番外編
●番外編2のユリーカがこの世界にやってきた場合●
サトシが声にならない悲鳴を上げているのと同時に見知らぬ少女の声が、善逸の言葉にすかさず反論する。
「ダメ――!!その美人さんはお兄ちゃんのお嫁さんにするんだからっ!!」
「ってぇ、誰よぉぉお!君はぁぁぁ」
「私はユリーカだよ!」
「このかわいい天使は俺の彼女にするんですぅ」
「だめぇ!お兄ちゃんの恋人になってもらうんだから!!」
「いぃえ、俺の彼女になってもらうの!」
「ユリーカ・・・言ってることが変わってきてないか?」
善逸とユリーカの二人はロトム図鑑に写りこんでいる少女をどちらが恋人にするのかと言い争いを始めたが、始めは少女にお嫁に来てもらうと言っていたユリーカだが、いつの間にか彼女に置き換えられていた。
そんなやり取りをしている二人の前にいたロトム図鑑は、サトシに気付き声を弾ませる。
「サトシ!お帰りロト!!」
「え?サトシ!?」
善逸と口論していた少女はロトム図鑑が言った【サトシ】という名に素早く反応をする。
そして、サトシに視線を向けその姿を視界に入れると、目をうるうると潤ませて善逸に目もくれず一直線にサトシへ向かう。
「サトシ!!」
ガバリとサトシに抱き着くと、ユリーカは必死の様子でサトシに声をかけている。
「本物だよね!?夢なんかじゃないんだよね!?」
「デェネェ」
「久しぶりだな。ユリーカ、デデンネ」
必死なユリーカにサトシは苦笑を浮かべユリーカの頭を撫でてやると、旅を終えてから久しぶりに見るサトシに泣き出す一歩手前だ。そんなユリーカのポシェットからは小さなアンテナポケモンであるデデンネが出てきて、トテテとユリーカの身体を駆け上がり、サトシの身体によじ登るとデデンネのほっぺとサトシの頬をくっつけた。
こちらも再会を、喜んでいるようだ。
「これは珍しいロト!データを取るロト♪」
パシャパシャと写真を収めていくロトム図鑑。そして、お馴染みの――
「デデェ」
「キャー」
「わー」
バチバチバチッ
デデンネによる【ほっぺすりすり】がサトシとユリーカに炸裂した。
そんな様子を見ていた善逸達はというと――
「なにぃぃぃ!雷がぁぁ!!こわいいぃぃ」
「おい!大丈夫か!?ユリーカ!サトシ!!」
「あらあら」
「よもや」
「こういう時はどうしたらいいんでしょうか?」
善逸は小さな生き物から電気が流れたのを見て、過去自分が雷に打たれたことから恐怖に怯え、炭治郎は感電したら大変だと二人に近づき、しのぶと煉獄は唖然とし、千寿朗は電気を放つ生き物がいるとは思わず、おろおろとしている。
「・・・ピィカ」
パチっ
一瞬だけ、静電気が部屋の中を走るとデデンネはピタッと電気を止め、恐る恐るピカチュウを見た。
そこには、ピカチュウが黒い笑みを浮かべているではないか。
デデンネは黒い笑みを浮かべたピカチュウを見た瞬間、悲鳴を上げた。そして、離れていた善逸もばっちりピカチュウの黒い笑みを見てしまい、プチンと意識が途切れてしまった。
そこからは。ピカチュウによるお説教がデデンネになされたーー。
【あとがき】
煉獄をいれましたが、口調とかあっているのか謎。
本当は、煉獄と一緒に行動してもらう予定の人を、千寿朗と宇随どちらにしようか悩んで兄弟に決定。
兄弟仲はいいだろうと思ったのと、どこかのタイミングでサトシと千寿朗のお話書きたいなという願望を入れてみました。
煉獄とサトシ、一度は仲良く?してもらいたいなと・・・(本編での布石も込めて)
この話を書いていた時に、番外編2がお邪魔な存在になってしまった。でも、善逸とのやり取りもやってほしかったため、番外編2の続きバージョンとなしのバージョンで作ってみました。
サトシが声にならない悲鳴を上げているのと同時に見知らぬ少女の声が、善逸の言葉にすかさず反論する。
「ダメ――!!その美人さんはお兄ちゃんのお嫁さんにするんだからっ!!」
「ってぇ、誰よぉぉお!君はぁぁぁ」
「私はユリーカだよ!」
「このかわいい天使は俺の彼女にするんですぅ」
「だめぇ!お兄ちゃんの恋人になってもらうんだから!!」
「いぃえ、俺の彼女になってもらうの!」
「ユリーカ・・・言ってることが変わってきてないか?」
善逸とユリーカの二人はロトム図鑑に写りこんでいる少女をどちらが恋人にするのかと言い争いを始めたが、始めは少女にお嫁に来てもらうと言っていたユリーカだが、いつの間にか彼女に置き換えられていた。
そんなやり取りをしている二人の前にいたロトム図鑑は、サトシに気付き声を弾ませる。
「サトシ!お帰りロト!!」
「え?サトシ!?」
善逸と口論していた少女はロトム図鑑が言った【サトシ】という名に素早く反応をする。
そして、サトシに視線を向けその姿を視界に入れると、目をうるうると潤ませて善逸に目もくれず一直線にサトシへ向かう。
「サトシ!!」
ガバリとサトシに抱き着くと、ユリーカは必死の様子でサトシに声をかけている。
「本物だよね!?夢なんかじゃないんだよね!?」
「デェネェ」
「久しぶりだな。ユリーカ、デデンネ」
必死なユリーカにサトシは苦笑を浮かべユリーカの頭を撫でてやると、旅を終えてから久しぶりに見るサトシに泣き出す一歩手前だ。そんなユリーカのポシェットからは小さなアンテナポケモンであるデデンネが出てきて、トテテとユリーカの身体を駆け上がり、サトシの身体によじ登るとデデンネのほっぺとサトシの頬をくっつけた。
こちらも再会を、喜んでいるようだ。
「これは珍しいロト!データを取るロト♪」
パシャパシャと写真を収めていくロトム図鑑。そして、お馴染みの――
「デデェ」
「キャー」
「わー」
バチバチバチッ
デデンネによる【ほっぺすりすり】がサトシとユリーカに炸裂した。
そんな様子を見ていた善逸達はというと――
「なにぃぃぃ!雷がぁぁ!!こわいいぃぃ」
「おい!大丈夫か!?ユリーカ!サトシ!!」
「あらあら」
「よもや」
「こういう時はどうしたらいいんでしょうか?」
善逸は小さな生き物から電気が流れたのを見て、過去自分が雷に打たれたことから恐怖に怯え、炭治郎は感電したら大変だと二人に近づき、しのぶと煉獄は唖然とし、千寿朗は電気を放つ生き物がいるとは思わず、おろおろとしている。
「・・・ピィカ」
パチっ
一瞬だけ、静電気が部屋の中を走るとデデンネはピタッと電気を止め、恐る恐るピカチュウを見た。
そこには、ピカチュウが黒い笑みを浮かべているではないか。
デデンネは黒い笑みを浮かべたピカチュウを見た瞬間、悲鳴を上げた。そして、離れていた善逸もばっちりピカチュウの黒い笑みを見てしまい、プチンと意識が途切れてしまった。
そこからは。ピカチュウによるお説教がデデンネになされたーー。
【あとがき】
煉獄をいれましたが、口調とかあっているのか謎。
本当は、煉獄と一緒に行動してもらう予定の人を、千寿朗と宇随どちらにしようか悩んで兄弟に決定。
兄弟仲はいいだろうと思ったのと、どこかのタイミングでサトシと千寿朗のお話書きたいなという願望を入れてみました。
煉獄とサトシ、一度は仲良く?してもらいたいなと・・・(本編での布石も込めて)
この話を書いていた時に、番外編2がお邪魔な存在になってしまった。でも、善逸とのやり取りもやってほしかったため、番外編2の続きバージョンとなしのバージョンで作ってみました。