巳樓記

午後6時嫌になるほど青い空

2025/06/12 18:28
 もう18時なのに空が明るくて夏が近いのを感じる。夏の暑さや虫は嫌だけど、それでも夏の夕方特有の物悲しい雰囲気は好きな自分もいる。
 …そして、もう2025年も半分過ぎたのだな、と思うと少し悲しくなる。

 どれだけ自分が足踏みしていても時は止まってはくれない。最近そのことをよく実感させられる。私はいつまでたってもずっと堕落し続けているのに、私の周りには私よりも優れた人、私と同等だけど自分で自分を奮い立たせている人がいる。
 しかし、私はそれを見ても、自分も頑張らなければという気持ちが一切湧いてこない。そんな自分が嫌になる。自分と同じ、努力していない人を見て安心する癖をそろそろ直さなければならない。
 私は一体何年それを続けるつもりなのか。そんなことをしていても許される時期は疾うの昔に過ぎたはずである。

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