松本潤さん
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「じゃあ、イベントお疲れ様!乾杯!」
「「「カンパーイ!」」」
松本さんの乾杯の音頭。
今日の掛け声と一緒で、みんながコールする中、私は1人麦茶をちびちび飲んでいた。
そこに、すたすた…ストン、と私の横に大野さんが座る。
『あ、大野さんお疲れさまです。』
「ふふ、お疲れ。今日大変だったんだって?」
『まあ…ちょっと疲れちゃいました。』
「そかそか、まあ今日は無理しなさんな。」
『はい…ありがとうございます。』
大野さんは自分の持つグラスと私のグラスをちょんとつけて乾杯してくれた。
「おおのせんぱーい!こっちきてくださいよお!」
「ほいほーい。」
じゃあね、と大野さんは行ってしまった。
『…大野さんは人気者だなあ。』
ちらっと松本さんのほうを見ると、牧尾さんが隣に座っていた。
『なんだ、松本潤さんもですか。』
「あ、桜庭!飲んでないじゃん!今日はお前の頑張りを称えたいんだよ、のめのめ!」
『せんぱあい…うん、飲みます!』
ぜったい飲んじゃいけないコンディションなのに、私は自分のモヤモヤを晴らしたくて、ウィスキーを一気飲みした。
「おおお!!さすが桜庭!」
『えへへ…気持ちいいです…!』
疲れてるからなのか、やっぱり今日は酔いがはやい。
「桜庭まだいけるっしょ~~~?」
『ん~ふふ…どうですかねえ~~~?』
「つーか桜庭ってよく見ると可愛いよな。」
『うぇ~?じゃあなんで振られるんですかね~…』
頭がだんだん回らなくなる。
「え、なんの話?お前好きな奴いたの?ってか告白したの?笑」
『笑わないでくださいよお~~、する前に振られました!』
「まじかよ!やば!笑」
『えへへ……やばいですよねえ…』
思い出しただけで、ちょっと涙が出そう。
でも、今はこのテンションに流れを任せた方が気が楽かもしれない。
「それって誰…」
「桜庭、お疲れ。」
『あれ…松本潤さん…お疲れ様です…。』
少しぼやけた視界に、なんだか見たいような見たくないような人が映る。
「今日はありがとな…?お前のおかげで成功したよ。」
『私だけじゃないですから~』
「いや…本当に感謝してる。」
『…そんなかっこいい顔されたら諦められないじゃないですかあ』
「…。」
もう、松本潤さんの反応すら気にすることが出来なくなってきてる。
こんなこと言ったら、牧尾さんも松本潤さんも傷つけるのに。
もう、傷つけたくない。
「え、なに、お前桜庭さんに振られたの?!」
『声が大きいです~』
「それはお門違いだろお~」
そっか。まずお門違いだったよね。
なんて返そう。上手い返しが思いつかないや。
その時、私の手が、誰かの手に握られた。
「そうでもねえよ。」
『…松本潤さん…?』
「てか、なんでその呼び方に戻ってんの…」
『いや、だって…』
「よそよそしいんだけど。…罰ね。」
そういうと、松本潤さんは私に
キスをした。
『…って、え?』
「松本さん!!???まじか!!!!!!!」
周りが騒がしくなるのと同時に、私の酔いもよくわからない状態で冷めた。
『あの…あの…え…?』
「酔ってないから。本気だからね。」
『でも…』
「ここ、騒がしくなっちゃったな。外いこ。」
『あ、松本さ…』
私は、騒がしいスタッフの中を、松本潤さんに手を引かれて店の外へ連れて行かれた。
『あの、』
「…ごめん、急にあんなことして。」
『いえ…でも、松本潤さんは牧尾さんと…』
「名前。…なに、またしてほしいの?」
まつも…潤さんは少しニヤッとした。
その笑顔にぞくっとする私は、やっぱりドⅯなんだろう。
『じゅ、潤さんは、牧尾さんとお付き合いしたんじゃ…』
「…してないよ。だって好きじゃないもん。」
『でも、あの時…』
告白もオッケーしてたし、好きな子だって認めてたよね…?
「…あれは最低だったな。牧尾には悪いことした。
俺、桜庭は大野さんの事が好きなんだと思って…馬鹿みたいにヤケになってた。
それに、諦めようと思ったけど桜庭に名前で呼んでもらえた時、桜庭のこと誰にも渡したくないって思った。」
『それって…』
「…俺の好きな子は桜庭だよ。意地になって美術の子って言ったけど…嘘。」
『でも…私が告白したときは…ごめんって言いましたよね?』
告白自体出来てなかったんですけど…ね。
「あれは…その…」
潤さんはお酒のせいもあってなのか、少し顔を赤らめながら。
「イベントが終わってから…真面目に付き合いたいと思ってたし…
俺から、言いたかったんだよ。」
そういうと、潤さんはもう一度私の手を握り
「…桜庭が好き、です。俺と付き合ってくれませんか?」
『…ああ~大好きだな~…なんでこんなにかっこいいんだろ…
私なんかでいいのかな…でも素直になっていいって言われたし…』
「…うん、素直でよろしい。」
『あ…』
心の声が漏れる私を、潤さんが抱きしめた。
普段、鍛えてるのかな。
大きくて、でも優しい潤さんの体に引き寄せられる。
『…よろしくお願いします。』
「うん。ぜってえ離さない。」
「「「カンパーイ!」」」
松本さんの乾杯の音頭。
今日の掛け声と一緒で、みんながコールする中、私は1人麦茶をちびちび飲んでいた。
そこに、すたすた…ストン、と私の横に大野さんが座る。
『あ、大野さんお疲れさまです。』
「ふふ、お疲れ。今日大変だったんだって?」
『まあ…ちょっと疲れちゃいました。』
「そかそか、まあ今日は無理しなさんな。」
『はい…ありがとうございます。』
大野さんは自分の持つグラスと私のグラスをちょんとつけて乾杯してくれた。
「おおのせんぱーい!こっちきてくださいよお!」
「ほいほーい。」
じゃあね、と大野さんは行ってしまった。
『…大野さんは人気者だなあ。』
ちらっと松本さんのほうを見ると、牧尾さんが隣に座っていた。
『なんだ、松本潤さんもですか。』
「あ、桜庭!飲んでないじゃん!今日はお前の頑張りを称えたいんだよ、のめのめ!」
『せんぱあい…うん、飲みます!』
ぜったい飲んじゃいけないコンディションなのに、私は自分のモヤモヤを晴らしたくて、ウィスキーを一気飲みした。
「おおお!!さすが桜庭!」
『えへへ…気持ちいいです…!』
疲れてるからなのか、やっぱり今日は酔いがはやい。
「桜庭まだいけるっしょ~~~?」
『ん~ふふ…どうですかねえ~~~?』
「つーか桜庭ってよく見ると可愛いよな。」
『うぇ~?じゃあなんで振られるんですかね~…』
頭がだんだん回らなくなる。
「え、なんの話?お前好きな奴いたの?ってか告白したの?笑」
『笑わないでくださいよお~~、する前に振られました!』
「まじかよ!やば!笑」
『えへへ……やばいですよねえ…』
思い出しただけで、ちょっと涙が出そう。
でも、今はこのテンションに流れを任せた方が気が楽かもしれない。
「それって誰…」
「桜庭、お疲れ。」
『あれ…松本潤さん…お疲れ様です…。』
少しぼやけた視界に、なんだか見たいような見たくないような人が映る。
「今日はありがとな…?お前のおかげで成功したよ。」
『私だけじゃないですから~』
「いや…本当に感謝してる。」
『…そんなかっこいい顔されたら諦められないじゃないですかあ』
「…。」
もう、松本潤さんの反応すら気にすることが出来なくなってきてる。
こんなこと言ったら、牧尾さんも松本潤さんも傷つけるのに。
もう、傷つけたくない。
「え、なに、お前桜庭さんに振られたの?!」
『声が大きいです~』
「それはお門違いだろお~」
そっか。まずお門違いだったよね。
なんて返そう。上手い返しが思いつかないや。
その時、私の手が、誰かの手に握られた。
「そうでもねえよ。」
『…松本潤さん…?』
「てか、なんでその呼び方に戻ってんの…」
『いや、だって…』
「よそよそしいんだけど。…罰ね。」
そういうと、松本潤さんは私に
キスをした。
『…って、え?』
「松本さん!!???まじか!!!!!!!」
周りが騒がしくなるのと同時に、私の酔いもよくわからない状態で冷めた。
『あの…あの…え…?』
「酔ってないから。本気だからね。」
『でも…』
「ここ、騒がしくなっちゃったな。外いこ。」
『あ、松本さ…』
私は、騒がしいスタッフの中を、松本潤さんに手を引かれて店の外へ連れて行かれた。
『あの、』
「…ごめん、急にあんなことして。」
『いえ…でも、松本潤さんは牧尾さんと…』
「名前。…なに、またしてほしいの?」
まつも…潤さんは少しニヤッとした。
その笑顔にぞくっとする私は、やっぱりドⅯなんだろう。
『じゅ、潤さんは、牧尾さんとお付き合いしたんじゃ…』
「…してないよ。だって好きじゃないもん。」
『でも、あの時…』
告白もオッケーしてたし、好きな子だって認めてたよね…?
「…あれは最低だったな。牧尾には悪いことした。
俺、桜庭は大野さんの事が好きなんだと思って…馬鹿みたいにヤケになってた。
それに、諦めようと思ったけど桜庭に名前で呼んでもらえた時、桜庭のこと誰にも渡したくないって思った。」
『それって…』
「…俺の好きな子は桜庭だよ。意地になって美術の子って言ったけど…嘘。」
『でも…私が告白したときは…ごめんって言いましたよね?』
告白自体出来てなかったんですけど…ね。
「あれは…その…」
潤さんはお酒のせいもあってなのか、少し顔を赤らめながら。
「イベントが終わってから…真面目に付き合いたいと思ってたし…
俺から、言いたかったんだよ。」
そういうと、潤さんはもう一度私の手を握り
「…桜庭が好き、です。俺と付き合ってくれませんか?」
『…ああ~大好きだな~…なんでこんなにかっこいいんだろ…
私なんかでいいのかな…でも素直になっていいって言われたし…』
「…うん、素直でよろしい。」
『あ…』
心の声が漏れる私を、潤さんが抱きしめた。
普段、鍛えてるのかな。
大きくて、でも優しい潤さんの体に引き寄せられる。
『…よろしくお願いします。』
「うん。ぜってえ離さない。」