第一章 混沌普遍
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今回少し(だいぶ)ギャクと女性向け(腐向け)の表現があります!それでも言い方はスクロール!
ムスコン祭りでござる
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今日だって変わらない、いつもと同じ非力な自分を悔いる日々、の筈だった…。
またドアの開く音がする。見てもいいけど顔を動かす気にならない。そのままぼけっとしていると父さんはこちらを十中八九の確率で覗き込んでくる。ほらきた。
最近は心の余裕も少しずつ取り戻してきて頭の中でこんなことを考えるまでに暇と感じるようになった。ベッドの中で寝返りをしたりも出来るようになったし自分で食事も体を拭くこともできるようになった。ただ筋肉が物凄く弱まっていたのは不服だが仕方ない。前は父さんにされるがまま拭かれていたのでまだマシである。
あと最近自分が自分を悪魔として認識したことから角が生え始めていてだんだんと父親に似てきていて少し不満だ。
…なんだろう、今日はやたらに顔が近いな…
鼻がくっつきそうなくらいの距離で自分の目を覗き込まれる。自分より50㎝くらい離れた体をもつ父が自分の膝に誇りずっとこちらを見つめてくる。
流石にずっとそのままだと気まずくなり距離を離そうと手を当てる。
父は離れたがベッドに寄りかかって座っている自分の腰に手を回し、強い力で自分を引き起こし、それから強い力で自分を抱きしめた。力が強すぎて息が苦しくなってきたが彼は抱きしめるのをやめない。でも声は出ない。
やっと離した。長そうで短い時間だったな。
今自分がどんな顔をしてるかはわからないが何か自分にとって良くない顔をしてると直感で感じ、逃避のモーションをとるが時すでにおすし。手首を掴まれ引き止められる。
「父さん、嬉しいよ。」
いや、待ってくれ、全く状況が理解できない。
近くに鏡が…あった!!!!!!!!!!!!
見てみるとなんとも阿呆な赤面をした自分の顔があった。
…????????????????????
全く自覚のない顔に思わず口をあんぐり開けてしまわざるを得ない。
そのままあんぐりしているといつのまにか後ろに来ていた父が後ろからこちらに振り向かせるように顔を手で覆い屈んで自分と目を合わせた。そしてそのまま唇を重ねた。父の唇は冷たいが不思議と拒む気にはなれなかった。
「…ぬか喜びでもいいんだ。ただ私のことを見てくれたというだけで私は…「…」声は出ないがそんなこと言わないでくれ、恥ずかしいと口パクで伝える。
一瞬驚いたような顔をしたがすぐに微笑み自分の頭の上に手を乗せ撫でてくれる父を見て、初めて親の愛という物を感じた。父親の前では泣いていいのかもしれないと思った。
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実はこの鬱エピソードはワシの実話だったりする
ムスコン祭りでござる
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今日だって変わらない、いつもと同じ非力な自分を悔いる日々、の筈だった…。
またドアの開く音がする。見てもいいけど顔を動かす気にならない。そのままぼけっとしていると父さんはこちらを十中八九の確率で覗き込んでくる。ほらきた。
最近は心の余裕も少しずつ取り戻してきて頭の中でこんなことを考えるまでに暇と感じるようになった。ベッドの中で寝返りをしたりも出来るようになったし自分で食事も体を拭くこともできるようになった。ただ筋肉が物凄く弱まっていたのは不服だが仕方ない。前は父さんにされるがまま拭かれていたのでまだマシである。
あと最近自分が自分を悪魔として認識したことから角が生え始めていてだんだんと父親に似てきていて少し不満だ。
…なんだろう、今日はやたらに顔が近いな…
鼻がくっつきそうなくらいの距離で自分の目を覗き込まれる。自分より50㎝くらい離れた体をもつ父が自分の膝に誇りずっとこちらを見つめてくる。
流石にずっとそのままだと気まずくなり距離を離そうと手を当てる。
父は離れたがベッドに寄りかかって座っている自分の腰に手を回し、強い力で自分を引き起こし、それから強い力で自分を抱きしめた。力が強すぎて息が苦しくなってきたが彼は抱きしめるのをやめない。でも声は出ない。
やっと離した。長そうで短い時間だったな。
今自分がどんな顔をしてるかはわからないが何か自分にとって良くない顔をしてると直感で感じ、逃避のモーションをとるが時すでにおすし。手首を掴まれ引き止められる。
「父さん、嬉しいよ。」
いや、待ってくれ、全く状況が理解できない。
近くに鏡が…あった!!!!!!!!!!!!
見てみるとなんとも阿呆な赤面をした自分の顔があった。
…????????????????????
全く自覚のない顔に思わず口をあんぐり開けてしまわざるを得ない。
そのままあんぐりしているといつのまにか後ろに来ていた父が後ろからこちらに振り向かせるように顔を手で覆い屈んで自分と目を合わせた。そしてそのまま唇を重ねた。父の唇は冷たいが不思議と拒む気にはなれなかった。
「…ぬか喜びでもいいんだ。ただ私のことを見てくれたというだけで私は…「…」声は出ないがそんなこと言わないでくれ、恥ずかしいと口パクで伝える。
一瞬驚いたような顔をしたがすぐに微笑み自分の頭の上に手を乗せ撫でてくれる父を見て、初めて親の愛という物を感じた。父親の前では泣いていいのかもしれないと思った。
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実はこの鬱エピソードはワシの実話だったりする