第一章
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ーー♪
メッセージアプリ RAINが鳴ったから開いてみると、彼氏からの連絡だった
〈来週帰れるよ〉
〈ほんと?楽しみにしてる!〉
遠距離恋愛真っ最中の私は嬉しくてすぐにRAINを返す。東京で働いている彼氏との出会いは職場だった。転職する際に東京へ行った彼。その時に告げられた好きの言葉と東京へ行く事。
嬉しくて、でも離れてしまう寂しさで泣いてしまった私を優しく撫でてくれた彼が大好きで…でもやっぱり寂しくて。逢えるのは凄く嬉しくて、iPhoneの写真を開く。
「来週かぁ、休みだったかな?」
ショッピングモールで働く私は休日は不定期で、もしかしたら仕事かもしれない。でも少しでも逢えるなら嬉しくってシフトを確認する。土日祝休みの彼に逢えるのは金曜の晩からで、シフトを見れば土曜日が休みが確認出来、いそいそといつ何時から逢えるかやりとりをする。