野球部員の幼馴染
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「はあ~疲れたあああ‼‼」
「雅紀くんお疲れ~‼はいタオル‼」
「サンキュ~、サクラの洗ったタオル最高‼」
練習が終わり、部員たちがドリンクやタオル、着替えを取りに来る。
「ランカちゃん、タオルある?」
先輩が私の元へ走ってきた。
私は事情を説明した。
「そっか、それは俺が悪かったよ。じゃあ、明日お願いしてもいい?」
『はい、大丈夫です。すみません。』
「いいのいいの、ありがとね。」
先輩はにこっと笑って私から着替えをもらい、
よろしくね、と私の頭をポンと撫で走っていった。
男の人にこんな扱いされたことないから、動揺してしまった。
潤は優しいけど、ツンデレなとこあるからなあ…
そんな潤が愛しくって、ふふっと笑顔がこぼれる。
「…そんなに嬉しかったの?」
『あ、潤‼お疲れ様、今ね…』
「いいよ説明しなくても。嬉しかったならそういえばいいじゃん。」
『なんでそんな怒ってるの?』
「は?別に怒ってなんか…」
潤が立ち去ろうとしたとき、相葉先輩が飛び出してきた。
「もしかしてさ!松潤、やきもち!?」
「なんすかっ…そんなんじゃ…」
「だってさ~廉太郎がランカちゃんと話してるのめっちゃ嫌そうに見てたじゃん?」
『…そうなの?』
「…つうか、ランカが嬉しそうな顔してんのが悪いんだろ…」
ボソッと下を向いて呟く潤。
…あれ、潤ってこんなにかわいかったっけ?
「出た!ツンデレ!」
「なんすかそれ…」
『潤、私は潤の事考えてたから嬉しくなったんだよ?』
「…え?」
『廉太郎先輩に頭ポンってされたとき、潤はこんなことしないけど、そういうツンデレなところが、なんか可愛いなって思ったの。』
「…いや、可愛いって…褒めてねえし…」
また顔を真っ赤にする潤。
相葉先輩に顔を覗き込まれて思いっきり相葉先輩の顔をどける。
「いてえ‼」
『また照れてるの?笑』
「照れてねえ!別にランカのほうが可愛いし…」
『…え。』
「おい~~~‼やめろよ~~~‼」
「なんだよ…うっさいな。」
やっぱり、私は潤のこういうところが好き。
潤は私以外の女の子にはすごく紳士的で優しいし
きっと廉太郎先輩みたいな感じなんだと思う。
けど、私は、私にしか見せないちょっと素直じゃなくて
でもちゃんと自分の気持ちは伝えてくれる潤が好き。
『潤?潤が言ってくれたように、私も潤以外の人は好きにならないよ?
何年潤だけ見てたと思ってるの?』
「ひゅうひゅう~‼」
「相葉さんマジでうるさい。
…なんか、ごめん。ムキになってた。」
『ふふ、いいよ。潤もやきもちとか妬いてくれるんだね』
「そんなんいつだってあるよ。」
「あひゃひゃ‼」
「ああもう、うるさいな‼」
そのあとは、潤と一緒に帰る準備をして、潤のユニフォームを預かった。
なんでかって…
「…そのタオル、先輩に返しとけよ。」
『ああ…潤がそういうならそうするよ』
「ランカの匂いが他の奴のとこいくの、俺は嫌だから。」
『…変なとこ素直なんだから…』
「だから…俺の洗って。」
『潤のユニフォーム?…私の匂いがいいの?笑』
「そんなんじゃねえし」
『今の話の流れだとそうなるよ?』
「うっせえな、嫌ならいい」
『嫌じゃないよ~笑』
正直、廉太郎先輩みたいに接してくれるのはすごくいいなって思った。
けどやっぱり、潤はこれがいい。
大好きだなぁ。
これから、二人の幸せを見つけていけたらいいな。
『先輩、すみません…これお返しします…。』
「あ…そっか、そうだよね、ごめん。」
『いえ…あの、私潤と付き合ってて…』
「知ってるよ、だからお願いしたんだよね。」
『…え?』
「俺も…あいつのこと…」
『えええええええええええええええ?!?!?』
男女ともにモテる潤でした。
私はこれから、大変そうです…。
END.
⇒other story
「雅紀くんお疲れ~‼はいタオル‼」
「サンキュ~、サクラの洗ったタオル最高‼」
練習が終わり、部員たちがドリンクやタオル、着替えを取りに来る。
「ランカちゃん、タオルある?」
先輩が私の元へ走ってきた。
私は事情を説明した。
「そっか、それは俺が悪かったよ。じゃあ、明日お願いしてもいい?」
『はい、大丈夫です。すみません。』
「いいのいいの、ありがとね。」
先輩はにこっと笑って私から着替えをもらい、
よろしくね、と私の頭をポンと撫で走っていった。
男の人にこんな扱いされたことないから、動揺してしまった。
潤は優しいけど、ツンデレなとこあるからなあ…
そんな潤が愛しくって、ふふっと笑顔がこぼれる。
「…そんなに嬉しかったの?」
『あ、潤‼お疲れ様、今ね…』
「いいよ説明しなくても。嬉しかったならそういえばいいじゃん。」
『なんでそんな怒ってるの?』
「は?別に怒ってなんか…」
潤が立ち去ろうとしたとき、相葉先輩が飛び出してきた。
「もしかしてさ!松潤、やきもち!?」
「なんすかっ…そんなんじゃ…」
「だってさ~廉太郎がランカちゃんと話してるのめっちゃ嫌そうに見てたじゃん?」
『…そうなの?』
「…つうか、ランカが嬉しそうな顔してんのが悪いんだろ…」
ボソッと下を向いて呟く潤。
…あれ、潤ってこんなにかわいかったっけ?
「出た!ツンデレ!」
「なんすかそれ…」
『潤、私は潤の事考えてたから嬉しくなったんだよ?』
「…え?」
『廉太郎先輩に頭ポンってされたとき、潤はこんなことしないけど、そういうツンデレなところが、なんか可愛いなって思ったの。』
「…いや、可愛いって…褒めてねえし…」
また顔を真っ赤にする潤。
相葉先輩に顔を覗き込まれて思いっきり相葉先輩の顔をどける。
「いてえ‼」
『また照れてるの?笑』
「照れてねえ!別にランカのほうが可愛いし…」
『…え。』
「おい~~~‼やめろよ~~~‼」
「なんだよ…うっさいな。」
やっぱり、私は潤のこういうところが好き。
潤は私以外の女の子にはすごく紳士的で優しいし
きっと廉太郎先輩みたいな感じなんだと思う。
けど、私は、私にしか見せないちょっと素直じゃなくて
でもちゃんと自分の気持ちは伝えてくれる潤が好き。
『潤?潤が言ってくれたように、私も潤以外の人は好きにならないよ?
何年潤だけ見てたと思ってるの?』
「ひゅうひゅう~‼」
「相葉さんマジでうるさい。
…なんか、ごめん。ムキになってた。」
『ふふ、いいよ。潤もやきもちとか妬いてくれるんだね』
「そんなんいつだってあるよ。」
「あひゃひゃ‼」
「ああもう、うるさいな‼」
そのあとは、潤と一緒に帰る準備をして、潤のユニフォームを預かった。
なんでかって…
「…そのタオル、先輩に返しとけよ。」
『ああ…潤がそういうならそうするよ』
「ランカの匂いが他の奴のとこいくの、俺は嫌だから。」
『…変なとこ素直なんだから…』
「だから…俺の洗って。」
『潤のユニフォーム?…私の匂いがいいの?笑』
「そんなんじゃねえし」
『今の話の流れだとそうなるよ?』
「うっせえな、嫌ならいい」
『嫌じゃないよ~笑』
正直、廉太郎先輩みたいに接してくれるのはすごくいいなって思った。
けどやっぱり、潤はこれがいい。
大好きだなぁ。
これから、二人の幸せを見つけていけたらいいな。
『先輩、すみません…これお返しします…。』
「あ…そっか、そうだよね、ごめん。」
『いえ…あの、私潤と付き合ってて…』
「知ってるよ、だからお願いしたんだよね。」
『…え?』
「俺も…あいつのこと…」
『えええええええええええええええ?!?!?』
男女ともにモテる潤でした。
私はこれから、大変そうです…。
END.
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