櫻井さん
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「…あ~あと五分でお昼なのに終わんないよ~…」
『見せて…これなら今私がやってるのと一緒だから、私がまとめてやっとくよ?』
「え?!いいの?!」
『うん、協力してくれるお礼にね。』
「ほんっとありがとう!じゃあ代わりにランカのお弁当も買ってくるね!」
『それじゃあ私のお礼にならないじゃん笑』
「いいのいいの!待ってて!」
サクラは財布をバックから勢いよく取り出し、外のお弁当屋さんへ走っていった。
…さて、じゃあ私はこれを終わらせないとね。
腕まくりをして髪を結ぶ。
キーボードに手を置いた瞬間、サクラのデスクに誰かが座った。
「…優しいんだな。」
『櫻井さん…』
「同期の分まで仕事しなくてもいいのに。」
『これはいんです。それにまとめたほうが提出もしやすいので…』
「そっか、[#da=3#]って仕事も早いよな、本当に助かってるよ。」
『…なんか、あの櫻井さんを見ちゃうと、こんな仕事モードの櫻井さんが嘘っぱちに見えてきちゃいますね笑』
「なんだよ、それは失礼だろ笑」
あ、いつもの櫻井さんに戻った。
どっちがいつものなのかはわからないけど。
…なんだか、本当に彼氏みたい。
「今日さ、昼飯どうするの?」
『あ~…サクラがお弁当買ってきてくれるんで…』
「ただいま!って、櫻井さん!」
「おう、デスク借りてた。ごめんごめん。」
「いいんですいいんです!っていうかお弁当ふたつあるんでぜひ二人で食べて下さい!」
そういうとサクラはお弁当を私と櫻井さんにひとつずつ渡して、また外へ走っていく。
『え!?サクラのお弁当じゃないの?!一緒に食べないの?!』
「いいのいいの~私は雅紀くんとこ行ってくるから~!」
小さくなっていく後姿を茫然と見送る。
「…なんかもらっちゃったけど。」
『ですね…』
「まあ、昼休憩しない?」
『ああ…これ終わらせてからにします。櫻井さんは先に…』
「何言ってんの、手伝うよ。」
『いやいや、こんなの櫻井さんがすることじゃ…」
「誰がしても仕事は仕事だろ、ほら。」
櫻井さんは私のパソコンを覗き込み、データをUSBに移して作業を手伝ってくれた。
やっぱり、櫻井さんがすると予定より何倍も早く終わった。
「っと、こんなもんでいいかな」
『さすが…ありがとうございます。』
「だって、早く飯食いたかったもん笑」
『ですね、おなか空いちゃいました。』
「一緒に…食べるよね?」
『そうですね、食べましょう笑』
「…っしゃ。」
小さくガッツポーズする櫻井さん。
…そんなにおなかすいてたのかな。
やっぱりかわいい。
私たちはデータを保存して、二人で外の休憩所へ向かった。
『見せて…これなら今私がやってるのと一緒だから、私がまとめてやっとくよ?』
「え?!いいの?!」
『うん、協力してくれるお礼にね。』
「ほんっとありがとう!じゃあ代わりにランカのお弁当も買ってくるね!」
『それじゃあ私のお礼にならないじゃん笑』
「いいのいいの!待ってて!」
サクラは財布をバックから勢いよく取り出し、外のお弁当屋さんへ走っていった。
…さて、じゃあ私はこれを終わらせないとね。
腕まくりをして髪を結ぶ。
キーボードに手を置いた瞬間、サクラのデスクに誰かが座った。
「…優しいんだな。」
『櫻井さん…』
「同期の分まで仕事しなくてもいいのに。」
『これはいんです。それにまとめたほうが提出もしやすいので…』
「そっか、[#da=3#]って仕事も早いよな、本当に助かってるよ。」
『…なんか、あの櫻井さんを見ちゃうと、こんな仕事モードの櫻井さんが嘘っぱちに見えてきちゃいますね笑』
「なんだよ、それは失礼だろ笑」
あ、いつもの櫻井さんに戻った。
どっちがいつものなのかはわからないけど。
…なんだか、本当に彼氏みたい。
「今日さ、昼飯どうするの?」
『あ~…サクラがお弁当買ってきてくれるんで…』
「ただいま!って、櫻井さん!」
「おう、デスク借りてた。ごめんごめん。」
「いいんですいいんです!っていうかお弁当ふたつあるんでぜひ二人で食べて下さい!」
そういうとサクラはお弁当を私と櫻井さんにひとつずつ渡して、また外へ走っていく。
『え!?サクラのお弁当じゃないの?!一緒に食べないの?!』
「いいのいいの~私は雅紀くんとこ行ってくるから~!」
小さくなっていく後姿を茫然と見送る。
「…なんかもらっちゃったけど。」
『ですね…』
「まあ、昼休憩しない?」
『ああ…これ終わらせてからにします。櫻井さんは先に…』
「何言ってんの、手伝うよ。」
『いやいや、こんなの櫻井さんがすることじゃ…」
「誰がしても仕事は仕事だろ、ほら。」
櫻井さんは私のパソコンを覗き込み、データをUSBに移して作業を手伝ってくれた。
やっぱり、櫻井さんがすると予定より何倍も早く終わった。
「っと、こんなもんでいいかな」
『さすが…ありがとうございます。』
「だって、早く飯食いたかったもん笑」
『ですね、おなか空いちゃいました。』
「一緒に…食べるよね?」
『そうですね、食べましょう笑』
「…っしゃ。」
小さくガッツポーズする櫻井さん。
…そんなにおなかすいてたのかな。
やっぱりかわいい。
私たちはデータを保存して、二人で外の休憩所へ向かった。