松本潤さん
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その後、イベントが迫ってきていたこともあり忙しい松本さんとは話す機会がないままだった。
そして、イベント前日。
「これ!昨日急遽変更になったこと言ったよな?!なんでこのまんまなの!?」
「すみません!確認不足で…」
「もう明日なんだよ、確認不足とかねえんだよ!」
「はい!今すぐ修正します!」
音響機材の最終チェック中、松本さんの怒号が鳴り響く。
『…。』
けど、松本さんなりの仕事の姿勢なんだと気づいた私は
今までとは違う尊敬の気持ちがあった。
「おひさ~!相変わらずめちゃ怖いね松本さん。」
『サクラ…久しぶり。』
WEB担当とは本当に極まれにしか会わない。
今日は前日なのでWEB担当も様子を見に来たんだろう。
「なんであんなに怒るんだろ~。普通に言えばいいのに。」
『松本さんは松本さんなりに真剣なんだよ。それに、怒ってるように見えて案外普通なんじゃない?』
「…ええ?ランカどうしたの?」
『ん?何が?』
サクラはすっごくきょとんとした顔。
私も何に驚いてるのかわからず、きょとんとしてしまう。
「なんでキング寄りなの?」
『寄りっていうか…見てたらわかってくるよ?』
少し怖かったけど、実際一緒にいる時間が長いとわかる。
「見てたらって…ええ~もしかして好きなの~?!」
『なんでそうなるのってば』
「だってだって~」
「ん~?桜庭ちゃん松潤の事好きなの?」
通りすがりのペンキだらけ大野さんが便乗してくる。
『え~大野さん今日も可愛いですけど、違いますからね。』
「んふふ、可愛いけど違うか。」
「大野さん大野さん、ランカは大野さんが好きなんですよ!」
『ちょっと何言って…』
「え~そうなのお?」
『大好きですけど…』
「やった~~~」
なんて、可愛いんだ、大野さん…。
やっぱりこのほわっとした雰囲気、癒しだなあ~~!!
松本さんとは大違い。
なんだけど。
サクラに好きなのかって聞かれたとき、なんだか恥ずかしいような、もどかしいような、そんな気分になった。
「へえ、そうだったんだ。」
「あ、松潤だ。お疲れ~。」
一通りチェックを終えたのか、水を片手にこちらに近づいてくる松本さん。
『あ、お疲れ様です。』
「ん。てかWEB担当って今日サイトチェックした?」
なんだかちょっとそっけない気がした。
私に一回だけ目を合わせた後、サクラに話を向ける松本さん。
「あ、えっと、一応、チェックを終えて現場の写真を撮りに来たんですけど…」
「じゃあこの開始時間のフォントだけ違うのってなんか意味あんの?」
「え…?あ!本当だ…すみません!急いで会社戻って修正します!」
「早く行って。」
「はい!」
サクラは指摘されたミスを直しに、走って帰ってしまった。
帰り際、「こわ~」って顔を私に向けながら帰るサクラに、松本さんが気づいていなかったのが幸いだね。
「大変だね、松潤。」
「別に…」
少し元気がないように見える松本さん。
疲れてるのかな、そうだよね。連日チェックしてるんだもん。
『あの、松本さ…』
「…この前言ったこと、忘れた?」
『この前…』
『あ、潤?』
「…もう呼び捨て?笑」
『あ、笑った…ってか!私ったら!また心の声が…!』
「いいよ、覚えてんなら笑」
『でもでも…せめて、潤、さんで…』
「俺もさん付けを予定はしてたけどな」
『で、ですよね、すみません…』
少し元気になってくれてよかった。
と、思ったのもつかの間。
「…まあ、大野さんの事が好きなら、下の名前呼びはあれだよな」
『えっと、それはですね…』
「だねえ、上の名前でいんじゃないかなあ。」
『大野さん…?』
「…だね。この件は無しで。」
また、不機嫌になってしまった。
「じゃあまあ、今日のチェックは大丈夫そうだし、帰っていいよ。」
「やった~~~~帰ろっと。」
『あの、松本さん…』
「…どした?」
『私…』
「桜庭ちゃん帰ろ~」
『大野さん…可愛いけど…あの…』
「…じゃあな。」
『あッ…』
大野さんと私を見て、松本さんはすーっとどこかへ行ってしまった。
『…行っちゃった。』
「んふふ、行っちゃったねえ。」
『大野さん、私の事好きなんですか?』
「んう?好きだよ?」
『彼女にしたいですか?』
「それはないかなあ~」
『ですよね~』
こんな会話普通ならしないけど。
大野さんにならなんか普通にできちゃう。
『じゃあ、なんであんなこと?』
「なんでかなあ。桜庭ちゃんもなんで松潤には素直にならないの?」
『…松本さん、ですか?』
唐突に松本さんの名前が出る。
少し、動揺してしまう。
「他の人にはめちゃくちゃ素直なのに。」
『なんで、ですかねえ。』
「…いつもみたいに、思ったままでいればいんじゃない?」
『思ったまま…』
『ちょっと、私、松本さんが気になるかも…』
「ふふ、そうなんだ。」
そして、イベント前日。
「これ!昨日急遽変更になったこと言ったよな?!なんでこのまんまなの!?」
「すみません!確認不足で…」
「もう明日なんだよ、確認不足とかねえんだよ!」
「はい!今すぐ修正します!」
音響機材の最終チェック中、松本さんの怒号が鳴り響く。
『…。』
けど、松本さんなりの仕事の姿勢なんだと気づいた私は
今までとは違う尊敬の気持ちがあった。
「おひさ~!相変わらずめちゃ怖いね松本さん。」
『サクラ…久しぶり。』
WEB担当とは本当に極まれにしか会わない。
今日は前日なのでWEB担当も様子を見に来たんだろう。
「なんであんなに怒るんだろ~。普通に言えばいいのに。」
『松本さんは松本さんなりに真剣なんだよ。それに、怒ってるように見えて案外普通なんじゃない?』
「…ええ?ランカどうしたの?」
『ん?何が?』
サクラはすっごくきょとんとした顔。
私も何に驚いてるのかわからず、きょとんとしてしまう。
「なんでキング寄りなの?」
『寄りっていうか…見てたらわかってくるよ?』
少し怖かったけど、実際一緒にいる時間が長いとわかる。
「見てたらって…ええ~もしかして好きなの~?!」
『なんでそうなるのってば』
「だってだって~」
「ん~?桜庭ちゃん松潤の事好きなの?」
通りすがりのペンキだらけ大野さんが便乗してくる。
『え~大野さん今日も可愛いですけど、違いますからね。』
「んふふ、可愛いけど違うか。」
「大野さん大野さん、ランカは大野さんが好きなんですよ!」
『ちょっと何言って…』
「え~そうなのお?」
『大好きですけど…』
「やった~~~」
なんて、可愛いんだ、大野さん…。
やっぱりこのほわっとした雰囲気、癒しだなあ~~!!
松本さんとは大違い。
なんだけど。
サクラに好きなのかって聞かれたとき、なんだか恥ずかしいような、もどかしいような、そんな気分になった。
「へえ、そうだったんだ。」
「あ、松潤だ。お疲れ~。」
一通りチェックを終えたのか、水を片手にこちらに近づいてくる松本さん。
『あ、お疲れ様です。』
「ん。てかWEB担当って今日サイトチェックした?」
なんだかちょっとそっけない気がした。
私に一回だけ目を合わせた後、サクラに話を向ける松本さん。
「あ、えっと、一応、チェックを終えて現場の写真を撮りに来たんですけど…」
「じゃあこの開始時間のフォントだけ違うのってなんか意味あんの?」
「え…?あ!本当だ…すみません!急いで会社戻って修正します!」
「早く行って。」
「はい!」
サクラは指摘されたミスを直しに、走って帰ってしまった。
帰り際、「こわ~」って顔を私に向けながら帰るサクラに、松本さんが気づいていなかったのが幸いだね。
「大変だね、松潤。」
「別に…」
少し元気がないように見える松本さん。
疲れてるのかな、そうだよね。連日チェックしてるんだもん。
『あの、松本さ…』
「…この前言ったこと、忘れた?」
『この前…』
『あ、潤?』
「…もう呼び捨て?笑」
『あ、笑った…ってか!私ったら!また心の声が…!』
「いいよ、覚えてんなら笑」
『でもでも…せめて、潤、さんで…』
「俺もさん付けを予定はしてたけどな」
『で、ですよね、すみません…』
少し元気になってくれてよかった。
と、思ったのもつかの間。
「…まあ、大野さんの事が好きなら、下の名前呼びはあれだよな」
『えっと、それはですね…』
「だねえ、上の名前でいんじゃないかなあ。」
『大野さん…?』
「…だね。この件は無しで。」
また、不機嫌になってしまった。
「じゃあまあ、今日のチェックは大丈夫そうだし、帰っていいよ。」
「やった~~~~帰ろっと。」
『あの、松本さん…』
「…どした?」
『私…』
「桜庭ちゃん帰ろ~」
『大野さん…可愛いけど…あの…』
「…じゃあな。」
『あッ…』
大野さんと私を見て、松本さんはすーっとどこかへ行ってしまった。
『…行っちゃった。』
「んふふ、行っちゃったねえ。」
『大野さん、私の事好きなんですか?』
「んう?好きだよ?」
『彼女にしたいですか?』
「それはないかなあ~」
『ですよね~』
こんな会話普通ならしないけど。
大野さんにならなんか普通にできちゃう。
『じゃあ、なんであんなこと?』
「なんでかなあ。桜庭ちゃんもなんで松潤には素直にならないの?」
『…松本さん、ですか?』
唐突に松本さんの名前が出る。
少し、動揺してしまう。
「他の人にはめちゃくちゃ素直なのに。」
『なんで、ですかねえ。』
「…いつもみたいに、思ったままでいればいんじゃない?」
『思ったまま…』
『ちょっと、私、松本さんが気になるかも…』
「ふふ、そうなんだ。」