Happy Valentine
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「花巻~!誕生日おめでとー!」
コンビニで買った一番高いシュークリームにハッピーバースデーってペンで書いた。
昼休みのざわつきに紛れてサラッと渡したつもりのシュークリーム
「おっ、サンキュー。バレンタインのチョコも待ってんねー」
「今、シュークリームあげたし、私、義理はあげない主義なので」
偉そうに言ってのけた。それは昨年のこと…
高校に入って彼らの集団はすぐ知った。
背が高くて、学校一のイケメンがいて目立ってたし、バレー部で…2年生になって同じクラスの隣の席になって仲良くなり、誰にでも気さくに声をかけられ友達のたくさんいる彼の何でも器用にこなす姿に憧れ、それとは裏腹なバレーに向けるひたむきさに恋に落ちた。
3年になってクラスが分かれたが、隣のクラスだったので顔を合わせれば声をかけられ、お互いに話することもあったし、たまのスマホのメッセージのやり取りも…
今年の1月27日は土曜日で送った
「誕生日おめでとう~」はすぐに既読になり、
「サンキュー!東京いっても仲良くしてねー」そう、卒業後は大学は違うけど同じ上京組だ。
2月14日 朝、受験が終わり身体鈍ってるからって朝練に顔を出してるのは知っている…
練習に行く前に渡せたら…想いを告げられたら…フラれてもいい。
ちゃんと告げようと決心した手作りのブラウニーは何とかの出来映えになった。
手提げの中に潜ませたラッピングしたブラウニー。
人気の少ない朝の校舎…花巻の下駄箱 靴がある。
急がなきゃ…教室の階まで一段飛ばしで走る。
角で人にぶつかりふっ飛んだ拍子に手提げが離れ中から紙袋のグシャって音がした…
ぶつかった相手よりも手提げからはみ出た赤い紙袋に視線を向ける
大きな足に踏みつけられたそこから顔をあげると
「まひな!?悪い。ごめん」
差し出された手「だ、大丈夫」
慌てて手提げを拾い上げ自力で立ち上がる。
「あっ、ちょっと急いでて、こっちこそごめん」
「俺もぼーっとしててマジごめん」
「大丈夫だって!尻もちくらい。私、課題出さなきゃなんだ。んじゃね!」
急ぐふりして教室へ向かった。
手提げの中の紙袋の中身はペタンコのブラウニー…
彼氏のいる友達は昼休み、彼とランチだって言うから屋上にあがりベンチを確保したけど、場違いかってくらいカップルやチョコ渡しのメッカか…
そこからは中庭が丸見えで男バレの3年がランチしながら及川君にチョコをあげる行列ができている。
あれ、花巻がいない…
ため息ひとつ、振り絞った勇気と覚悟は発揮する前に砕けた。
何てことだ渡そうと思っていた相手に踏まれるなんて…
「よお」
「ん?…!?げっ」
「げっ、て何?」
「いや、何か?」
「お前、こんなとこで一人でランチとか…」
「ははは、いー眺めだよアレ」中庭を指差す
「まだやってんのか」
「パンダみたいだよね」
「つーかさ、これ誰かにやるんだったんだべ?」
隣に座った彼の手には私の手提げ。
「はあ!?なんで持ってきてんの?」
「君、明らか変だったし、ぐしゃの感触したし」
「……友チョコだからまたホワイトデーに作るからって…」言い訳がく、苦しすぎる
「義理はやんねー主義じゃなかったっけ?」
「え?」なんで?彼と目が合う…
何かいつも彼がまとう空気が違う。
目が笑ってない。
「あの…それ、私、、、」握りこぶしギュと握りベンチから立ち上がる。
彼の目を見て告げる。
「私、花巻のことが好き…です」
「…」目を見開いた彼の驚いた顔
「あっ、ごめん。何か自分の中でケジメというか区切りつけたくて」
「マジか?あー、これ俺に?」うんうん、うなずくと「マジかー、ごめん俺…違う奴に渡すやつかと思って」
「え?」
フラれる覚悟で伝えた想いだったのに…
花巻が立ち上がる。見上げる視線「俺もまひなが好き…デス」
「!?」
見たことのない彼の真っ赤な顔
「…これ開けてみていい?」
「開けるの?」
「俺んだろ?責任取る」
潰れてはいるけど食べられないことはない
「んまいじゃん」照れる
「そ、それは良かった」予鈴が鳴る
「そろそろ行くか」と前を歩き出す
「まひな、今日一緒に帰ろうぜ」
チラッと振り返る彼と目が合う。
ニヤッと笑う彼の顔に自然と笑顔になる
「うん!」と答えて並び歩き、教室に戻る。
世界が一気に変わった昼休み、ハッピーバレンタイン。
コンビニで買った一番高いシュークリームにハッピーバースデーってペンで書いた。
昼休みのざわつきに紛れてサラッと渡したつもりのシュークリーム
「おっ、サンキュー。バレンタインのチョコも待ってんねー」
「今、シュークリームあげたし、私、義理はあげない主義なので」
偉そうに言ってのけた。それは昨年のこと…
高校に入って彼らの集団はすぐ知った。
背が高くて、学校一のイケメンがいて目立ってたし、バレー部で…2年生になって同じクラスの隣の席になって仲良くなり、誰にでも気さくに声をかけられ友達のたくさんいる彼の何でも器用にこなす姿に憧れ、それとは裏腹なバレーに向けるひたむきさに恋に落ちた。
3年になってクラスが分かれたが、隣のクラスだったので顔を合わせれば声をかけられ、お互いに話することもあったし、たまのスマホのメッセージのやり取りも…
今年の1月27日は土曜日で送った
「誕生日おめでとう~」はすぐに既読になり、
「サンキュー!東京いっても仲良くしてねー」そう、卒業後は大学は違うけど同じ上京組だ。
2月14日 朝、受験が終わり身体鈍ってるからって朝練に顔を出してるのは知っている…
練習に行く前に渡せたら…想いを告げられたら…フラれてもいい。
ちゃんと告げようと決心した手作りのブラウニーは何とかの出来映えになった。
手提げの中に潜ませたラッピングしたブラウニー。
人気の少ない朝の校舎…花巻の下駄箱 靴がある。
急がなきゃ…教室の階まで一段飛ばしで走る。
角で人にぶつかりふっ飛んだ拍子に手提げが離れ中から紙袋のグシャって音がした…
ぶつかった相手よりも手提げからはみ出た赤い紙袋に視線を向ける
大きな足に踏みつけられたそこから顔をあげると
「まひな!?悪い。ごめん」
差し出された手「だ、大丈夫」
慌てて手提げを拾い上げ自力で立ち上がる。
「あっ、ちょっと急いでて、こっちこそごめん」
「俺もぼーっとしててマジごめん」
「大丈夫だって!尻もちくらい。私、課題出さなきゃなんだ。んじゃね!」
急ぐふりして教室へ向かった。
手提げの中の紙袋の中身はペタンコのブラウニー…
彼氏のいる友達は昼休み、彼とランチだって言うから屋上にあがりベンチを確保したけど、場違いかってくらいカップルやチョコ渡しのメッカか…
そこからは中庭が丸見えで男バレの3年がランチしながら及川君にチョコをあげる行列ができている。
あれ、花巻がいない…
ため息ひとつ、振り絞った勇気と覚悟は発揮する前に砕けた。
何てことだ渡そうと思っていた相手に踏まれるなんて…
「よお」
「ん?…!?げっ」
「げっ、て何?」
「いや、何か?」
「お前、こんなとこで一人でランチとか…」
「ははは、いー眺めだよアレ」中庭を指差す
「まだやってんのか」
「パンダみたいだよね」
「つーかさ、これ誰かにやるんだったんだべ?」
隣に座った彼の手には私の手提げ。
「はあ!?なんで持ってきてんの?」
「君、明らか変だったし、ぐしゃの感触したし」
「……友チョコだからまたホワイトデーに作るからって…」言い訳がく、苦しすぎる
「義理はやんねー主義じゃなかったっけ?」
「え?」なんで?彼と目が合う…
何かいつも彼がまとう空気が違う。
目が笑ってない。
「あの…それ、私、、、」握りこぶしギュと握りベンチから立ち上がる。
彼の目を見て告げる。
「私、花巻のことが好き…です」
「…」目を見開いた彼の驚いた顔
「あっ、ごめん。何か自分の中でケジメというか区切りつけたくて」
「マジか?あー、これ俺に?」うんうん、うなずくと「マジかー、ごめん俺…違う奴に渡すやつかと思って」
「え?」
フラれる覚悟で伝えた想いだったのに…
花巻が立ち上がる。見上げる視線「俺もまひなが好き…デス」
「!?」
見たことのない彼の真っ赤な顔
「…これ開けてみていい?」
「開けるの?」
「俺んだろ?責任取る」
潰れてはいるけど食べられないことはない
「んまいじゃん」照れる
「そ、それは良かった」予鈴が鳴る
「そろそろ行くか」と前を歩き出す
「まひな、今日一緒に帰ろうぜ」
チラッと振り返る彼と目が合う。
ニヤッと笑う彼の顔に自然と笑顔になる
「うん!」と答えて並び歩き、教室に戻る。
世界が一気に変わった昼休み、ハッピーバレンタイン。
