巳樓記

戯言

2025/05/25 21:16
 空虚な現実に浸る時、私という人間はまさしく孤独だ。この空虚な現実には様々な人間がいて、本物の現実よりも同じ趣味の人間を見つけるのは容易である。だというのに、そうであるはずなのに、なぜか私はこの空虚な現実でずっと孤独なのだ。私と同じモノを持つ者を見つけることができない。
 
 Xで10年以上前のポスト、また数年前のポストに「当時、撃壁が好きだった」というものを見たことがある。私の撃壁との出会いはそこからだ。
 元々、何を検索していたのかは忘れたが、恐らく大神関連のもの検索していたのだろう。私の目にその言葉が飛び込んできてからは、私の心には「撃神×壁神」の可能性が生まれてしまったのだ。
 その発言を見た私が、どこかに撃壁の作品があると信じるのは無理もないだろう。そう、だから私は必死になって探した。私は昔から猫が好きだった。そのため、大神を初めてプレイした2年前、星座を描いたら白猫が飛び出してきた時の喜びは大いなるものであった。猫が好きだから、ネコ科も好き。つまり、虎も好き。私の好きなネコ科同士のカップリングだ。気にならないはずがなかった。好きにならないはずがなかった。
 それから私はpixivやX、その他様々なSNSで何度も検索をかけた。手書きブログと海外のケモナーサイトに1件ずつ見つけたが、それら以外何もなかった。
 おかしい。明らかにおかしい。先程のポストはその投稿作品よりも前のポストなのに。あのポストよりも前の投稿があるはずなのだ。
 そして、その時に私は“平成のオタク文化”を知った。個人サイトである。
 そんなものがあると知ってしまった私はそこを調べる他なかった。私は今現存する大神の二次創作個人サイトを片っ端から覗いていった。遺跡を探索する研究者になったかのような気分だった。
 あの遺跡達はなんとも素晴らしい場所であった。探しているものは見つからなかったが、行く価値は大いにあった。そして、そこで見つけた大神リンクというものが気になりすぎて私は“秘密兵器”を使った。ウェイバックマシンである。
 遺跡の次は冥界を探検した。あそこもまた、なんと居心地の良い場所ではないか!冥界であるのが勿体ないくらいだ。空虚な現実よりも余程私の心は躍った。
 それでもやはり見つからない。悲しみに明け暮れるしかない。ただひたすらに孤独だった。向こうに見える明るい光が私の影をより濃くしていった。

…まぁそんな感じで俺はめちゃくちゃ辛いってわけ!!!泣きそう!!

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