子守唄
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一度宿に戻り身支度をしたあとふたたび3きょうだいの家へ
「では私は廊下におりますので、」
『わかった!我愛羅くん、寝にくいと思うけどごめんね』
「気を使うな」
他愛のない話をして時間を潰す
なまえは仲良くなれるのであればそれでよいと思った
「なまえ、なぜ旅をしている?」
『んんーきっかけは外の世界を知りたい、からだったけど
いつの間にか強くなりたいに変わったり、いろんな忍にあったり
旅自体も楽しくなってきて…ここまできちゃった!』
「そうか、」
『我愛羅くんはどんな忍になりたい?』
お互いの過去を話しているうちになまえが先に眠くなってしまったようだ
「なまえさま?」
声が聞こえなくなったので扉を少しあけて様子を見ていた
「眠ってしまったようだ、このままソファに寝かせていいか」
「…はい、ありがとうございます」
レグルは心配なのか廊下で眠り始めてしまった
風邪を引かれては困るのでレグルにも毛布をかけてやる
ふぅと一息ついてベッドへ行くと普段多くを話さない我愛羅は
話疲れてしまったのかウトウトし始めた
体が重く、暗闇に飲み込まれていく
「…ぐっ…あ"ぁぁあ…っ!」
「…っハァハァ」
『…!!!』
『我愛羅くん!大丈夫!?』
「はっ!なにごとですか!?」
『レグル!我愛羅くんがっ…』
「お水を持ってきましょう、なまえさまはお背中をさすってあげてください」
『うん、…我愛羅くんごめんね、私が寝てしまった』
「気にするな。いつものことだ」
『いつも…』
...
別の日
『このままでは我愛羅くんの役に立てぬ!』
「ではやはり忍術を、」
『姉さん、兄さん、どうか許可をください』
「「…。」」
結局なまえの忍術で寝てもらうことにした
安心して睡眠ができないなんて体も心も壊れてしまう
テマリやカンクロウも見守る中、我愛羅はベッドへ横になる
「あなたたちはこちらを」
と、レグルは耳栓を二人に渡す
「それだけでは貫通してしまうかもしれないので更に手で塞いでください」
『我愛羅くん、いくよ』
「…。」
『微睡忍法!』 『~~~♪』
美しい声に聞き入るがなんでか、懐かしい感覚が蘇る
(なぜだ、どこかで、聞いた記憶が、、)
少しづつ意識は途切れ始め呼吸が安定した
(眠ったぞ!)
(本当になんともないんだよな!?)
兄たちは冷や汗をかきながらも見守る
すると、目をぎゅっと瞑り息が荒くなる
苦しそうなうめき声が上がる
なまえは一度歌うのをやめて、額の愛の字に手を添えてまた
違う歌を歌い始める
力が強いのか、なかなか様子が変わらなかったが
だんだん苦しそうな様子はなくなり子供のような寝顔で眠っている
また起きてしまわないようになまえは歌い続ける
チャクラをかなり使ったなまえもうつらうつらとしていた
我愛羅は長時間の眠りに体が慣れていなかったのか
朝方には起きていた
それでも日頃より何時間も多くぐっすり眠れていた
「…すまない。」
『いいんだよ、あなたが安心できるなら』
なまえは部屋で眠らせ居間へ行こうとすると
廊下でテマリたちが寝ていた
砂で全員を移動させベッドへ寝かせる
居間でひとり考え事をしていた
眠る前に聞いたあの歌、懐かしいあの歌をもう一度聞きたい
声を聴いた瞬間、なぜか涙が出そうになった