合いになって、私のこと知ってもらえたらなと思って」
「お、俺?」
照れてるようなびっくりしてるような。
沈黙……いたたまれず手が震える
「あぁ…急にで、ごめんなさい。失礼します」
頭を下げる。
「ちょい待ち橋宮さん」
そういえば隣にいた松川先輩だ
「コイツ、疎くてごめんね。今日1日一喜一憂してたんでしょ?ソレ渡すのに。寒い中、待ってさ。岩〜、サッサと着替えて送って帰れ」
「あ、悪い。すぐ、着替えっから、校門の前で待ってて」
慌てて部室に走り出す。
「ちゃんと送ってもらいなよ」
と松川先輩
「あ、あの、フォローしていただき、ありがとうございました」
「いーえ」
寒いけど、寒くない。
岩泉先輩は、走ってきて、駅までと電車3駅一緒の帰り道。
先輩は浮かれて喋る私の話をちゃんと聞いてくれて、ただの同じ学校の人からは格上げできたみたい。
「橋宮、交換するべ」
「はい!いっぱい送ってもいいですか?」
「ぷっ、俺あんま使い慣れてないけど、頑張るわ」
と苦笑いの先輩
「ありがとうございます」
「駅から気をつけて帰れよ。家に着いたら連絡して。あと、コレありがとう。嬉しかった」
と照れて笑う先輩は、あの時の数秒を思い出してくれ、あの時の子と私がやっと繋がったと言ってくれた。
もう幸せに満ち溢れて、眠りに就こうと思ってたらスマホが鳴った。
岩泉先輩だった。
「クッキー、美味しかった。じゃあな、おやすみ」
って。
すぐ切れてしまったけど、こういうことはきちんと伝えないといけないからと律儀に電話。
彼の人柄がわかる。
幸せな余韻と、使い切った勇気で…充電が切れたように眠ってしまう。
これから、また少しずつ先輩と仲良くなれるといいな。
ハッピーバレンタイン。
「ったく、何で俺らが付き合わなきゃなんねーのよ」
「しょうがないでしょ?今日は及川さんのための日だしね」
「うぜーな、ウザ川」
「岩ちゃん、男の嫉妬はみっともないからね」
「アホらし、俺ちょっと行くわ」
「え?なーに?マッキー呼び出し?」
「ちげーよ」
昼休みの中庭、及川先輩のいるとこに女子の行列あり…これはすごい。
1列に並んでチョコを渡していく…。
そしてそこには岩泉先輩あり。
皆の目は節穴か…及川先輩より岩泉先輩のほうが絶対カッコいいのに……
「まひな、岩泉先輩見てるし」
「はあ~。先輩チョコもらったかな??」
「ないっしょ~。持ってきたんでしょ?サッサとあげてコクってしまえ」
「あの中に入って?…私のことなんて絶対知らないし、無理だよ〜」
「今日が終わっちゃうぞ」
「うーん、、でもさ」
同級生でないってことだけで、ハードルはぐんっとあがる。
ましてや、一方的な想いのみ。
先輩が私のことなんて知るわけもないのだ。
せめて同じクラスで挨拶くらい交わせる仲だったら…はあ~と大きなため息をつき昼休みが終わってしまう。。
「まひな帰る?」
「ううん。ちょっと体育館見てから帰る」
「付き合う?」
「大丈夫だよ!明日ね」
「渡せるといいね。じゃあね」
「ありがと。バイバイ~」
放課後、男子バレー部の練習する体育館のギャラリー。
進路の決まった3年生が練習に来てる日もチラホラあり、及川先輩が来てる今日は女子に埋め尽くされてる。
いた!岩泉先輩。
いつも真面目に一生懸命バレーに向き合う姿はバレーのルールなど知らずとも分かる。
きっと何に対しても誰に対しても誠実なんろうと、妄想する。
同じクラスに、、同級生に生まれたかったな。
私と岩泉先輩の唯一の接点、男子バレー部の壮行会で、及川ギャラリーの人の群れに押され、すっ転んだ「みんな、危ないから押さないでね」
と及川先輩が声をかけ
「大丈夫か?」と手を差出してくれたのが岩泉先輩だった。
思わず手を借りてしまったその大きな手に、
心配そうな顔に胸がトクンとしてしまった
「大丈夫みてぇだな」
「あ、ありがとうございます」
美化された私の中では5分くらいの出来事も実際は数十秒の出来事だ。。
きっと、覚えてるはずもない。
「あっ!」
ちょっと体勢の崩れた位置から決めたスパイク、ハイタッチする彼の姿。
及川を見てない女のコはギャラリー見てるとちょっと目立つ。
ハッとした表情から嬉しそうな笑顔…
へぇー、珍し。岩か。
岩泉を見つめる視線に気がついたのは松川だ。
だんだん、帰り始めるギャラリー。
日は暮れ雪でもふりそうな空…。。
部室へ移動する3年生の先輩達。
及川先輩の周りには女子の群れ、花巻先輩は今日はいない。
松川先輩と歩いてる岩泉先輩。
今かも!急に湧き出した勇気とともに駆け出す。
「あの、岩泉先輩!」
「ん?」振り返る2人、
「はじめまして。私は2年1組橋宮まひなです」
「おう」
「あの、、壮行会で及川先輩のファンの女のコとぶつかって、転んでしまったところを岩泉先輩に助けてもらいました…で、あの、コレ。私、先輩のことが好きです。もし良かったらお知り合いになって、私のこと知ってもらえたらなと思って」
「お、俺?」
照れてるようなびっくりしてるような。
沈黙……いたたまれず手が震える
「あぁ…急にで、ごめんなさい。失礼します」
頭を下げる。
「ちょい待ち橋宮さん」
そういえば隣にいた松川先輩だ
「コイツ、疎くてごめんね。今日1日一喜一憂してたんでしょ?ソレ渡すのに。寒い中、待ってさ。岩〜、サッサと着替えて送って帰れ」
「あ、悪い。すぐ、着替えっから、校門の前で待ってて」
慌てて部室に走り出す。
「ちゃんと送ってもらいなよ」
と松川先輩
「あ、あの、フォローしていただき、ありがとうございました」
「いーえ」
寒いけど、寒くない。
岩泉先輩は、走ってきて、駅までと電車3駅一緒の帰り道。
先輩は浮かれて喋る私の話をちゃんと聞いてくれて、ただの同じ学校の人からは格上げできたみたい。
「橋宮、交換するべ」
「はい!いっぱい送ってもいいですか?」
「ぷっ、俺あんま使い慣れてないけど、頑張るわ」
と苦笑いの先輩
「ありがとうございます」
「駅から気をつけて帰れよ。家に着いたら連絡して。あと、コレありがとう。嬉しかった」
と照れて笑う先輩は、あの時の数秒を思い出してくれ、あの時の子と私がやっと繋がったと言ってくれた。
もう幸せに満ち溢れて、眠りに就こうと思ってたらスマホが鳴った。
岩泉先輩だった。
「クッキー、美味しかった。じゃあな、おやすみ」
って。
すぐ切れてしまったけど、こういうことはきちんと伝えないといけないからと律儀に電話。
彼の人柄がわかる。
幸せな余韻と、使い切った勇気で…充電が切れたように眠ってしまう。
これから、また少しずつ先輩と仲良くなれるといいな。
ハッピーバレンタイン。
