トラウマに囚われて
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「お願い!この通り!!」
今、私の目の前で両手で拝むようにして頼んでいるのはいとこの立花いずみだ。
最近この町に来たようだ。
と、言うか...。
「...逆に私でいいの?そうゆうのはプロの人に頼むべきじゃないの...?」
フツーに考えてそうだ。劇団の音楽を頼みたいだなんて。私のような名前の聞かない、ましてや学生に頼むだなんて...。
「...実はそっちの方面の人の繋がりがなくて...あと、鈴音の音楽の凄さは私が一番よく知ってるし」
「...いや、おだてなくていいから...」
「そんなことないよ!!」
いずみちゃん急に大声出さないでよびっくりした...びっくりした...。
「私が渋ったのは別の理由なの...」
「別の理由...?私としてはもったいないくらいのお話であるんだけど。」
こんな美味しい話、他にないと思う。
その世界に溶け込めるのだから、一人で自分だけの世界を表現できるのはとても楽しいけど。
「あ、あのね鈴音ちゃん、うちの劇団って今結構ヤバくて、一つ失敗したら直ぐに取り壊しになっちゃう様な劇団なの。」
「うん。さっきそれは説明聞いたよ。上等じゃん。やってやろうよ。」
「それに、渡す料金だってほんのびひたるものなんだよ!?」
「別のいいよ、もともと趣味で音楽作ってるだけだし、むしろ要らないし。」
「あ、あと...」
「えっ...まだあるの...?」
さっきから同じ様なことばかり言っていたいずみちゃんだが、むしろここが本番だと言いたげな目で私を見てきた。
「うちの劇団...男性しかいないんだ...。」
今、私の目の前で両手で拝むようにして頼んでいるのはいとこの立花いずみだ。
最近この町に来たようだ。
と、言うか...。
「...逆に私でいいの?そうゆうのはプロの人に頼むべきじゃないの...?」
フツーに考えてそうだ。劇団の音楽を頼みたいだなんて。私のような名前の聞かない、ましてや学生に頼むだなんて...。
「...実はそっちの方面の人の繋がりがなくて...あと、鈴音の音楽の凄さは私が一番よく知ってるし」
「...いや、おだてなくていいから...」
「そんなことないよ!!」
いずみちゃん急に大声出さないでよびっくりした...びっくりした...。
「私が渋ったのは別の理由なの...」
「別の理由...?私としてはもったいないくらいのお話であるんだけど。」
こんな美味しい話、他にないと思う。
その世界に溶け込めるのだから、一人で自分だけの世界を表現できるのはとても楽しいけど。
「あ、あのね鈴音ちゃん、うちの劇団って今結構ヤバくて、一つ失敗したら直ぐに取り壊しになっちゃう様な劇団なの。」
「うん。さっきそれは説明聞いたよ。上等じゃん。やってやろうよ。」
「それに、渡す料金だってほんのびひたるものなんだよ!?」
「別のいいよ、もともと趣味で音楽作ってるだけだし、むしろ要らないし。」
「あ、あと...」
「えっ...まだあるの...?」
さっきから同じ様なことばかり言っていたいずみちゃんだが、むしろここが本番だと言いたげな目で私を見てきた。
「うちの劇団...男性しかいないんだ...。」
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