短編
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「キョーコちゃんって…彼氏いるのか…?」
いきなりすぎた質問にキョーコはびっくりして飲んでいたビールを止めテーブルに置いた。
『………え?ゲンジロちゃんと恋バナ??』
少し酔っぱらっているのか
頬が少し赤くケタケタ笑うも
いないよ。今は仕事が楽しいし出会いなんてないしね。
とちゃんと答えてくれるキョーコ
毎週恒例と成っている同期との飲み会
残業があったり用事があったりで来れなくなり
今回の参加者は俺とキョーコの2人…
さすがに今回の飲み会やめようか?とキョーコに言われるも
行こう!と強く言ってしまった。
俺はキョーコちゃんに聞かなきゃいけない事があるのだから…
「そういえば上司に得意先の案件頼まれてたな…」
『うん。ちょっとワガママで大変だけどこっちの案が通った時すごく楽しいんだよねー。
ってそうじゃなくてゲンジロちゃん彼女いるよね?なんで?ゲンジロちゃんと恋バナ?』
「いや………………あの、、ほら、この会社って独身多いからさ。」
お酒を飲んでいるキョーコですら
俺が変だと気づいたみたいで
怪しそうな顔でじっとこちらを見るも
なにか理由があるのだと感じ取ってくれたキョーコは
少しいじるもそのまま答えてくれる
『すごい変な間があったのは気にしないであげるよ。
たしかに独身多いよねー。女性社員にキャーキャー言われてるイケメン男性ってほとんど独身だもんね』
「そうそう…だから、ほら……尾形主任とか…どう思ってるのかなって……」
『えっ……尾形主任ってゲンジロちゃんの上司だよね…?』
ポリポリとオツマミの枝豆を食べていたが
突然の尾形主任の名前にびっくりした顔で見てくるキョーコ…
突然だろうが…これが頼まれた事なんだから仕方ない。
戦略等が苦手な俺に頼んだ尾形主任が悪いのだから……
『あー……うん。カッコいいよねーテキパキ仕事してるし…露骨に嫌な顔するときあるけど女性には優しいような気がするよ』
尾形主任の事を思い出すように考えながら
ぽつりぽつりと話し出すキョーコ
その内容もまあまあ良いようなイメージな気がして
思わず俺が嬉しくなる。
これなら尾形主任も……
「なら恋び」
『でもゲンジロちゃんよく愚痴言ってるよね。
いじめられてるしネチネチ文句言われるって。
声すら聞こえないけど…毎回ゲンジロちゃん泣きそうな顔になってるから本当は優しくはないし意地悪なんだろーなって思ってるよ』
「………。」
だんだん…良い印象から悪い印象に話になっていく
話そうとしていたが思わず黙る俺…
ヴーヴー
そしてタイミング良く鳴った携帯
連絡相手を知ってるから余計言葉が詰まるし内容見たくない……
“お前文句言ってたのか。殺す”
あぁ…やっぱり尾形主任からだ……
キョーコは全く気づいてないが…
キョーコの後ろの席には尾形主任がいる
俺からはがっつりと尾形主任の後ろ姿が見えるのだ
そしてふり返ってすごい目つきで俺を見てくる尾形主任
「………。」
余計な事言えない…どうしようか…
ヴーヴー
“ちなみにワンナイトはイけるのか聞いてみろ”
この人本当に最低だ。
部下の同期を食うつもりなのだろうか…
「ち、ちなみに…尾形主任とワンナイトはいけるだろうか…?」
『ブフッ…は!?ワンナイト!?』
最低だと思っていても後々が怖いので尾形主任に従う俺…
携帯を見ながら言ったため
キョーコがビールを飲んでいると気付かなかった。
おかげでゲホゲホと咳き込んでいる
『ワンナイトかぁ………』
「ワンナイト。駄目か……?」
『部署が違うにしろ同じ会社の人とセフレ関係は駄目なやつじゃん!』
イヤイヤと頭を左右に振るキョーコ…
そして見込みがないとわかり後ろ姿でも落ち込んでるように見える尾形主任…
それだけを見るとメチャクチャな状況だな…
でもさ……
とテーブルに肘をつき前のめりになって
コソッと話し始めるキョーコ
『尾形主任…経験豊富そうだからきっとズブズブにされて離れられない身体にされそうだよね』
「……。」
突然の発言にびっくりするも
クスクスと笑うキョーコ…そして頬が赤くなっていて…
あ、これキョーコは完全に酔ってる…
ヴーヴー
“強い酒とちゃんぽんさせて最低でも5杯呑ませろ”
「……。」
これからキョーコがどうなって
尾形主任にお持ち帰りさせられるのか…
簡単に想像がついてしまった俺は頭を抱える
だけど本当に尾形主任に逆らえない俺は
焼酎を1つ…と店員に注文した
いきなりすぎた質問にキョーコはびっくりして飲んでいたビールを止めテーブルに置いた。
『………え?ゲンジロちゃんと恋バナ??』
少し酔っぱらっているのか
頬が少し赤くケタケタ笑うも
いないよ。今は仕事が楽しいし出会いなんてないしね。
とちゃんと答えてくれるキョーコ
毎週恒例と成っている同期との飲み会
残業があったり用事があったりで来れなくなり
今回の参加者は俺とキョーコの2人…
さすがに今回の飲み会やめようか?とキョーコに言われるも
行こう!と強く言ってしまった。
俺はキョーコちゃんに聞かなきゃいけない事があるのだから…
「そういえば上司に得意先の案件頼まれてたな…」
『うん。ちょっとワガママで大変だけどこっちの案が通った時すごく楽しいんだよねー。
ってそうじゃなくてゲンジロちゃん彼女いるよね?なんで?ゲンジロちゃんと恋バナ?』
「いや………………あの、、ほら、この会社って独身多いからさ。」
お酒を飲んでいるキョーコですら
俺が変だと気づいたみたいで
怪しそうな顔でじっとこちらを見るも
なにか理由があるのだと感じ取ってくれたキョーコは
少しいじるもそのまま答えてくれる
『すごい変な間があったのは気にしないであげるよ。
たしかに独身多いよねー。女性社員にキャーキャー言われてるイケメン男性ってほとんど独身だもんね』
「そうそう…だから、ほら……尾形主任とか…どう思ってるのかなって……」
『えっ……尾形主任ってゲンジロちゃんの上司だよね…?』
ポリポリとオツマミの枝豆を食べていたが
突然の尾形主任の名前にびっくりした顔で見てくるキョーコ…
突然だろうが…これが頼まれた事なんだから仕方ない。
戦略等が苦手な俺に頼んだ尾形主任が悪いのだから……
『あー……うん。カッコいいよねーテキパキ仕事してるし…露骨に嫌な顔するときあるけど女性には優しいような気がするよ』
尾形主任の事を思い出すように考えながら
ぽつりぽつりと話し出すキョーコ
その内容もまあまあ良いようなイメージな気がして
思わず俺が嬉しくなる。
これなら尾形主任も……
「なら恋び」
『でもゲンジロちゃんよく愚痴言ってるよね。
いじめられてるしネチネチ文句言われるって。
声すら聞こえないけど…毎回ゲンジロちゃん泣きそうな顔になってるから本当は優しくはないし意地悪なんだろーなって思ってるよ』
「………。」
だんだん…良い印象から悪い印象に話になっていく
話そうとしていたが思わず黙る俺…
ヴーヴー
そしてタイミング良く鳴った携帯
連絡相手を知ってるから余計言葉が詰まるし内容見たくない……
“お前文句言ってたのか。殺す”
あぁ…やっぱり尾形主任からだ……
キョーコは全く気づいてないが…
キョーコの後ろの席には尾形主任がいる
俺からはがっつりと尾形主任の後ろ姿が見えるのだ
そしてふり返ってすごい目つきで俺を見てくる尾形主任
「………。」
余計な事言えない…どうしようか…
ヴーヴー
“ちなみにワンナイトはイけるのか聞いてみろ”
この人本当に最低だ。
部下の同期を食うつもりなのだろうか…
「ち、ちなみに…尾形主任とワンナイトはいけるだろうか…?」
『ブフッ…は!?ワンナイト!?』
最低だと思っていても後々が怖いので尾形主任に従う俺…
携帯を見ながら言ったため
キョーコがビールを飲んでいると気付かなかった。
おかげでゲホゲホと咳き込んでいる
『ワンナイトかぁ………』
「ワンナイト。駄目か……?」
『部署が違うにしろ同じ会社の人とセフレ関係は駄目なやつじゃん!』
イヤイヤと頭を左右に振るキョーコ…
そして見込みがないとわかり後ろ姿でも落ち込んでるように見える尾形主任…
それだけを見るとメチャクチャな状況だな…
でもさ……
とテーブルに肘をつき前のめりになって
コソッと話し始めるキョーコ
『尾形主任…経験豊富そうだからきっとズブズブにされて離れられない身体にされそうだよね』
「……。」
突然の発言にびっくりするも
クスクスと笑うキョーコ…そして頬が赤くなっていて…
あ、これキョーコは完全に酔ってる…
ヴーヴー
“強い酒とちゃんぽんさせて最低でも5杯呑ませろ”
「……。」
これからキョーコがどうなって
尾形主任にお持ち帰りさせられるのか…
簡単に想像がついてしまった俺は頭を抱える
だけど本当に尾形主任に逆らえない俺は
焼酎を1つ…と店員に注文した