松本潤さん
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『…うわ、最悪。』
翌日。
朝起きたときに頭痛が激しく、熱を測ると38.3度。
…確実に昨日の疲れだ。
『今日は確かオールチェックの日だよね…』
設営、音響、照明…
各担当が集まり、総合的に不備や変更、修正がないかチェックする日。
イベントはもう一週間後に迫っている。
こんな日に体調不良とか…
『無理。行かなきゃ…』
重い体を起こして準備をする。
市販の薬とマスクを着けて家を出る。
病院へ行ってる暇もないし、どうせただの疲労。
…今は太陽の光さえ私には大ダメージを与えてくる。
死にませんように。
『おはようございま~す…。』
「おはよう~…って、桜庭さんどしたの?」
音響担当の先輩にマスクを着けていることを不思議がられる。
熱とか風邪とか、言わないほうがいいよね。
『あ~、なんか花粉症発症しちゃったみたいです。』
「なっちゃったか~、あれ大変って聞くよ~」
『は~い、鼻水とまんないです~』
「気を付けな~?今日ミスるとキングに殺されるよ~」
キング、あの松本潤さんのことだ。
あんなに優しかったけど、やっぱり仕事にストイックな人。
確かに今日はミスできないな。
「おはようございます。」
松本潤さんが各担当の集まる広場の中心に立つ。
かっこいい~。
『おはようございます。』
「今日はオールチェックの日です。ここしっかりしとかないと、あとみんなで確認できるときないので、確実にお願いします。」
昨日とは雰囲気が違う。
仕事モードの松本潤さんはやっぱりどこかピリついてる。
…だけど、それだけじゃないってわかると、印象も変わるものだ。
『わかりました。』
「じゃあ、各自担当のチェックお願いします。」
『はい!』
音響担当が機材チェックに向かうとき、美術担当がチェックするセットを通る。
眠そうにセットのチェックをする大野さんを発見。
『大野さんっ』
「お、おはよ。…風邪?」
『えへへ、花粉症です。』
ごめんなさい大野さん。
こんなに天使でも嘘はついちゃいました。
花粉症かあ…と何か考え込んでいる大野さんに、他の美術スタッフが声をかける。
「大野先輩、これオレンジでしたっけ?」
「ん~、これは青だよ。んでこれが~…」
『お邪魔でしたね、失礼します!』
オールチェックだから忙しいよね、うん。
後ろで「あれ、ちょっと…」とつぶやく大野さんに振り向いて会釈だけする。
小走りで音響機材のもとへ行く。
…結構きついなあ。
でも、そんなことも言ってらんない。
私も先輩と念入りにチェックを行う。
「桜庭~、ここの音ってこんな高音だった?」
『…あ~…いや、もう少し低くなかったでしたっけ?』
「だよね?でも通常設定がこれってことは変わったのかな?ちょっと松本さんに聞いてきてくんない?」
『あ、は~い…』
回らない頭を無理やり回転させて、松本潤さんのもとへ走る。
松本潤さんは一番忙しいから、隙を見て聞かないと…。
各担当の質問や報告にせわしなく動く松本潤さん。
タイミング見て話しかけないと…。
動く人を見ていると、なんだか頭が回ってくる…。
ひとしきりみんなの質問が終わったところを見て、よろめく足で松本潤さんに話しかける。
『あの、松本潤さん、』
「あ、おはよう桜庭。」
『おはようございます…今質問いいですか…?』
「うん…大丈夫か?」
『あ~…花粉症、です…』
心配そうに見つめる松本潤さん。
瞳もキラキラしてるなあ。
『っと…ここの音なんですけど、ちょっと高音になってて…』
持っていた資料を指さしながら松本潤さんに見せる。
あれ、文字がかすんで見える…
どこだっけな…
「桜庭?」
『あ…すみません…えっとですね…』
資料を目の前に近づけて文字をよく見ようとしたとき。
頭が完全に回らなくなってよろけてしまった。
『うわっと…』
「…!」
ぽすっと松本潤さんの腕の中におさまる。
…すっごい胸板だあ…。
「ちょ、お前あつ…」
なぜかお前呼びにドキッとしてしまっている。
もしかして私、ドМ?
『はは…』
こんな状況でこんなことを考えている自分がおかしくなる。
「熱あるだろ、なんで来たんだよ。」
『オールチェック…なので…』
「他のやつに移すほうが迷惑かけるってわかんないの?」
『…そう、ですよね…すみません…』
真上に見上げるように松本潤さんの顔を見る。
少し怒ったような顔。
凛々しい眉毛がムッとしている。
…殺され、る?
『あの、私、早退しま…』
「ちょっとごめん。」
『え?…わっ』
松本潤さんに預けていた体を起こそうとしたとき、
ふわっと体が浮く感覚。
『まつっ…』
「いいから、黙ってて。」
お姫様抱っこ状態の私と抱える松本潤さんをみんなが見てる。
…恥ずかしい。
けど、今はそんなことを考えるほど頭が回っていなかった。
私はそのまま、松本潤さんに医務室へ連れて行かれた。
翌日。
朝起きたときに頭痛が激しく、熱を測ると38.3度。
…確実に昨日の疲れだ。
『今日は確かオールチェックの日だよね…』
設営、音響、照明…
各担当が集まり、総合的に不備や変更、修正がないかチェックする日。
イベントはもう一週間後に迫っている。
こんな日に体調不良とか…
『無理。行かなきゃ…』
重い体を起こして準備をする。
市販の薬とマスクを着けて家を出る。
病院へ行ってる暇もないし、どうせただの疲労。
…今は太陽の光さえ私には大ダメージを与えてくる。
死にませんように。
『おはようございま~す…。』
「おはよう~…って、桜庭さんどしたの?」
音響担当の先輩にマスクを着けていることを不思議がられる。
熱とか風邪とか、言わないほうがいいよね。
『あ~、なんか花粉症発症しちゃったみたいです。』
「なっちゃったか~、あれ大変って聞くよ~」
『は~い、鼻水とまんないです~』
「気を付けな~?今日ミスるとキングに殺されるよ~」
キング、あの松本潤さんのことだ。
あんなに優しかったけど、やっぱり仕事にストイックな人。
確かに今日はミスできないな。
「おはようございます。」
松本潤さんが各担当の集まる広場の中心に立つ。
かっこいい~。
『おはようございます。』
「今日はオールチェックの日です。ここしっかりしとかないと、あとみんなで確認できるときないので、確実にお願いします。」
昨日とは雰囲気が違う。
仕事モードの松本潤さんはやっぱりどこかピリついてる。
…だけど、それだけじゃないってわかると、印象も変わるものだ。
『わかりました。』
「じゃあ、各自担当のチェックお願いします。」
『はい!』
音響担当が機材チェックに向かうとき、美術担当がチェックするセットを通る。
眠そうにセットのチェックをする大野さんを発見。
『大野さんっ』
「お、おはよ。…風邪?」
『えへへ、花粉症です。』
ごめんなさい大野さん。
こんなに天使でも嘘はついちゃいました。
花粉症かあ…と何か考え込んでいる大野さんに、他の美術スタッフが声をかける。
「大野先輩、これオレンジでしたっけ?」
「ん~、これは青だよ。んでこれが~…」
『お邪魔でしたね、失礼します!』
オールチェックだから忙しいよね、うん。
後ろで「あれ、ちょっと…」とつぶやく大野さんに振り向いて会釈だけする。
小走りで音響機材のもとへ行く。
…結構きついなあ。
でも、そんなことも言ってらんない。
私も先輩と念入りにチェックを行う。
「桜庭~、ここの音ってこんな高音だった?」
『…あ~…いや、もう少し低くなかったでしたっけ?』
「だよね?でも通常設定がこれってことは変わったのかな?ちょっと松本さんに聞いてきてくんない?」
『あ、は~い…』
回らない頭を無理やり回転させて、松本潤さんのもとへ走る。
松本潤さんは一番忙しいから、隙を見て聞かないと…。
各担当の質問や報告にせわしなく動く松本潤さん。
タイミング見て話しかけないと…。
動く人を見ていると、なんだか頭が回ってくる…。
ひとしきりみんなの質問が終わったところを見て、よろめく足で松本潤さんに話しかける。
『あの、松本潤さん、』
「あ、おはよう桜庭。」
『おはようございます…今質問いいですか…?』
「うん…大丈夫か?」
『あ~…花粉症、です…』
心配そうに見つめる松本潤さん。
瞳もキラキラしてるなあ。
『っと…ここの音なんですけど、ちょっと高音になってて…』
持っていた資料を指さしながら松本潤さんに見せる。
あれ、文字がかすんで見える…
どこだっけな…
「桜庭?」
『あ…すみません…えっとですね…』
資料を目の前に近づけて文字をよく見ようとしたとき。
頭が完全に回らなくなってよろけてしまった。
『うわっと…』
「…!」
ぽすっと松本潤さんの腕の中におさまる。
…すっごい胸板だあ…。
「ちょ、お前あつ…」
なぜかお前呼びにドキッとしてしまっている。
もしかして私、ドМ?
『はは…』
こんな状況でこんなことを考えている自分がおかしくなる。
「熱あるだろ、なんで来たんだよ。」
『オールチェック…なので…』
「他のやつに移すほうが迷惑かけるってわかんないの?」
『…そう、ですよね…すみません…』
真上に見上げるように松本潤さんの顔を見る。
少し怒ったような顔。
凛々しい眉毛がムッとしている。
…殺され、る?
『あの、私、早退しま…』
「ちょっとごめん。」
『え?…わっ』
松本潤さんに預けていた体を起こそうとしたとき、
ふわっと体が浮く感覚。
『まつっ…』
「いいから、黙ってて。」
お姫様抱っこ状態の私と抱える松本潤さんをみんなが見てる。
…恥ずかしい。
けど、今はそんなことを考えるほど頭が回っていなかった。
私はそのまま、松本潤さんに医務室へ連れて行かれた。