ここで会ったが100年目?
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2人が息切れをし始めたころ、
傀儡もダメージを蓄積していた
『やるじゃん、カンクロウ君』
「…くっ、」
『…もう一度、サソリ兄ちゃんを出してよ』
なまえには思うところがあったのか殺気は出ていない
「サソリはとっておきじゃん、そう簡単にはださねぇ
殺されて奪われでもしたらたまったもんじゃねぇ」
苦笑いをしながら答える
『カンクロウ君は、殺さない』
「誰が信じるかよっ」
『お願い、サソリ兄ちゃんに会わせて。』
「…」
戦闘態勢を解き、殺気が感じられない以上戦う理由もない
「おい、カンクロウ、」
テマリは傀儡のことはわからないが里に何かあっては困る
絆されないように声を掛けるがもう2人の世界だった
「出してやるが、お前にはやらねぇ、いいな?」
『…それでいい、まぁ、”今は”な』
距離は保ったままサソリを召喚する
『サソリ兄ちゃん…!』
サソリに向かって少しずつ歩みを進める
少し浮いたサソリを下ろしてやりなまえに近づける
『サソリ兄ちゃんっ』
壊れないように、でも愛しさが伝わるようにぎゅうと
抱きしめる
さすがにテマリもカンクロウも何も言えなくなってしまった
...
「そういうことだ、我愛羅。
身柄を拘束する意味でも里に置いててほしいじゃん」
『……』
「カンクロウがそう言うなら任せる、好きにしろ」
『風影様、どうも~』
「お前な!とりあえず詳しく話聞かせるじゃん、
こっちこい」
別室へ向かうカンクロウとなまえ
「大丈夫かよあいつら」
「傀儡使いにしかわからない世界があるのだろう。
なまえの方からも敵意は感じられなかった。」
なまえにとっては祖母の命と引き換えに生きている我愛羅
やり返されてもおかしくはなかったのに
なまえの母は、サソリの母の妹
一家そろって忍であったが任務遂行の際に命を落としている
『風影様を見たらボコろうと思ってたのに、
あんたたち見てるとそんな気も失せちゃったわ』
「…手出してみろ、そんときゃこっちだって本気でやってやんじゃん」
「で?なんで俺から奪わなかった?」
『…あんたが使っている傀儡を見たときからよ、
きっと長い期間使っているでしょう?
そしてとても丁寧にメンテナンスされていて、
サソリもそう、すごく大切にしているうえに尊敬の念を
込めているのを感じたの』
『そんなに多くはない傀儡の世界だ、
カンクロウ君は貴重な忍だと思っただけ…』
そう年も変わらない目の前の女はそう語る
戦闘の一瞬でそこまで見て感じているとは
やはりサソリの親族なだけある
「なまえはどこまで傀儡を操れる」
『サソリ兄ちゃんの見習いみたいなもんだと思っててくれれば
分かりやすいかな?』
傀儡の製造、仕掛け作り、戦闘ももちろん出来る
人傀儡はサソリほど精密には出来ないようだ