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ここは砂隠れの里。
新たに就任した風影、我愛羅が治める。
きっとこの方がいればこの里は守られ
平和に暮らしていけるとみんなが信じている。
...
『我愛羅、我愛羅〜!!』
「…なんだ」
少し散らかった机上にさらに書類を置く
表情は変わらないものの、
なんとなく嫌なオーラが出ている気がする
やることが溢れそうで大変だ。
小さい頃から一緒にいる私は、
兄弟のテマリ姉さんとカンクロウ兄さんと共に
親衛隊のような秘書のような役割をしている。
彼が風影という立場に至るまで
本当にいろんなことがあった
でも昔もこれからも私は変わらずに
我愛羅を守っていきたいと思っている
その為には、いつもどんな時も強くなるしかない
『書類で忙しいところ悪いけど、
私に任務はないかなー?』
「先日、帰ってきたばかりであろう」
強くなるにはいかなる時も実践!修行!なのだ
もちろんお小遣いも嬉しいけど。
『里のためだもん、なんでもやるよ!』
「……。」
里のため、民のため、と言われれば
やはり我愛羅も何も言えなくなる
"我愛羅の目指す里を世界を、
一緒に見ていきたいんだ!"
いつかそんな風に言ってくれたなまえの笑顔が
ふと思い出される
本当はなまえを危険な目に合わせたくなくて
任務は多く与えないようにしている自分がいる。
だけどそれは信用していないのと
同じではないか、と考える
『始めよう!我愛羅の、私たちの砂隠れを!
夢も希望もぜーんぶ詰め込んで』
照れたように笑う顔が愛おしい
『だから私に任せて!』
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