第一章
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ーーからんからん
「いらっしゃいませー!」
「こんばんはー」
「お、佐助くん久しぶり!」
「おばさん、こんばんは」
ここはスタッフである女性と話をしながらお酒を飲む場所。所謂スナックで店名は『弥生』
ここのママは私の母親でスタッフの1人は姉がいる。この間元カレである佐助に飲みに行きたいと言われた場所はここの事である。
案内されたカウンターに座る。
「お姉、私はいつものね」
「はぁい。佐助くんは?」
「あはー俺ウィスキーソーダ割りでー」
パタパタと姉がお酒の用意をしてくれて、その間にここの常連さんに誰?話しかけられる。それに元カレなんだと返答しながらお酒の用意が済んだので手に取ると、一応乾杯をする。
「「おつかれー」」
「相変わらずだねー」
「そっちもね」
笑って話が出来る。別れた理由が理由だから、こういう風に話が出来るのは良かったと感じながら他愛のない話に花を咲かす。
「今は彼氏は?」
「いるよ。東京だけどね」
「那拓は昔からモテてたからねぇ」
「そう?」
「そうだよ!俺ヒヤヒヤしてたもん」
そうかな、そうでもないと思うんだけどなぁ。そう思いながら酎ハイを飲んで、タバコに火をつける。
「…吸うんだ?」
「まぁね」
姉や母とも話をし出す佐助を横目で見てiPhoneのロックを解除する。彼氏からの連絡は来ていなくて、少し落胆する。
私は甘えたがりの末っ子で、佐助とは合わなかった。彼は私よりも他を優先する癖がある。仕方の無いことなんだろうけれど…それが嫌で嫌で耐えれなかった。私から連絡しないとこないメールや、電話。
彼の誕生日 バレンタインなんかはプレゼントを持って行っても、すぐに友達と予定があるからって帰された思い出しかないような人。
「真田くんは元気なの?」
「あぁ、幸は元気だよー」
「そっか、武田先生も元気そう?」
「あぁ、2人とも元気。そのうち会えるんじゃない?」
そっか、あの2人も元気ならよかった。
佐助がこっちに戻ってきたなら2人とも戻ってるんだね。政宗も元気だし、元親たちも元気そうだって言えば笑ってそうか。なんて言う佐助。
そろそろ閉店だから帰る準備をする。
「送るよ」
「ありがとう、でもそこだよ?」
「どうせ帰り道だ、送らせてよ」
「そっか、じゃあお願いするね」
「いらっしゃいませー!」
「こんばんはー」
「お、佐助くん久しぶり!」
「おばさん、こんばんは」
ここはスタッフである女性と話をしながらお酒を飲む場所。所謂スナックで店名は『弥生』
ここのママは私の母親でスタッフの1人は姉がいる。この間元カレである佐助に飲みに行きたいと言われた場所はここの事である。
案内されたカウンターに座る。
「お姉、私はいつものね」
「はぁい。佐助くんは?」
「あはー俺ウィスキーソーダ割りでー」
パタパタと姉がお酒の用意をしてくれて、その間にここの常連さんに誰?話しかけられる。それに元カレなんだと返答しながらお酒の用意が済んだので手に取ると、一応乾杯をする。
「「おつかれー」」
「相変わらずだねー」
「そっちもね」
笑って話が出来る。別れた理由が理由だから、こういう風に話が出来るのは良かったと感じながら他愛のない話に花を咲かす。
「今は彼氏は?」
「いるよ。東京だけどね」
「那拓は昔からモテてたからねぇ」
「そう?」
「そうだよ!俺ヒヤヒヤしてたもん」
そうかな、そうでもないと思うんだけどなぁ。そう思いながら酎ハイを飲んで、タバコに火をつける。
「…吸うんだ?」
「まぁね」
姉や母とも話をし出す佐助を横目で見てiPhoneのロックを解除する。彼氏からの連絡は来ていなくて、少し落胆する。
私は甘えたがりの末っ子で、佐助とは合わなかった。彼は私よりも他を優先する癖がある。仕方の無いことなんだろうけれど…それが嫌で嫌で耐えれなかった。私から連絡しないとこないメールや、電話。
彼の誕生日 バレンタインなんかはプレゼントを持って行っても、すぐに友達と予定があるからって帰された思い出しかないような人。
「真田くんは元気なの?」
「あぁ、幸は元気だよー」
「そっか、武田先生も元気そう?」
「あぁ、2人とも元気。そのうち会えるんじゃない?」
そっか、あの2人も元気ならよかった。
佐助がこっちに戻ってきたなら2人とも戻ってるんだね。政宗も元気だし、元親たちも元気そうだって言えば笑ってそうか。なんて言う佐助。
そろそろ閉店だから帰る準備をする。
「送るよ」
「ありがとう、でもそこだよ?」
「どうせ帰り道だ、送らせてよ」
「そっか、じゃあお願いするね」