野球部員の幼馴染
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「松本君…好きです、付き合ってください‼」
「松本が好きなの。付き合ってくれない?」
「潤くん、好きです…よければ付き合ってもらえませんか?」
俺と松潤は部活が一緒。
学年は違うけど仲がいいんだ。
松潤は、モテる。とにかくモテる。どの学年にもモテる。
野球部の練習を見に来る女の子のほとんどが松潤目当てだ。
「…ごめんね。気持ちはすごくうれしいよ、ありがとう。
でもそれには応えられないんだよね…ごめん。」
断り方もやっさしいんだよな~。
にしても、かわいい子ばっかりなのに、なんで全員断っちゃうんだろ?
「ま~つ~じゅん‼」
「…なんすか?」
「相変わらずモッテモテだね‼」
「のぞき見っすか…」
「のぞかなくても毎日毎日されてんじゃん‼目に入るの‼
でもさ、なんで誰とも付き合わないの?好きな子いないの?」
「…いますよ。」
おっどろいた。
むしろ女の子に興味なさ過ぎて男が好きなのかと…
「…思った。」
「相葉さん、心の声出てますから。」
「…やべ、まじか」
「…小さいころから好きなんすけどね、多分向こうは俺の事なんとも思ってないっすから。」
幼馴染か…ん?
そういえば、松潤と幼馴染の女の子って、ランカちゃんとサクラちゃんしかいないよね?
「松潤ってさ?意外と天然なの?」
「え?」
「だってさ、ランカちゃんの事でしょ?」
「…いや。」
「わっかりやす~~~!!なんだよ俺でもわかるよそんなの~‼」
だってサクラは俺が告白して付き合うことになったし、普通に考えてランカちゃんだもんね‼
確かに、な~んか二人はもどかしい感じがあったんだよね~
「告白すればいいじゃん!」
「あいつは何とも思ってないんですよ。ただの幼馴染くらいしか。」
「え~、でも…あ。」
そういえば、前にサクラが言ってた気がする。
「二人は小さいころから両想いのはずなんだけど、歳を重ねてから
お互い変なとこ鈍くなってて…けど私が言うのもなんだし、いつか二人だけで気づかせたいから、言わないでくださいね!」
「どしたんすか?」
「いや、うん、なんでもないよ‼」
「相葉さんこそわかりやすいんだよなあ」
「あひゃ~…」
松潤の目、囚われたら最後だ。
「松潤のこと、ランカちゃんも好きだと思うよ!」
「…なんでそう思うんすか?」
「だってね~、んん~…」
なんて言っていいかわかんないな。
けど、せっかく両想いだし、なにより初めて松潤から相談事されたんだよ。
ここはしっかりいいアドバイスしてあげたい…!
「とにかく!ランカちゃんは松潤が好きだよ!」
「…はは、それしか出てこないじゃないっすか笑」
だめだ。俺はやっぱり松潤の力にはなれないんだなあ。
「けど、ありがとうございます。
俺も自信ないばっかだったから、相葉さんのその飾り気のない言葉も響いたっつうか…頑張れますよ。」
「松潤…」
こんな俺の言葉でも、松潤はちゃんと聞いてくれて、力になるって言ってくれる。
こんなの、だれでも惚れちゃうよね。
それに、松潤はあんなにモテモテでも、一途にランカちゃんを想ってるんだ。
なんとしてでも、力になってやりたい。
「俺も頑張る!」
「何をっすか笑」
「頑張るからね!」
「脈略がなさすぎる…笑」
それから俺はサクラと一緒に、ランカちゃんと松潤を見守ることにした。
時に手を差し伸べながら。
「雅紀。」
「ん?廉太郎、どうしたの?」
「松本って、彼女とかいんのかな」
「…今はいないみたいだけど?」
「そっか…俺さ…」
さすが松潤…!男にもモテるのか!
ランカちゃんと松潤の恋愛には、いろんな困難がありそうだ…!
これはまた別の話。
俺は、松潤とランカちゃんが大好きだ。
二人が幸せになれるように、
「俺、頑張る!」
「だからわかりましたって笑
練習行きますよ。」
END.
「松本が好きなの。付き合ってくれない?」
「潤くん、好きです…よければ付き合ってもらえませんか?」
俺と松潤は部活が一緒。
学年は違うけど仲がいいんだ。
松潤は、モテる。とにかくモテる。どの学年にもモテる。
野球部の練習を見に来る女の子のほとんどが松潤目当てだ。
「…ごめんね。気持ちはすごくうれしいよ、ありがとう。
でもそれには応えられないんだよね…ごめん。」
断り方もやっさしいんだよな~。
にしても、かわいい子ばっかりなのに、なんで全員断っちゃうんだろ?
「ま~つ~じゅん‼」
「…なんすか?」
「相変わらずモッテモテだね‼」
「のぞき見っすか…」
「のぞかなくても毎日毎日されてんじゃん‼目に入るの‼
でもさ、なんで誰とも付き合わないの?好きな子いないの?」
「…いますよ。」
おっどろいた。
むしろ女の子に興味なさ過ぎて男が好きなのかと…
「…思った。」
「相葉さん、心の声出てますから。」
「…やべ、まじか」
「…小さいころから好きなんすけどね、多分向こうは俺の事なんとも思ってないっすから。」
幼馴染か…ん?
そういえば、松潤と幼馴染の女の子って、ランカちゃんとサクラちゃんしかいないよね?
「松潤ってさ?意外と天然なの?」
「え?」
「だってさ、ランカちゃんの事でしょ?」
「…いや。」
「わっかりやす~~~!!なんだよ俺でもわかるよそんなの~‼」
だってサクラは俺が告白して付き合うことになったし、普通に考えてランカちゃんだもんね‼
確かに、な~んか二人はもどかしい感じがあったんだよね~
「告白すればいいじゃん!」
「あいつは何とも思ってないんですよ。ただの幼馴染くらいしか。」
「え~、でも…あ。」
そういえば、前にサクラが言ってた気がする。
「二人は小さいころから両想いのはずなんだけど、歳を重ねてから
お互い変なとこ鈍くなってて…けど私が言うのもなんだし、いつか二人だけで気づかせたいから、言わないでくださいね!」
「どしたんすか?」
「いや、うん、なんでもないよ‼」
「相葉さんこそわかりやすいんだよなあ」
「あひゃ~…」
松潤の目、囚われたら最後だ。
「松潤のこと、ランカちゃんも好きだと思うよ!」
「…なんでそう思うんすか?」
「だってね~、んん~…」
なんて言っていいかわかんないな。
けど、せっかく両想いだし、なにより初めて松潤から相談事されたんだよ。
ここはしっかりいいアドバイスしてあげたい…!
「とにかく!ランカちゃんは松潤が好きだよ!」
「…はは、それしか出てこないじゃないっすか笑」
だめだ。俺はやっぱり松潤の力にはなれないんだなあ。
「けど、ありがとうございます。
俺も自信ないばっかだったから、相葉さんのその飾り気のない言葉も響いたっつうか…頑張れますよ。」
「松潤…」
こんな俺の言葉でも、松潤はちゃんと聞いてくれて、力になるって言ってくれる。
こんなの、だれでも惚れちゃうよね。
それに、松潤はあんなにモテモテでも、一途にランカちゃんを想ってるんだ。
なんとしてでも、力になってやりたい。
「俺も頑張る!」
「何をっすか笑」
「頑張るからね!」
「脈略がなさすぎる…笑」
それから俺はサクラと一緒に、ランカちゃんと松潤を見守ることにした。
時に手を差し伸べながら。
「雅紀。」
「ん?廉太郎、どうしたの?」
「松本って、彼女とかいんのかな」
「…今はいないみたいだけど?」
「そっか…俺さ…」
さすが松潤…!男にもモテるのか!
ランカちゃんと松潤の恋愛には、いろんな困難がありそうだ…!
これはまた別の話。
俺は、松潤とランカちゃんが大好きだ。
二人が幸せになれるように、
「俺、頑張る!」
「だからわかりましたって笑
練習行きますよ。」
END.
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