祝福
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本能に従って
...
風影就任のお祝いとして木の葉の友人たちが
集まろうと声を掛けてくれた
砂の上役たちはもちろん反対だったが
私とテマリとカンクロウで黙らせた
口ばっかりで何の役にも立たないんだから!
なめんなよこんちくしょう!
それでも里の長を簡単に里外に出すべきでないことは重々承知している
我愛羅の身に何もないよう慎重に我々4人で木の葉へ向かう
向こうも同じように我愛羅の身を案じて途中まで
お出迎えに来てくれた
『あ、ナルトとキバじゃない?』
「よ!我愛羅!」
「おう!久々だなカンクロウ!!」「ワン!」
我愛羅と親しいナルト、敵の察知を出来るようにキバが来てくれたのだという
『あ、赤丸ちゃん!!?でかくなったのねー』
「そんなおばちゃんみたいなこというなよなまえ」
キバのツッコミを受けながらなまえとテマリは
赤丸をよしよししている
「しかしお前が風影なんてびっくりだってばよ!
…俺も負けてらんねーな」
「お前まだ下忍だぞ?」
『え!?なんで!?』
「それを言うなってばよ~修行に出てたから試験受けれてねーんだってばよ~」
「肩書は関係ない、お前は強い、ナルト。」
「…サンキュー、我愛羅!」
思いを言葉にする我愛羅を見て微笑ましくなる
「…なまえ、何をにやにやしている」
『なんでもないですー!』
木々を飛び移って木の葉の里までもう少しだ
...
『あ!我愛羅!火影様までお出迎え来てくれてるよ!』
「面倒をかけてしまったな」
「そんなことないってばよ!綱手のばーちゃんも新しい風影に会いたかったはずだ!」
門に着けば懐かしい面々に会い温かい気持ちになる
あの我愛羅がこんなに受け入れてもらえるなんて
『ここは本当にいい里だね』
「そうだな」
『負けてられないね~!』
「俺らは用意してもらった宿に行けばいいらしいじゃん」
『おっけーまずは荷物おいちゃおー!』
「なまえ、あまりはしゃぐんじゃないよ」
『はーい!』
テマリに注意されてしまったが楽しい気持ちに嘘はつけない
一息ついてからナルトたちがいる食事処に向かうことにした
火影様やカカシ先生、ガイ先生など大人組も
祝福に駆けつけてくれているそうだ
夕暮れの木の葉の里を4人で歩く
我愛羅とは正規部隊で出会ったきっかけで仲良く?なり
何を思われたのか任務を一緒にされることが多かった
もちろん幼少期の頃の話は知っている、というか見ていた
正直、私は彼を化け物とは思えず何度か声を掛けたこともある
ま、その時は本人に拒絶されてしまったが
きっと我愛羅は覚えていないだろう
そんな彼を任務ではなく私情で里の外で見ることは新鮮で
なんとなく離れがたくなりいつもより近づいて歩いていた
「?」
いつもよりなまえを近くに感じるが落ち着くので
何も気にしないで歩き続けた
「…今日でなんか変わるかもしんないじゃん?」
「なに楽しそうにしてんだよ!ま、なまえなら上役も説得しやすそうではあるがな」
姉と兄は二人はこそこそと話しながらゆっくり後ろに下がっていく
『テマリさん、お店どこー??』
「もうすぐだと思うが…、あ、ほらあそこシカマルがいるところだ」
『本当だ!やっほー!』
「大きい声出すんじゃねーじゃん、風影の護衛だぞ?」
『さっそく浮かれました!ごめんなさい!』
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