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『キャー!シカマル―!!』
今日も大声でシカマルに熱烈アピール
今朝の占いでは星座占いが1位だったから怖いものなし
「だー!うるせぇんだよ!」
たまたま見かけた意中の人を追いかけまわす
ほらね、任務でもないのに会えて運が向いているなと思う
いいじゃんいいじゃん!
占いの後押しもありなんだか今日の自分はパワフルだ
いつもよりアピールも大胆になっていく
とはいえもう数年は片思いだ
叶いそうにない恋にちょっとだけほんのちょっとだけ
寂しい気持ちが心の隅にある
『大好き―!』
なんでこんなことになっているのか
考えるのもめんどくせーが…
思い返せばナルトが修行に出ている間もずっとだから
早くも数年は経っていることに驚いた
「俺はお前に一体何したってんだ」
『え?だってかっこいいじゃんシカマル』
…そりゃあそんなことを言われては悪い気はしねぇ
だけどこうなるにはきっかけがないとおかしいだろう?
俺は何したんだ??
...
シカマルは私が好きな具体的な理由を知らない
ていうか、恋に理由も理屈もないだろうと思うが。
アカデミーから同じだし班が違っていても
いのとは仲良しだから話は入ってくるし
任務だって同じになる時もある
隊長を務める姿はすごくトキめく
誰もかなわない頭の良さにも惹かれる
家では囲碁や将棋を嗜むことも知っている
(ルールは知っているので1度相手してもらったが
それはもう話にならなかった。)
でも一緒に成長していく中で彼の中に秘めている
責任や忍道、仲間、家族、里への想いとか熱いものが
ある気がして気が付けば好きになっていた
これというきっかけは実はなかったりする
しいて言えば正直な私の性格だ、好きがあふれて
周りなんて気にせずアピールし始めたぐらいかな?
『シカマル!かっこいいね!』
「…はぁ??」
「なまえ、あんた何言ってんの?」
イノシカチョウの歴史や絆には勝てない
ほんのりいのにヤキモチしつつ
『だってかっこいんだもんー!』
「んだよ、急に。頭でもぶったか」
とおでこをつつかれる
好きを意識してから触れられたことにポッと顔を染める
『…す、好き…!!』
「!?」
「ちょっとマジー!?」
最初は周りもびっくりしていたがそもそもシカマルが
まともに取り合っていなかったので
冗談かなんかだとスルーしていた
なまえのアピールは止まらないがだんだんと
それも日常に溶け込んでいった
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