野球部員の幼馴染
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昼休み、いつも通りサクラと潤とお昼を食べる。
きっと潤とご飯を食べたい人、いっぱいいるだろうに
毎日食べれるのは幼馴染の特権だなあ。
私とサクラはクラスが一緒だけど、潤はひとつ隣のクラス。
二人で潤を迎えに行く。
が、今日は潤が教室にいなかった。
「あれれ、潤ちゃんは?」
『ん~?いないね?』
「…あ!潤ちゃんいた!」
サクラが指さすほうを見ると、女の子が潤にラブレターを渡している。
「あ~私たちの潤ちゃんがまた告白されてる~」
『私たちのではないでしょ笑』
「あ!ランカちゃんとサクラちゃんだ!」
『…相葉先輩!』
後ろから話しかけてきたのは、ひとつ上の学年の相葉先輩。
相葉先輩は潤と野球部で一緒。
そして私たちはソフトボール部だから…まあ、同じ分野ってことで知り合いみたいなもの。
「あっれ、松潤は~?今日部活あるか聞きたかったんだけど!」
『部活あるかどうかを後輩に聞くんですか?笑』
「だって俺わかんないもん!松潤なら教えてくれるし!」
『…潤じゃなくても笑』
相葉先輩はちょっと天然。
潤もその天然さにはあきれてるんだけど、面倒見のいい潤は年上の相葉先輩の面倒も見てるみたい。
「ちょっと相葉せんぱい!潤ちゃん告白されてるんですよ!」
「なに!!俺たちの松潤が?!」
『相葉先輩まで…』
なぜか流れで、3人で潤の告白現場をのぞき見する。
…かわいい子だなあ。
中学の時のあの女の子と重なる。
そういえば、潤ってこんなにモテるのにその子としか付き合ってなかった気がする。
意外と面食い…?
くそー、潤のくせに!
「でもさでもさ、松潤ってやっぱりジェントルマンだよね!」
『なんですか急に』
「だってさ?女の子に告白されるとき、ちゃんと女の子誘導して他の人に見られないようにああやって隅っこに行くんでしょ?」
「あ~確かに!断った時とか周りが見てたらなんか気まずいもん!」
『…そこまで考えてんだ…』
くそー、潤のくせに。
やっぱり、そういうとこ昔から変わってないな…
その時、潤がラブレターを手に持ったままこちらに歩いてきた。
「やべ!見つかった!隠れろ隠れろ!」
『もう遅いですよ笑』
「潤ちゃーん!また告白されたの?!」
「見てたのかよ…つか相葉さんまで、隠しきれてないっすよ。」
「げ!」
ぐいっと服を引っ張って壁に隠れきれてない相葉さんを引き寄せる潤。
「ラブレター持って帰ってきたってことは…潤ちゃんOKしたの?!」
「ばかお前声でかいわ」
『で、どうなの?』
普段はひた隠しにしてた”潤が好き”っていう小さい感情が
今日はなぜかちょっと出てこようとする。
「…なに、気になんの?」
『そりゃあ…』
いけないいけない。今までの努力が…。
「…断ったよ。これは…せっかく書いてきてくれたから返すのもあれだし…」
「なんだよそれ~松潤どんだけ優しいんだよ~」
「そうだよ~だからみんな勘違いしちゃうんだよ~」
「んなこと言ったってなあ」
本当に潤は優しい。
私たちにはちょっと強く当たってくるけど、それはそれで潤の照れ隠しだって知ってる。
けど、いいなあ。
素直に潤に好きって言えるの…
潤が告白されているのを間近で見てしまったからなのか
そんなことを考えてしまう。
その時から、もう私は自分の気持ちに蓋をすることができなくなってきていた。
きっと潤とご飯を食べたい人、いっぱいいるだろうに
毎日食べれるのは幼馴染の特権だなあ。
私とサクラはクラスが一緒だけど、潤はひとつ隣のクラス。
二人で潤を迎えに行く。
が、今日は潤が教室にいなかった。
「あれれ、潤ちゃんは?」
『ん~?いないね?』
「…あ!潤ちゃんいた!」
サクラが指さすほうを見ると、女の子が潤にラブレターを渡している。
「あ~私たちの潤ちゃんがまた告白されてる~」
『私たちのではないでしょ笑』
「あ!ランカちゃんとサクラちゃんだ!」
『…相葉先輩!』
後ろから話しかけてきたのは、ひとつ上の学年の相葉先輩。
相葉先輩は潤と野球部で一緒。
そして私たちはソフトボール部だから…まあ、同じ分野ってことで知り合いみたいなもの。
「あっれ、松潤は~?今日部活あるか聞きたかったんだけど!」
『部活あるかどうかを後輩に聞くんですか?笑』
「だって俺わかんないもん!松潤なら教えてくれるし!」
『…潤じゃなくても笑』
相葉先輩はちょっと天然。
潤もその天然さにはあきれてるんだけど、面倒見のいい潤は年上の相葉先輩の面倒も見てるみたい。
「ちょっと相葉せんぱい!潤ちゃん告白されてるんですよ!」
「なに!!俺たちの松潤が?!」
『相葉先輩まで…』
なぜか流れで、3人で潤の告白現場をのぞき見する。
…かわいい子だなあ。
中学の時のあの女の子と重なる。
そういえば、潤ってこんなにモテるのにその子としか付き合ってなかった気がする。
意外と面食い…?
くそー、潤のくせに!
「でもさでもさ、松潤ってやっぱりジェントルマンだよね!」
『なんですか急に』
「だってさ?女の子に告白されるとき、ちゃんと女の子誘導して他の人に見られないようにああやって隅っこに行くんでしょ?」
「あ~確かに!断った時とか周りが見てたらなんか気まずいもん!」
『…そこまで考えてんだ…』
くそー、潤のくせに。
やっぱり、そういうとこ昔から変わってないな…
その時、潤がラブレターを手に持ったままこちらに歩いてきた。
「やべ!見つかった!隠れろ隠れろ!」
『もう遅いですよ笑』
「潤ちゃーん!また告白されたの?!」
「見てたのかよ…つか相葉さんまで、隠しきれてないっすよ。」
「げ!」
ぐいっと服を引っ張って壁に隠れきれてない相葉さんを引き寄せる潤。
「ラブレター持って帰ってきたってことは…潤ちゃんOKしたの?!」
「ばかお前声でかいわ」
『で、どうなの?』
普段はひた隠しにしてた”潤が好き”っていう小さい感情が
今日はなぜかちょっと出てこようとする。
「…なに、気になんの?」
『そりゃあ…』
いけないいけない。今までの努力が…。
「…断ったよ。これは…せっかく書いてきてくれたから返すのもあれだし…」
「なんだよそれ~松潤どんだけ優しいんだよ~」
「そうだよ~だからみんな勘違いしちゃうんだよ~」
「んなこと言ったってなあ」
本当に潤は優しい。
私たちにはちょっと強く当たってくるけど、それはそれで潤の照れ隠しだって知ってる。
けど、いいなあ。
素直に潤に好きって言えるの…
潤が告白されているのを間近で見てしまったからなのか
そんなことを考えてしまう。
その時から、もう私は自分の気持ちに蓋をすることができなくなってきていた。