【N】にのへ。
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「え!あんたあいつのこと好きなの?!」
「うん…かっこいいんだもん!」
いつの間にか盛り上がってしまったこの部屋のみんなでの恋バナ。
相葉ちゃんと私はちょっとだけ浮いてしまってる。
「みんな凄いなあ。」
『だねえ…そういえば、相葉ちゃんは好きな人いるの?』
ずっと一緒にいたのに考えたことなかったけど…
彼女ができてるのも、見たことない…
「俺?いるよ!」
『え!?そうなんだ…知らなかった…。』
こんなに一緒だったのに気づかないなんて、私ったら…。
「ええええ!?相葉君好きな子いるの!?誰!?」
「わ、聞かれてたか~」
端っこのほうで話してたのに女の子たちが飛びついてきた。
でも、私も気になる。
「ねえだれだれ?大学一緒?」
「まあ別にばれてもいっか~。…サクラだよ。」
『えっ、サクラちゃんが好きだったの!?』
「あはは、まあね~、高校からなんだけどね。」
もっとびっくり…
確かに気が合いそうだなあとは思ってたけど。
でも、サクラちゃんの好きな人は…
いや、こんなの私が口出しちゃいけないことだよね。
「サクラかあ~確かにお似合いだわ~。」
「え~相葉君ねらってたのになあ~。」
相葉ちゃんの好きな人を聞いて、男の子も女の子も満足したのか、また自分たちの話に入り込んでいった。
こっそり私の隣に戻ってくる相葉ちゃん。
「は~、言っちゃったよ。」
『ふふ、でも、サクラちゃんが好きだったんだね。私全然気づかなかったよ。』
「だってそんな素振り見せたら恥ずかしいもん。」
『それはわかるなあ。』
私も、大好きって感情を見せるのは恥ずか…
「ええ?でもランカはニノが好きなんでしょ?」
『!?!?!?!』
すっごい急に核心を付かれてしまった。
『なななななんで!?!?!』
「その反応からしてもわかりやすいよ笑」
『わ、私そんなに態度に出てるかな…!?』
「うん、小学校の時からでしょ?すぐわかるよ笑」
いつからってことまでバレてた…。
なんだか、私は相葉ちゃんの事知れてなかったのに、相葉ちゃんには丸わかりだなんて、悔しい…。
「告っちゃえばいいのに!」
『ええ…でも、今はみんなと楽しく過ごしたいからさ。』
きっとにのは…サクラちゃんが好きなんじゃないかなって。
私なんかが告白しても気まずくなってしまうくらいなら、
大学を卒業して、みんなと一緒にいる時間が少なくなった時のほうがいいんじゃないかなって…。
私のせいでみんなの関係が崩れてしまうのだけは…
「ふうん、そっかあ。でも俺はね~大学卒業するまでに告白しようと思ってるんだよね!」
『そ、そうなの!?』
「この際この合宿中にしちゃおっかな!笑」
『すごい…積極的だね…!』
「だって、いつ言えるかわかんないでしょ?そうと決めたらしとかなきゃね!」
いつ言えるかわかんない、か。
確かに、そうだよね。
大学卒業して、結局告白できずに遠く離れてしまったりしたら…
もう想いを直接伝えることもできなくなっちゃうんだ。
そう考えても、私には相葉ちゃんのような決断力と行動力が足りなくって。
どんどん後回しにしちゃうんだ。
「…何してんの?」
ふいに部屋の入り口から聞こえる声。
『にの!』
「外で待ってても全然来ないし。」
『あ、ごめんごめん、なんだかみんなで盛り上がっちゃって。』
またちょっとだけむすっとしてしまっているにのだけど、
さっきの話を思い出して、なんだか愛おしくなってしまう。
『ふふ、そんな顔しないでよ。』
好き、っていつか、ちゃんと伝えたいな。
にのの顔をつん、とつつくと、ちょっと嫌そうな顔をする。
そんな顔さえ可愛く思えてくる。
「あ~二宮くんじゃん!」
「ランカちゃんが心配になっちゃったの~?」
「はあ?」
女の子たちがにのに気づいて寄ってくる。
あれ、そういえば
『ねえねえ、サクラちゃんは?』
「ああ、なんか登山のアクティビティがあるから行ってくるとかなんとか言ってたよ。」
「え、登山!?俺も行きたい!」
相葉ちゃんは目を輝かせた。
その声に同じ部屋のみんなも賛同した。
「二宮とランカちゃんはどうする?」
さっき目が合った男の子だ。
優しく、話しかけてくれた人。
『あ…えっと…行きたい、です。』
「はは、また敬語になってるよ。じゃあ一緒に…」
「俺も行くから大丈夫。」
遮るように言葉を発するにの。
珍しい、登山なんてしたくないんだと思ってた。
「…そう、じゃあまたあとで。」
『うん、誘ってくれてありがとう!』
「お礼を言われることじゃないよ笑」
男の子は優しく笑って、他のみんなと準備して部屋を出ていった。
「…なんだあいつ。」
『同じ部屋の人だよ、優しくていい人そう。』
「どこが?ああいうやつが一番危ないんだよ。」
『そんなことないと思うけどなあ。』
苦手なタイプなのかな…?
確かに、にのも優しいけど、紳士的な感じじゃないもんね笑
正反対っぽい。
「…そんなにへらへらしちゃって。」
『…にの?』
そういうとにのは…
誰もいなくなった部屋で、私を押し倒した。
「うん…かっこいいんだもん!」
いつの間にか盛り上がってしまったこの部屋のみんなでの恋バナ。
相葉ちゃんと私はちょっとだけ浮いてしまってる。
「みんな凄いなあ。」
『だねえ…そういえば、相葉ちゃんは好きな人いるの?』
ずっと一緒にいたのに考えたことなかったけど…
彼女ができてるのも、見たことない…
「俺?いるよ!」
『え!?そうなんだ…知らなかった…。』
こんなに一緒だったのに気づかないなんて、私ったら…。
「ええええ!?相葉君好きな子いるの!?誰!?」
「わ、聞かれてたか~」
端っこのほうで話してたのに女の子たちが飛びついてきた。
でも、私も気になる。
「ねえだれだれ?大学一緒?」
「まあ別にばれてもいっか~。…サクラだよ。」
『えっ、サクラちゃんが好きだったの!?』
「あはは、まあね~、高校からなんだけどね。」
もっとびっくり…
確かに気が合いそうだなあとは思ってたけど。
でも、サクラちゃんの好きな人は…
いや、こんなの私が口出しちゃいけないことだよね。
「サクラかあ~確かにお似合いだわ~。」
「え~相葉君ねらってたのになあ~。」
相葉ちゃんの好きな人を聞いて、男の子も女の子も満足したのか、また自分たちの話に入り込んでいった。
こっそり私の隣に戻ってくる相葉ちゃん。
「は~、言っちゃったよ。」
『ふふ、でも、サクラちゃんが好きだったんだね。私全然気づかなかったよ。』
「だってそんな素振り見せたら恥ずかしいもん。」
『それはわかるなあ。』
私も、大好きって感情を見せるのは恥ずか…
「ええ?でもランカはニノが好きなんでしょ?」
『!?!?!?!』
すっごい急に核心を付かれてしまった。
『なななななんで!?!?!』
「その反応からしてもわかりやすいよ笑」
『わ、私そんなに態度に出てるかな…!?』
「うん、小学校の時からでしょ?すぐわかるよ笑」
いつからってことまでバレてた…。
なんだか、私は相葉ちゃんの事知れてなかったのに、相葉ちゃんには丸わかりだなんて、悔しい…。
「告っちゃえばいいのに!」
『ええ…でも、今はみんなと楽しく過ごしたいからさ。』
きっとにのは…サクラちゃんが好きなんじゃないかなって。
私なんかが告白しても気まずくなってしまうくらいなら、
大学を卒業して、みんなと一緒にいる時間が少なくなった時のほうがいいんじゃないかなって…。
私のせいでみんなの関係が崩れてしまうのだけは…
「ふうん、そっかあ。でも俺はね~大学卒業するまでに告白しようと思ってるんだよね!」
『そ、そうなの!?』
「この際この合宿中にしちゃおっかな!笑」
『すごい…積極的だね…!』
「だって、いつ言えるかわかんないでしょ?そうと決めたらしとかなきゃね!」
いつ言えるかわかんない、か。
確かに、そうだよね。
大学卒業して、結局告白できずに遠く離れてしまったりしたら…
もう想いを直接伝えることもできなくなっちゃうんだ。
そう考えても、私には相葉ちゃんのような決断力と行動力が足りなくって。
どんどん後回しにしちゃうんだ。
「…何してんの?」
ふいに部屋の入り口から聞こえる声。
『にの!』
「外で待ってても全然来ないし。」
『あ、ごめんごめん、なんだかみんなで盛り上がっちゃって。』
またちょっとだけむすっとしてしまっているにのだけど、
さっきの話を思い出して、なんだか愛おしくなってしまう。
『ふふ、そんな顔しないでよ。』
好き、っていつか、ちゃんと伝えたいな。
にのの顔をつん、とつつくと、ちょっと嫌そうな顔をする。
そんな顔さえ可愛く思えてくる。
「あ~二宮くんじゃん!」
「ランカちゃんが心配になっちゃったの~?」
「はあ?」
女の子たちがにのに気づいて寄ってくる。
あれ、そういえば
『ねえねえ、サクラちゃんは?』
「ああ、なんか登山のアクティビティがあるから行ってくるとかなんとか言ってたよ。」
「え、登山!?俺も行きたい!」
相葉ちゃんは目を輝かせた。
その声に同じ部屋のみんなも賛同した。
「二宮とランカちゃんはどうする?」
さっき目が合った男の子だ。
優しく、話しかけてくれた人。
『あ…えっと…行きたい、です。』
「はは、また敬語になってるよ。じゃあ一緒に…」
「俺も行くから大丈夫。」
遮るように言葉を発するにの。
珍しい、登山なんてしたくないんだと思ってた。
「…そう、じゃあまたあとで。」
『うん、誘ってくれてありがとう!』
「お礼を言われることじゃないよ笑」
男の子は優しく笑って、他のみんなと準備して部屋を出ていった。
「…なんだあいつ。」
『同じ部屋の人だよ、優しくていい人そう。』
「どこが?ああいうやつが一番危ないんだよ。」
『そんなことないと思うけどなあ。』
苦手なタイプなのかな…?
確かに、にのも優しいけど、紳士的な感じじゃないもんね笑
正反対っぽい。
「…そんなにへらへらしちゃって。」
『…にの?』
そういうとにのは…
誰もいなくなった部屋で、私を押し倒した。