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前途多難々

「よし、準備できた。」
「トッティ、あつしくんはこないよ。」
「くるよ。なんなの?」
「今から電話がなってあつしくんに今日無理になった〜って言われるよ。」
「言われないから。」
「ふーんどうだか。今日泊まってくるんだよね?」
「そうだよ。あつしくんちだから心配しないで。」
「女の子いたりして。」
「だったらラッキーじゃん。」
「許せねぇ…。替えのパンツ抜き取ってやる。」
「あ、やめて!せっかく準備したのにカバン開けないで!」
「おー、勝負パンツ?」
「パンツ出すな!」
「こんなの持ってたっけ。」
「よそ行きのやつだよ。兄さんは持ってないかもしれないけど普通はみんな持ってんの!んもう返して。」
「おれのパンツも持ってく?」
「要らないから。…持ってこないで。」
「ほらほら。どれにする?これなんか脱ぎたて。」
「はあ!?!?そんなもん持ってくんな!!」
「寂しくなったら匂い嗅いでいいよ。」
「わ、入れんなバカ!ひぃー、触りたくないのにぃ…」
「ああおれの勝負パンツが…」
「全部同じだったじゃん。汚いだけ。」
「つかあつしくんもトッティひとり誘うとか…変だよね。」
「そう?」
「男二人で何すんだよ。セックス?」
「するわけないよね。ボクも初めてだし分かんないけど単純に嬉しくない?家に誘ってくれるって。」
「怪しい。あつしくんにケツ狙われてるよお前。」
「変なこと言わないでよ。あつしくんそんなんじゃないからね。合コンしまくってる時点で女の子好きじゃん。」
「ケッ。知らねーからな。」
「あ、あつしくん来た。やっぱ車かっけー!…あ、一松兄さん!挨拶くらいしなよー!」
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