子守唄
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『〜〜♪』
少女は歌を唄いながら山道を歩く
砂隠れの里までもう少しだ
「止まれそこの女」
『…なんでしょう』
「なんでも歌でチャクラをコントロールするやつがいるらしい、知らないか?」
『…ん〜知りませんね』
「…そいつは藤色の装束を身に纏っていると聞く。貴様がその噂の者と見受ける。
着いてきてもらおうか」
『私を倒せるのならそうすればよい』
『荊棘忍法!』『〜〜〜♪』
「貴様やはり例の女か!!捕えろー!」
周りの木々から荊棘が現れ男たちに巻き付く
皮膚に、肉に食い込む荊棘
さらにそのまま森の中へ引き摺り込んでいく
『引き摺り込まれた後は私も知らないけど
大丈夫かしら?』
歌うのをやめると荊棘も一時的に止まる
「ぐっ…….」
『降参でよいな?』
『面倒だからそのままにしといてやる自力で解いてみるんだな!』
また鼻歌を歌いながら進もうとすると
見覚えのある愛しの人の影が見える
『…我愛羅くんっ!!』
「なまえ、迎えにきてやったのだが
一足遅かったな」
荊棘に絡まれた男たちを一瞥して2人は歩き出す
会えなかった間の話をして里を目指していく
「なんなんだあのガキどもはぁあ!」
...
『あ、住む場所考えてなかった…!!』
「何を言っている、うちで良いだろう」
『姉さんと兄さんは?』
「歓迎している、強い奴が砂に来た、とな」
『へへぇー、皆の役に立てるならよかった」
着いてすぐにレグルに手紙を送った
安心してほしいから1秒でも早く
その日はまたテマリにご馳走になった
『姉さんにお料理教えてもらわないと』
「なんだ、もう花嫁修行か?」
『は、花嫁!??』
あまり表情豊かなほうではないなまえが
驚いて顔を赤くする
「テマリ、お前もまだなのにそれは気が早ぇじゃん?」
「うるせぇやつだな、飯取り上げるぞ!」
「それは勘弁じゃん!」
こんなに温かい人たちと一緒にいれるなんて、
夢みたいだ
レグルが恋しくもあるがその時は会いに帰ろう
手を繋いで夜の里を散歩する
これからのことを話しながら最後には2人の秘密の場所へ辿り着いた
『これからはどんな夜も我愛羅くんが
休めるようにしたいな』
「…お前がいればじゅうぶんだ。」
『ふふっまたここで一緒にお昼寝が出来るね』
「そうだな」
『眠りたい時には私がいるよ、
だから安心してね』
そろそろ帰る時間だ
温かい家で、温かい布団で一緒に眠ろう
【ぐっすりおやすみ】
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