○月○日
たまたま目に入った女が気になった
目が離せない…
初めて見る女なのになんでだ？？


○月✕日
あの日…気づいたら女の家まで付いて行ってしまい
それから仕事終わりは女の家の前を通るのが日常になってしまった
今日は帰ってくるのが10時…襲われても知らねーぞ


○月△日
最近友達と遊ぶ回数が増え毎日のように帰り時間が遅くなったアホ女…いやキョーコ。
心配で仕方ないから帰りは一緒に帰る事にしてやった。
安心しろ俺が守ってやるからよ…


○月◎日
おいおいまじかよ…
たまたま…まじでたまたまキョーコにぶつかってキョーコの持ってたコーヒーが俺にかかった…
これは運命なのでは？
めちゃくちゃ謝るキョーコ…可愛かった
怯えるキョーコ…可愛かった

俺の服に触れて俺の目を見て話すキョーコが…とてもとても…

今度クリーニング代を払うって理由でまた会う事に…
お金なんていらねーが次の約束しなきゃな…


○月●日
約束の日。
日中にキョーコに会った。
遠慮するキョーコにほぼ無理やり飯に誘う

遠くからみるキョーコよりやっぱ近くで見るキョーコのがいいな…
なんて考えてたらたまに後ろを不安そうに見るキョーコ…

どうした？と聞くと最近誰かに見られてる気がする。だと…
その誰か…たぶん俺か？
キョーコだから気づかないと思ってたけど…

てかよく２回目の俺にそんな話するな…
そんな簡単に他人を信じたら駄目だろ。
悪い虫がつきそうでマジで心配になる


✕月？日…
久々に日記を書く
あれからキョーコとはいい付き合いをしてる。

いい付き合い…男女の中にはまだなってないが
完全に俺を信じたらしい。

その誰かから守るため連絡を交換した。
その誰かから守るため…毎日駅で待ち合わせし一緒に帰る事に…
そんな誰か…なんていねーのにキョーコは俺を信じ俺の隣にいる。

嗚呼本当に可愛いなぁ？
笑えるほど単純で純粋で…
キョーコが俺を必要とする姿にだんだん貪欲にキョーコが欲しくなってる事気づいてないのも興奮してしまう。




怯えて俺に寄り添うキョーコは本当にずっと見ていられる…
今度は家の物を取ってみようかー？
ドアに悪戯してみるのもありだな…