野球部員の幼馴染
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「ランカ~‼部活いこ~‼」
『いこいこ~』
潤と付き合って一年が経った。
私たちは2年生になり、サクラの彼氏の相葉先輩は3年生になった。
「雅紀くん‼お待たせ~‼」
「お‼きたきた~、あれ?松潤は?」
『なんか、また女の子に呼び出されてました』
「ええ!?ランカちゃんがいるのにまだ告白パレードなの!?」
『告白パレードって笑』
そう、あの通り潤はモテる。
たとえ彼女がいても想いだけでも伝えたいって子や
…まああわよくば私から乗り換えてくれるかなって子もいる。
私も最初はいい気分じゃなかったけど
潤は「せっかくの好意を無視できない」って言うし
なにより、何があっても私以外を好きにならないって言ってくれたから
信頼して黙認している。
「ランカちゃんも大人だなあ~」
『潤が大人だからね、影響されたのかも笑』
「私なんて雅紀くんが子供だからな~私もこんなんだし‼」
「ちょっと待て‼それは関係ないだろって‼」
二人の微笑ましいやり取りを見ていたら、ソフト部のキャプテンが話しかけてきた。
「あ、ランカとサクラ来てたんだ、お疲れ。」
『お疲れ様です。』
「お疲れ様です!」
野球部とソフトボール部はグランド練習が隣なのだ。
「さっきね、野球部の顧問からソフト部に連絡あったんだけど、今日野球部のマネージャーがインフルエンザで休みらしいのよ。」
「まじ!?あいつら同じクラスだからみんな来れないってこと?」
「そうそう、野球部は試合も近いし、練習しないわけにはいかないだろうから、今日は二人に野球部のマネージャーやってほしいのよ」
どうやら、私とサクラは潤や相葉先輩と仲がいいことと
野球にも詳しいからという理由で選ばれたらしい。
「雅紀くんと部活出来るなんて~‼キャプテンありがとうございます‼」
「やったねサクラ~‼」
「あんたら、遊びじゃないのよ?」
『すいません、ちゃんとやります笑』
「ほんとにもう…ランカ頼むわね。」
こうして、今日は野球部のマネージャーをすることになった。
…私も、横目でしか潤の練習を見たことがなかったからちょっと嬉しい。
早く部活来ないかな…。
そう思いながらドリンクの準備をしていたら、野球部の先輩に声をかけられた。
「あれ?マネージャー変わったの?」
『お疲れ様です。なんかインフルになっちゃったみたいで、私たちソフト部が代わりにマネージャーしてるんですよ。』
「そうなんだ、俺は廉太郎。よろしくね。」
『あ、桜庭ランカです‼お願いします‼』
「それ、もらっていい?」
『どうぞどうぞ。』
用意していたドリンクを先輩に渡す。
その時、ドリンクを持っていた手が触れる。
『…あ、すいません…』
潤以外の手なんて触れたことなかったからなのか
ちょっと恥ずかしくなって顔が熱くなる。
「はは、シャイなんだね笑」
『そんなんじゃないです…』
「…このタオル、洗っててもらっていい?」
『え、あ、でも…』
「じゃあ、よろしくね!」
すでに洗濯はサクラがしてしまっている。
どうしよう…
事情を説明して、私の家で洗濯して明日返そう…。
「…なにしてんの?」
『あ、潤‼やっと来た…今日ね、病欠したマネの代わりに私たちがやってるの。』
「そっか。でさ、そのタオルどうすんの?」
『あ~…ちょっとね、これは別で洗わなきゃいけなくて。』
「ああ、そう。んじゃ俺も準備してくわ。」
『あ、うん…ねえ、告白されたの…?』
「別に。なんもないよ。」
『…?そ、うなの…?』
「うん、じゃああとで。」
『…わかった、あとでね。』
なんだか、潤が冷たく感じた。
いや、潤はクールだからそう感じただけ…?
一年たって、初めての感覚だった。
『いこいこ~』
潤と付き合って一年が経った。
私たちは2年生になり、サクラの彼氏の相葉先輩は3年生になった。
「雅紀くん‼お待たせ~‼」
「お‼きたきた~、あれ?松潤は?」
『なんか、また女の子に呼び出されてました』
「ええ!?ランカちゃんがいるのにまだ告白パレードなの!?」
『告白パレードって笑』
そう、あの通り潤はモテる。
たとえ彼女がいても想いだけでも伝えたいって子や
…まああわよくば私から乗り換えてくれるかなって子もいる。
私も最初はいい気分じゃなかったけど
潤は「せっかくの好意を無視できない」って言うし
なにより、何があっても私以外を好きにならないって言ってくれたから
信頼して黙認している。
「ランカちゃんも大人だなあ~」
『潤が大人だからね、影響されたのかも笑』
「私なんて雅紀くんが子供だからな~私もこんなんだし‼」
「ちょっと待て‼それは関係ないだろって‼」
二人の微笑ましいやり取りを見ていたら、ソフト部のキャプテンが話しかけてきた。
「あ、ランカとサクラ来てたんだ、お疲れ。」
『お疲れ様です。』
「お疲れ様です!」
野球部とソフトボール部はグランド練習が隣なのだ。
「さっきね、野球部の顧問からソフト部に連絡あったんだけど、今日野球部のマネージャーがインフルエンザで休みらしいのよ。」
「まじ!?あいつら同じクラスだからみんな来れないってこと?」
「そうそう、野球部は試合も近いし、練習しないわけにはいかないだろうから、今日は二人に野球部のマネージャーやってほしいのよ」
どうやら、私とサクラは潤や相葉先輩と仲がいいことと
野球にも詳しいからという理由で選ばれたらしい。
「雅紀くんと部活出来るなんて~‼キャプテンありがとうございます‼」
「やったねサクラ~‼」
「あんたら、遊びじゃないのよ?」
『すいません、ちゃんとやります笑』
「ほんとにもう…ランカ頼むわね。」
こうして、今日は野球部のマネージャーをすることになった。
…私も、横目でしか潤の練習を見たことがなかったからちょっと嬉しい。
早く部活来ないかな…。
そう思いながらドリンクの準備をしていたら、野球部の先輩に声をかけられた。
「あれ?マネージャー変わったの?」
『お疲れ様です。なんかインフルになっちゃったみたいで、私たちソフト部が代わりにマネージャーしてるんですよ。』
「そうなんだ、俺は廉太郎。よろしくね。」
『あ、桜庭ランカです‼お願いします‼』
「それ、もらっていい?」
『どうぞどうぞ。』
用意していたドリンクを先輩に渡す。
その時、ドリンクを持っていた手が触れる。
『…あ、すいません…』
潤以外の手なんて触れたことなかったからなのか
ちょっと恥ずかしくなって顔が熱くなる。
「はは、シャイなんだね笑」
『そんなんじゃないです…』
「…このタオル、洗っててもらっていい?」
『え、あ、でも…』
「じゃあ、よろしくね!」
すでに洗濯はサクラがしてしまっている。
どうしよう…
事情を説明して、私の家で洗濯して明日返そう…。
「…なにしてんの?」
『あ、潤‼やっと来た…今日ね、病欠したマネの代わりに私たちがやってるの。』
「そっか。でさ、そのタオルどうすんの?」
『あ~…ちょっとね、これは別で洗わなきゃいけなくて。』
「ああ、そう。んじゃ俺も準備してくわ。」
『あ、うん…ねえ、告白されたの…?』
「別に。なんもないよ。」
『…?そ、うなの…?』
「うん、じゃああとで。」
『…わかった、あとでね。』
なんだか、潤が冷たく感じた。
いや、潤はクールだからそう感じただけ…?
一年たって、初めての感覚だった。