子守唄
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皆が眠ってしまってすることもないので何気なく里を散策した
懐かしいという感覚を味わいたくて、小さいころに来ていた
広場や公園、商店街を何気なく通る
朝の早い時間には誰もいなくて朝日で明るく輝いていた
そろそろ戻ろうかというところでお気に入りだった場所へ
ふと足が動いていた
地上から離れた誰もこないようなところだが
里が良く見えて風が気持ち良い
あの頃、悲しくて泣いた後はここへきて気持ちを落ち着かせていた
「…ここで誰かと…」
久しぶりの場所に来て記憶が掘り返される
『もー探したよー!』
驚いて目を見開く
いままさに思い出した記憶となまえの姿が重なる
あの時も…
...
『もー探したよー!』
「…うぅっ、ぐすっ」
『大丈夫、大丈夫』
よしよしと頭を撫でてくれた同じ年ごろの少女がいた
『明日はあたしとあそんでくれる?』
「…ぼくとあそぶの?」
『うん!あたしもここにおともだちいないの。』
「そうなの…?」
『うん、この秘密の場所でまた明日会おうね』
そう約束をして何日も2人で遊んでいた
遊び疲れて昼寝をすることもあった
そう、眠るときにその少女は歌って一緒に眠っていた
でもその子は突然来なくなってしまった。
またひとりぼっちに戻ってしまったそのあとに夜叉丸の事件が起こる
...
「…思い、出した」
『…そっか』
なまえはにこにこと笑っている
「あの時、そばにいてくれたのは…」
『そう、きみのことずっと想っていたよ、やっと会えた我愛羅くん!』
あの頃から我愛羅からあふれる邪気のようなものを
感じ取っていたらしいなまえはできるだけそばにいた
『ここの景色変わってなくて懐かしいな』
「…昨日の歌、」
『そうだよあの時と同じ、眠るときの歌なの』
『覚えててくれたんだね、嬉しい』
「また会えて、…うれし、いっ。」
向きあって手を繋いであの頃を懐かしんだ
しばらくして2人で家に戻る
「なまえさま!急にいなくならないでください」
「お前もだぞ、我愛羅、」
戻ってそうそうに注意を受ける
さっきのことと言いなんだか急に子供に戻った気分だ
まだ話し足りないなまえは我愛羅に改めて里を案内してほしいと頼んだ
「御供します」
「それはちと野暮ってやつじゃん?俺でもわかるぜ」
「そういうわけにはいきません。
なまえさまは星隠れのいわゆる要人なのですから。
いずれは里に帰り、里を治めていただくのです」
「そうなのか…?」
『んー、うん…』
せっかく会えたのにまたなまえと離れなければならないらしい
強くなればいつか会いに行けるだろうか
『今はここにいるからいいのです!行こう我愛羅くん、
レグルも準備してね』
「おいおい、なら俺らも行くかぁ…」
結局5人で里を散策していた、その時
見張りをしていた忍たちから忍たちへ連絡が入る
何者かが奇襲をしかけてきたようだ
砂隠れの軍事力が低下している時を狙ってきたのだろう
『あららら』
「…すまない、行かなければならない」
『うん。頑張って』
我愛羅たちきょうだいは屋根を伝って助太刀に行った
忍の力を見たいなまえたちも邪魔にならないところから戦闘を見る
『いろんな術があるね』
「そうですね、しかしこちらが押され気味に見えますが…」
『忍の教育機関も弱っているようだから、
あまり強い子たちはいないんだね』
しばらくするが騒ぎは収まらない
「…助けますか?」
『そうだね、いこっか!』
『「孔雀妙法!!」』
チャクラで翼を生やして戦闘地域へ向かう
テマリとカンクロウは攻撃に特化しており
我愛羅は味方をかばいながら戦っている
他の強い忍たちも前に出て戦うがなにせ人数がいないため苦戦している
これ以上戦力を失えば本当に潰されてしまうだろう
たくさんの忍が倒れる中、
敵には頭のような奴が非常に強くあの我愛羅さえ守鶴が顔を出していた
守鶴がいれば倒せるであろうが敵味方関係なく被害がでるだろう
飲み込まれる前に落ち着かせよう
その姿を見て里の忍の者たちも怯えているようだった
『レグル、悪いが時間を稼いでくれないか』
「承知!」
空を飛んだまま敵と我愛羅の間に入り戦闘を開始する
私は攻撃を避けて我愛羅に抱き着き守鶴を眠らせるよう歌う
「…グルルル…小娘がぁ…!!」
「…!」
『気が付いた?里を、皆を守ろうとしたんだね、かっこいいよ』
「…すまない、助かった。」
何人かの忍がその様子を見ていた
ちらりと目をやると再び空へ戻るなまえ
『…私の大好きな里を潰すことは許さぬ!』
『陽炎忍法!』 『~~~♪』
戦闘中に空を飛ぶなまえとレグルが見える
「あ、あいつらあんなことも出来んのか!?めちゃ強ぇーじゃん!?」
「助かったな…もう一息だ!口寄せ、斬斬舞!」
「テマリ、なんか歌声が聞こえちまったがこれ俺らにもかかるんじゃねーのかおい!?」
「…一旦退けーー!!!!」
「耳も塞げよぉーー!」
テマリの声で退陣を始める
傀儡隊は傀儡を使って周辺の忍に合図を出して退かせる
我愛羅も砂の壁を作りほかの忍たちをこの場から遠ざける
歌声響く中唯一動けるレグルが敵にとどめを刺して倒していく