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もしもサトシが鬼滅の世界に行ったら

【もしもサトシが鬼滅の世界に行ったら】1の続き

空が明るくなり、サトシとメガリザードンYの絆を解き、姿が戻るリザードン。

「ありがとう、リザードン」
「グオァ」

にっこりと自身のポケモンにお礼を言うサトシにそわそわとしていた炭治郎たち。

それもそうだろう。
闇夜を夜明けに変えてしまったのだから。

「なんだよぉおお!?」
「すごいな!どうやったらこんなすごいことできるんだ!!」
「ふむ!不思議な体験だ!!」
「すっげぇ!!」

善逸は驚きすぎてサトシを掴み前後に激しく揺らし、炭治郎は感心した様子で煉獄は負傷した傷はそのまま腕組をし、伊之助は瞳をキラキラさせ「すげぇすげぇ」と連呼した。
ただし、この場にはサトシのポケモンもいるわけで、サトシを激しく前後に揺らしている善逸に、かわいいと評判のピカチュウの眉間がピクピクとしている。
サトシの目が回りそうになったところで、ピカチュウがとうとう堪忍袋が切れ、電気袋から静電気が流れる。

それは音に敏感な善逸も一緒で、サトシの身体を前後に揺らすのをやめ、ソロォを小さな黄色いポケモンを見、炭治郎は匂いで怒りを感じ取り、柱である煉獄はふむ。何やら怒っているようだな!と言い、伊之助は今度は何があるんだ!?とそわそわしている。

ピカチュウといえば――にっこりと笑っているのに目が笑っていない――準備はできたとばかりに空まで届くであろう雷を打ち込んだ。

そして雷が止んだ頃、辺り一面黒焦げになった善逸がその場に倒れていた。

チャンチャン♪
おしまい
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