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アピールが激しいなまえでも
さすがに任務中にはそういった態度は出さない
今日はなまえと同じ任務の帰りでやっと里に着いた
4マンセルで隊長を務めたシカマルは報告がある
少し歩いて解散となったが
『私がお供しますー!』
と任務中とは打って変る明るさ
でも報告までついてくるのは初めてだった
「あ?いいけど、なんか気になることでもあんのか?」
『ううん、たまには勉強しないとなって』
自分にくっつきたいからついてくるのかと
思っていたが予想が外れたことで自意識だったことに頭を掻く
そして改めてなまえも立派な忍だと思う
普段は明るくて女の子たちとよく笑いあっている
修行もちゃんとしているようだった
『こないだねーシカクさんに会ったの!』
「親父に?」
火影邸に向かいながら話をする
『そう、やっぱりシカマルがかっこいいのって
遺伝もあるんだなーって』
「そうかよ」
『あんなにカッコいい人に見合うにはまだまだ頑張らないとなって
思ったの!だから直接シカマル見て勉強!』とニコニコ
「だからってなんで俺なんだよ」
『えぇ!?好きだって言ってんじゃん!』
と笑ってるがよく見れば目が合わない
話ながら歩いていれば手と手が触れる
確かに好きだ好きだと言われ続けていたが
真剣に向き合ったことはないしどちらかと言えば
じゃれ合いの一種と認識していた
そういえばなまえのそんな行動の本心は知らない
一緒に報告書を確認して綱手様へ出しに行く
「なんだ、二人できたのか、ご苦労だった」
提出が終わると今日の予定はもう終わりだ
、と思っていたら
「シカマル、お前には頼みがある」と
綱手様が言うのでなまえは退出する
...
『ぐぅ…っ』
「まぁまぁ、いい男は他にもいるわよ」
『いのはいいな、いつも一緒でさー!』
心穏やかでないなまえはいのに呼び出されて
落ち込み気味だった気分を晴らすようにぐちぐちと話していた
最近、他里の綺麗なお姉さんと里内を歩いているのを
何回か目にしていた
シカマルが選んだ人ならそれでいいという気持ちもある
かといって突然好きな気持ちが消えるわけではない
アカデミーから彼を見てきたのだ
...
別の日
今日は一人だからデートはしていないようだ
さすがに他里の人を邪魔するわけにもいかず
見かけていてもなまえは声を掛けなかった
『シカマル!』
「ん?なまえじゃねーかどうした」
『綺麗なお姉さんとのデートは楽しいか!』
ビシッと指を向けられるも
急に何の話かわからず「はぁ?」としか言えなかった
『とぼけても無駄なんだから―!
今からでも私のこと、好きにさせてやる!』
「…お前やいの、サクラまでも最近視線を感じると思ったら
そういうことかよ、」
『バレてる!』
ということは私たちがデートを目撃しているのを知りつつ
お姉さんのことをとぼけるというのか
「で、お前はそれを見てどう思ったんだよ?」
本心が知りたくなった俺は聞いてみることにした
好きだという時は目を合わさないからな。
『な、なにそれ』
いったいどういうつもりで聞いているのか
私は手の上で転がされているのか!?
謎の緊張感に包まれるもやっぱり忍同士
心理戦も負けていられないと思うと悪くはなかった
だけど遠回りな心理戦より正直なのが私だ
『あたしじゃないなんて、終わってんね!』
捨て台詞をはいてそのまま立ち去る